2019年2月28日木曜日

明日から3月

この1週間、最高気温が18℃まで上がったりして散歩日和が続いたが、 残念ながら体調が今ひとつ優れず、散歩にも出かけずに終わった。
今日は朝から本格的な雨。気温は11℃まで下がったが、底冷えの寒さではない。
なんとなく春の雨めいている。


植えてから何年経ったのか知れない庭のキンカンが、
今年始めて、その気になって実をつけた。
雨に濡れてみずみずしいキンカンを見ながら、
今日、ハノイで始まった2回目の米朝首脳会談も、
こんな風に実を結ぶのだろうか?
と思ったり。


昨夜、家内の弟が我が家に泊まっていった。
ふるさとの中学同年生の75歳の集いに参加したついでのお泊りである。
この歳になると会える時に会って置かないと、次の機会は保証できないとばかりに、
家内が誘ったものである。
この1週間ばかり、持病(リュウマチ性多発筋痛症)が少し顔を出しかけていた折も折、
不自由なからだで弟の接待に気合を入れたせいか、熱まで出だした。
やっぱり頑張り過ぎは良くないようだ。
夫婦して自重に如かず、である。

2019年2月20日水曜日

ヤカン池の由来

ふるさとにヤカン池がある。浅山新田への農業用水の溜池だった。 終戦間近になって聚楽園旅館を接収して駐屯した兵隊が、この池で、鯉を養殖して、食料の足しにしていたことがある。
終戦になって兵隊がいなくなったあと、池をかいぼりしたので、ボクも泥だらけになって捕まえたことを記憶している。丸々と太った立派な鯉だった。終戦の夏だったか、その次の夏だったか?ボクの小学2年生か3年生の時ことである。
そのヤカン池という名前について、物心ついた頃、池の形がヤカンに似ているからと教えられた。
でも、ヤカンにしては細長いので、ずっと疑問に思っていた。
その疑問がようやく解けた。

名古屋の浅井七左衛門と大高の山口弥七郎が海を干拓して浅山新田を完成させたのが寛保元年(1741年)で、そのとき灌漑用水池もつくられた。
浅井七左衛門という人の屋号は「ヤカン屋」だった。
それ故、池の名前に屋号を冠したのが、池の名前の由来だそうだ。
以上は、東海市史資料編第一巻(国立国会図書館デジタルコレクション=非公開)に記載されているそうだから、多分、間違いないだろう。

同級生だったAさんは浅井七左衛門の末裔である。
ボクは子供の頃からそのことを知っていたが、新田名の浅山と名字の浅井が一致していないことに疑問を持っていた。
先日の昼食会でAさんが同席したので、そのことを確認した。
浅山は浅井と山口の頭文字に間違いなかった。
屋号を聞きそびれたから、来年、また会ったときに訊いてみよう。

伊勢湾台風のあった翌年、ボクはふるさとを離れた。
その後のふるさとの開発は凄まじく、浅山新田の先の海は埋め立てられ、工業地帯に変貌した。
灌漑用水池としてのヤカン池の役割はとっくに終わっているが、公園の景観に重要な存在になっている。
昔の灌漑用の導水路は今も残っているはず。

2019年2月18日月曜日

ふるさとの同年会


昨日は小中学校時代に近くに住んでいた同年生の、年一度の恒例昼食会。
ふるさとのS公園内のレストランに、女子8名、男子5名が集まった。
新顔が一人。誰だか?ボクには分からない。
訊けば、8年くらい欠席していたというから、
ボクには初顔。2年前に主人を亡くしたそうだ。
そういえば、連れ合いを亡くした人は、女子で3人、男子で1人。
4人ともおひとりさまになって、ますます元気という雰囲気であったから、
内館牧子の「すぐ死ぬんだから」の78歳の主人公を思い出してしまった。

2年前に舌がんの手術をした男子が二人いた。ふたりとも公表していないから、ぼく以外はこのことを知らない。
二人をこっそり引き合わせて、「同じ病気だったんだよ」と告げた。
「同病相哀れむ」かどうかわからないが、少しでも気分が楽になってくれればいいのだが、と思った。

帰りにSさん誘われるまま、お宅に寄って、歓談した。
普段は無口のボクが、喉が痛むほどに、おしゃべりした。
奥方に、「性格が違うのに、なぜそんなに仲良しなの?」と言われたが、
「お互いに補完し合うところがあるのでしょうか?」と答えた。
「幼馴染だから」というのはこういうことなのだろうと思う。
ご夫妻の心遣いと歓待が嬉しかった。

