2014年1月31日金曜日

STAP細胞のニュース

昨日は、理化学研究所の若いリケジョが万能細胞(STAP細胞)を世界ではじめて作ったというビッグニュースが駆け巡った。
去年の春、英科学誌ネイチャーに投稿した際は、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄していると酷評され、掲載を却下された」という程、信じられないような発見だったと言われりゃ、ニュースを見る方も、ほう、そんなにすごい発見なのか!と興奮してしまう。
STAP細胞が打ち破った常識は「動物細胞でも外的刺激で初期化した」というのが話の本筋なのだが、
それをを聞いて、今まで何度聞かされても素直に理解できなかった山中教授のiPSのことが、何となく理解できるようになった。一言で言うなら「細胞の初期化」ということであり、若返りにつながると言われりゃ、これまた夢のある話ではないか。

理化学研究所を初めて知ったのは大学4年生の春に行われた見学旅行の時。
理化学研究所も見学のコースの中に入っていた。今は、行った事があるというだけの記憶しかない。
発見者の小保方さんが神戸の理化学研究のユニットリーダーだという。
聞きなれない職名だからというので、理化学研究所について少し調べたてみた。
研究者には常勤と非常勤があり、非常勤は1年毎の契約であり、研究成果が出ないと契約延長はないというから、仲々厳しい。
文部科学省所管の独立行政法人であり、必要経費はほとんど国から出ているようだ。
財務諸表、損益計算書も公表されている。
資産規模3350億円、事業規模1140億円で、総利益は13億円ほどの黒字である。

かって、蓮舫議員が「1番でなきゃいけないんですか?2番じゃダメなんですか?」と言ったことを思い出した。
やっぱり科学技術の世界は1番であって欲しい。

今回も1番だったから日本人に心地よいニュースになった。

2014年1月30日木曜日

ブルーベリーを弱らす犯人見つけたり!

一昨日と昨日の暖かい日差しに誘われて、めっきり樹勢が衰えたブルーベリーの鉢を植え替えた。
引っこ抜いてビックリ!コガネムシの幼虫がゾロゾロ。
数えたら、昨日の一鉢から12匹、今日の一鉢から24匹。
二鉢とも根っこを水ですっかり洗い、古い土を取り除いて植えつけた。
うまく根付くかどうか?
元はといえば枯れかけたのを手入れして1年生き伸びた鉢だから、枯れて元々ではある。
残り4鉢。これも順次植え替えしよう。
時期を見てダイアジノン粒剤を撒いておこう。

昨日までの天気が一転、今日は終日雨の予報。

作業は明日に持ち越し。

2014年1月27日月曜日

自分の葬式を考えた

会員になっている葬祭会館が葬祭見学相談会と家族葬講座を開くというので家内と二人で出掛けてみた。

先ずは昨日が相談会。開会時間中はいつでもどうぞというスタイルだった。
午後イチで出かけたところ、先客は女性1人だけ。夫々、個別に相談に乗ってくれた。
対応してくれたのは厚生労働省認定 葬祭ディレクター1級の肩書を持つ 支配人。
まだ若い。40代前半とみたが、話は明快であり、こちらの質問に過不足なく答えてくれたから、さすがは支配人だと、変なところで感心した。
当方のような、無宗教、無信心、地元と密着度が薄い人間にはどんな葬式がいいのでしょうか?と投げかけた。
どんな形でも対応しますと言いながらも、こちらの意向を加味しながら諸事いろいろ考えていくと、
家族葬で行い、真宗大谷派のご寺院にお願いするのがよろしかろうといういうことになった。
ただ、家族葬というのは、そういう形式があるのではなく、一般葬の形式のうち、親族や親しかった友達、ご近所などのほかは会葬をご辞退いただくという形にすぎないということなのだそうだ。
なるほど、そういうものかと納得した。
ついでに、密葬と言うのはどういう形式かと問うたら、本葬を後日行うという条件付きの家族葬みたいなものだと、明快だった。

今日は家族葬講座を受講した。
20組限定と言われていたが、集まったのは17名だけ。夫婦で来たのが7組。女性のお一人様が3名。
昨日のうちに家族葬のレクチャーを個別に受けたようなものだから、本当は受講する必要もない内容だったのだが、それでも葬儀屋が何をしてくれて、遺族が何をしなければならないかを確認できたから、それはそれで有意義だった。

今現在、自分の葬式形式にはこだわりはない。
しかし、結局のところ、今まで漠然として考えてきたところに収まるべくして収まるだろう。
そのことを、家内と一緒に確認した。
これで終活が一歩前進したかな?