ふるさとのT市のコミュニティバスに初めて乗った。
1乗車100円だが、後期高齢者保険証を提示すれば無料。
本数も結構あって利用者も多いようだ。
その他、市内には1000客席の立派な芸術劇場があり、名古屋市をはじめ県内各地から借り手があるらしい。
愛知県には地方税不交付団体の自治体が16あり、東京都の10を抜いて全国一。
T市もその一つ。財政は豊かである。
ふるさとが栄えることはよろこばしい。

2019年2月15日金曜日

所得税と住民税では控除額が違う


住民税の申告書を仕上げて町役場の税務課に赴いた。
来週から受付が始まることを承知の上で、その前に出かけたのは、
今年から医療費の領収書の添付が要らなくなったというので、そのことを確認するため。
確かに、自分でExcelシートにまとめた明細書だけでOKだった。
係員は準備していった領収書には目もくれなかった。

一方、控除額の間違いを指摘された。
生命保険、地震保険、配偶者控除の金額には、所得税を申告するときと同じ数字を使うのは誤りである旨。
係員がその場で電卓を叩いて、数字を修正してくれた。
申告書はその場で受け付けてくれた。

ボクは、所得税と住民税では控除額が異なるという認識をしていなかった。
予め貰っていた申告書の記載要領をよく読まなかったためのミスである。
尤も、小さな文字で、且つ、スーッと理解できない記述方法にも問題がある。

住民税の申告書作成にも、所得税の申告書作成コーナーのようなものがあれば、こうした間違いは避けられるのにな~ぁ・・と思ったが、都道府県や自治体ごとに控除額が微妙に異なっているので、全国的に利用できる作成コーナーは無理という訳なのだろう。
ボクが調べた限りでは、柏市などが住民税の作成コーナーを提供しているので、部分的に利用できるようだ。来年からはそちらを利用してみよう。
そう思いながら探してみたら、有った!住民税の自動計算サイトである。
https://juuminzei.com/keisan/
ここを使えば間違いのない申告書を作れるだろう。

ボクには今年はもう用済みだが、来年からはこのサイトを使ってみよう。

なお、住民税は所得割(都道府県民税は課税額の4%、市町村民税は同じく6%)に均等割(各自治体が決めた額)を加えた額だと、この機に勉強させてもらった。
ついでのことながら、名古屋市は全国で一番住民税が安いらしいが、同じ愛知県民ながら、わが町は全国の平均レベルのようだ。

2019年2月12日火曜日

3ヶ月検診 肺にガンなし

縦隔のリンパ節からガン細胞が見つからず、サルコイドーシスの疑いという新しい診断を受けてから3ヶ月経過した。今日はその受診日。

まず、CT画像では、肺には新たなガンの発生は見られず、
疑わしかった4つの縦隔リンパ節のうち3つは消えたり小さくなっていた。
残る1つの一番疑わしかったリンパ節は、直径10mmを超えていて、縮小は見られなかった。
次に、血液検査では、ガンマーカーのCEAが、3ヶ月前の7.8から今日は7.1に減少していた。
以上、ガンの可能性はほぼなくなったという再確認の結果になった。

サルコイドーシスについては、
3ヶ月前の血液検査では血中ACEが12であり、基準値20以下だから重篤性はないと、
診断された。
以上の結果から、次回の検診は3ヶ月後とする旨の診断になった。
要するに、様子見という診断だ。

最近、体調は決して良くない。
むかつきあり、みぞおちから胸部にかけて締めつけ感あり、食欲不振など、依然として解消しない。
逆流性食道炎ばかりではなく、あるいはサルコイドーシスの影響があるのではないかとも疑っているのだが、どうやら後者とは関係なさそうである。
とりあえず、ガンの心配はないことを喜びたい。

2019年2月5日火曜日

洗濯機の更新


1997年製のSHARP全自動洗濯機(洗濯量6.5KG)がギーコギーコと鳴り出してから半年以上になる。
パルセーターは問題ないことは分かっている。クラッチ機構が組まれているかどうか知らないけれど、なんとなくクラッチが滑る音に似ているから、洗濯槽の揺らし洗いのときに懸るブレーキの効きが悪くなっているのだろうと思っている。
分解して調べるのがボクの趣味だ。
しかし、仮に原因がわかったとして部品交換できるのかどうか?20年以上前の機種だから部品はないと思わなければならないので、無駄な抵抗は止めた。

機種選択で、中国製のハイアール、ホンハイに身売りしたシャープ、中国製ラジカセを買って痛い思いをした東芝、手頃な価格のものがないパナを除く消去法で、日立を選んだ。Made in Thailandだった。

我が家には、もう一つ全自動洗濯機(洗濯量4kg)があって、同じ場所に並んでいる。
息子が結婚するに当たり不要になったので、我が家に引き取ったやつだ。
これも1997年製の年代物でNational製(パナではない)。名前からして年代物と分かろうといういうもの。普段使いしていないから、傷んでいない。今でも立派に動く。
だから、SHARPがたとえ動かなくなってもすぐ困るという訳ではなかった。
そのためギーコギーコとうるさい音出し続けたわけだが、さぞやお隣さんにはご迷惑だっただろう。

洗濯機の更新が済んだところで、家内が給湯器の心配をしだした。
ボクが先に逝ったあとで故障したら「どこへ頼めばいいの?」と言う。
家内はおひとりさまを想定しているのである。
給湯器は8年前に更新して、去年の11月に7年間の保証期間が切れたところ。
平均的な更新期間は10年らしいから、まだしばらくは大丈夫だろう。
でも、その前に、ボクがおさらばしているかも知れない。
家内の心配はもっともである。
急いで、これはと思われる見積もり先をメモして家内に渡しておいた。
転ばぬ先のメモ。即ち、終活だ。
そろそろ本気で考えるかぁ・・・・?


2019年2月3日日曜日

期日前投票


今日は愛知県知事選挙投開票日。
候補者は、自公、立民、国民が推薦した3期目を目指す現職と、共産推薦の新人との一騎打ち。といえば格好がいいけど、結果は、選挙する前から決まっているようなもの。

ボクは投票場の雰囲気が嫌いだ。
数人の立会人注視の前で投票する雰囲気にどうはどうしても馴染めない。
不正投票防止のためにはやむを得ないことだと承知はしていても、疑いの目で監視されていることに他ならない。

期日前投票ならそんな気分が少しでも軽減されないかと期待して、
2日前に役場まで出向いて投票してきた。期日前投票の事由項目の外出に丸を打った。
午後3時すぎに訪れたのは時には投票人はボクら夫婦のみ。
室内に入ったら、係員と立会人合わせて78人から一斉に注視された。
「ご苦労さま」と声を掛けられたのが救いになったが、自分が監視されているという感覚は、ここでも同じだった。

わが町の選挙人登録数は28,000千人。
投票率30%そこそこと推定される今回の選挙では、投票者は8,400人程度になるか?
県選管発表では2日前までの期日前投票者は約8%だという。当町に当てはめれば28,000×8%=2,240人。
1日前の期日前投票を合算すれば期日前投票した人はもっと増えるから、
投票した人の3分の1くらいが期日前投票したものと推定される。
このために連日期日投票会場には7、8人もの係員と立会人が詰めていたことになる。
ご苦労なことだと思う。

こんな選挙にしたのは誰だ!

2019年2月1日金曜日

確定申告の試算

今週月曜日に企業年金基金連合会から源泉徴収票が届いて、確定申告に必要な書類が全部集まったので、税金の試算してみた。

所得税は16000円ほどの計算になったが2つの年金を合わせても年間収入合計が400万円以下だから確定申告は必要ない。
しかし、配当金で源泉徴収された税金があるので、これを取り戻そうとすると、
この数字が生きてきて、合算しなければならない。
その結果は、僅かばかりながら、税金を払わなければならないと計算できた。
だから、配当金の税金を取り戻すのをやめにする。
以上の試算で、所得税の確定申告をしないことに決めた。
なお、家内の配当金の源泉徴収額はそっくり戻ってくるから、確定申告して取り戻すつもり。

住民税の方は確定申告すると9500円ほど軽減できる。
これは医療費が嵩んだ影響が大きい。何しろ、去年は夫婦で4回も入院騒ぎをしたから。
町役場から申告用紙も届いている。
あとはじっくり書き込めばいい。

わずかばかりの金額のことながら、捨て置けない。
子供の頃には親から「たとえ1円でも落ちているものは拾え」と教えられた。
年金生活者のささやかな意地でもある。