2014年1月20日月曜日

医者が患者を選んだ(診察拒否)

今日、風邪薬を処方して貰いたくて近くのE医院を受診した。
E医院は今日が初めて。
今までのかかりつけ医であるK医院の先生は、こちらが他所で受診したときの内容を話しだすと、やんわり拒否反応を示す。ボクにはそれが不満だったのでかかりつけ医を替えてみたいと思ったからだ。

まず、受付が「どうされましたか?」と訊いて来た。
ボク、「2週間ほど微熱が続いています」と応えた。
その後、採尿と体温測定。体温は37.2℃。
1時間半待たされて、やっと診察室に呼び込まれた。

50才なかばと思える医師が椅子に座っており、脇に看護師が立っていた。
ボクは「今日は、よろしくお願いします」と言って頭を下げた。
医師からは挨拶が返ってこなかった。

医師の前には患者用の丸椅子が置いてある。
そこに腰掛けようと近づいたが、医師の一言で立ちすくんだ。
医師曰く「微熱が続いているというだけでは診察の仕様がありません。血液検査をしてからその結果によって診察しますが、どうしますか?」と。因みに、採血の結果は今日中に出て夕方からの診察に間にあうと言った。

座れと言われないからボクは立ったままで、来院の目的を述べた。
3日前に日赤の呼吸器外科で風邪薬PL1㌘を処方され、それを2日半飲んだが、熱が下がらないこと。
熱が下がらなければ近所の医療機関で診察を受けるように指示されていること。

ここで看護師が見かねたのか、やっと椅子に腰掛けるよう促したから、ボクは腰掛けた。
医師は更に言った。
「PLは総合風邪薬として医師が唯一もっているクスリ」
「診断された医療機関で診てもらうのが原則だが、それでもというのなら血液検査を済ませてからだ」
と。
この間患者との目線を合わすのを避けている様子あり。
患者に口を開けさせ、喉の様子を見ようともしない。

これほど酷い応対をされたら、いくら温和なボクでも切れる。
でも、高ぶる気持ちをグッと抑えて、最後の一言。
「では他所で診てもらいます」と言って席を起った。

受付にはすぐ指示があったようで、「今日はお支払いは要りません」と言った。
ボクは内心「当たり前だろう!」と言いたいところだったが、ここもグッと堪えた。

医師はなぜ頑なにまでボクの診察を拒もうとしたのか?
ただ微熱が2週間続いているという情報だけしか患者が言わなかったのが、気に食わなかったのだろうか?
もし情報が足りないと医師が思ったのなら、診察で患者の情報を聞き出すなり診察するなりすればいいだけの話だろう・・・?それが医師という者じゃないのか?
ここまで読んでく下さった方は、ひょっとしてお前の態度が悪かったんじゃないの?と思うかも知れない。
とんでもございません。ボクは終始冷静にして礼を失するようなことは一切ございませんよ。

以上、世の中には患者を選ぶ医師もいるというお粗末な一節。
3年半前にも同じ某私立医大卒の医師から酷い言われ方をされたことがある。
どうやらボクには某医大卒の先生は鬼門にあたるようだ。

午後になって、K医院の診察を受け、日赤で処方されたPLのことも正確に伝えた。
先生、いつもの通りニコニコと診察し、クスリを処方してくれた。
ボクはE医院で診察拒否されたことは秘した。同業者同志、何処でどう繋がっているかわからない。
多少の不満は残るが、かかりつけ医はやっぱりK医院でよしとしよう。

2014年1月18日土曜日

術後6ヶ月検査

昨日は肺ガン転移再発手術6ヶ月後のCT検査。
先生からお腹の方まで撮影するように言われているので、スボンを大腿部の付け根まで下げて下さい、と技士が言った。今まで何回もCT撮影していたが、これは初めてのこと。
診察で主治医はCT画像をボクに見せながら、腹部から肺部までスクロールして、肝臓も肺もキレイですと診断した。やはりというべきか、先生は他の臓器への再転移を懸念していてくれるらしい。
何はともあれ、異常なしと聞いてホッとした。
CT検査で腹部のすべての臓器について診断できるのかどうか?は、敢えて質問しなかった。
先生は出来ることをしてくれたのだから、それでよし。余分ことを考えるのは止めた。

実はここ10日間以上にわたり喉の痛みと37℃前後の微熱が続いており、
昨日は37.6℃の発熱を押しての通院だった。
そのことを先生に話したら、「風邪薬を処方しましょう」と言って、処方箋を出してくれた。
患者に手も触れず、マスクをしたままのボクにマスクを外せとも言わず、
アレルギーはないですね、咳はどうですか?と問うただけ。
これで、別の診療科や近所のクリニックをあらためて受診する必要もなくなった。
ありがたや、ありがたや。
それにしても呼吸器外科で風邪薬を処方されるとは意外や意外。

処方された薬は写真のこれ!
PL 1g シオノギ の名前は忘れもしない。未だ健在だったのかと驚いた。
48年前に工場勤務を初めて以来、しばしばこの薬の小袋に泣かされた。
牛乳ビンに入れられると透明袋は検瓶機でも検瓶者の目でも発見が難しい。
だから異物混入のクレームを随分と頂いた。
消費者の目も甘かった時代だったから、何はともあれすっ飛んで行ってアタマを下げれば、大方は許してくれた。
今から考えれば大らかなよき時代だったと思う。


薬は昨夜と今朝と2回飲んだが、効いた様子はない。それなりの薬のようだ。

2014年1月17日金曜日

パソコンの選択眼


パソコン購入者の総合満足度について、日経BP社のPC onlineニュースがアンケート調査結果を発表した。
デスクトップで、ボクが昨年11月にXP後継機として買ったM社が第2位に入っている。
ボクの選択眼に狂いはなかったようだと、自己満足。
1位はE社。この社の製品はサービスの良さに定評が有ることをボクも十分承知している。
ボクのWin98SEはこの社の製品たった。しかし、E社はコスパで他社に負けている。
それとは逆にM社はコスパで他社を圧倒した。
どちらも国内で組み立てている。

いまどきのBTO(オーダーメイド)パソコンはどのメーカーでも使用するパーツは似たり寄ったりだから、
機能的に差別化するのが難しい。だから、メーカーによってはmicrosoft office を付けたり、テレビを見られるようにしたりして何とか買い手の気を引こうとするが、そういうものは抜きにして考えればいい。必要なら後でインストールするなりハードを追加すればいいだけのこと。

E社を選ぶかM社を選ぶか?
お金のことは二の次にして、より故障や操作が判らない時などに相談に乗ってくれることを期待するならE社。
トラブルも何とか自分で解決出来ると思うならM社。
ボクはお金がないから、トラブルは困るけれども、その時はその時でなんとかなるさ・・・、ということでM社を選んだ。


尤も、いとも簡単に選んだ様に聞こえるかもしれないが、厳選に厳選を重ねたとだけ付け加えておこう。

2014年1月11日土曜日

ネット炎上

今日の中日新聞が「新幹線 謎の炎上3連発」と題してコラムを載せた。
有楽町のパチンコ店炎上で新幹線が大混乱した折に、ある若い女性がグリーン車が空いていることに異議を呈したことから始まって、その女性が参院議員有田芳生の娘だとされて、炎上。
グリーン席で赤ちゃんが泣いたら他の客が舌打ちしたと嘆いたツイッター氏に、ホリエモンが「舌打ちくらいいいんじゃないかと思ったりする」などと反応したことから、大論争になった。
タレントのTが娘をグリーンに乗せた写真をブログに載せたら、「子供のくせに」とか「非常識」とかと、叩かれた。

3日前にボクは雨の降るなか傘をさして自転車で買い物したことを、このブログに載っけた。
老いたりといえども未だそれなりの運動神経は残っていると言いたかったのだ。
しかし、翌日このブログを削除した。
傘をさして自転車にのるのは道交法違反だと知っていながら乗った、というところが心に引っかかっていたのだ。
もとより、ボクのブログを見てくださるのはごく僅かの方々だけだから、ボクのブログが炎上するようになるとは思わない。
昨年、ネット炎上が流行語になったことが記憶に残っていたせいもあるが、
善良なる国民の1人としての矜持を保ちたい、と思っただけのこと。
コメントを頂いていたNさん、Yさん、Hさん、ゴメンナサイ。

そういえば、削除したブログの公開日に閲覧者が22人いたから最近では多い数字だ。
ネットショッピングのためにあちこちのサイトを閲覧たあとに、しつっこいバナー広告が出るのが当たり前になった今日である。検索技術が進歩しているから、「道交法違反」という言葉だけで検索すればボクのブログも引っかかったかもしれない。

ブログといえども油断は禁物と心得よう。

2014年1月6日月曜日

初詣


散歩に出た帰りに氏神さまの前を通りかかったのでお詣りしてきた。これがボクの初詣。
ここの神社には神官が住まいしている。
他には町内に神社と名がつくところはいっぱいあるが、神官が住まいしているところはないから、珍しい存在と言える。

子供の頃、それもまだ終戦前のこと、正月には親父に連れられて氏神さまに初詣するのが習慣だったと思うが、
記憶は定かではない。終戦後は氏神さまにお詣りすることはなかった。氏神さままで少し距離があったせいもある。
近所の人もそうだが我が家で初詣といえば熱田神宮に詣でることだった。ここに詣でて初めて初詣の気分になった。
なぜ熱田神宮でなければならないかは知らない。多分、大勢が出かけてお詣りするからご利益も多いだろうと思うからかも知れない。要するに、付和雷同型のお詣りに過ぎないのだと、今では思う。

日本人の心のなかには八百万の神が存在する。
初詣に今年は何処へ行こうか?遷宮が済んだところだからお伊勢さんに行こうか?と言っても誰も不思議には思わない。要するに、自分の気が済むところでお参りすればいいのである。

安倍総理が靖国神社を参拝したことに中韓が猛反発し、アメリカまでが暗に非難している。
その根源は靖国に戦犯が合祀されていることにある。合祀されていなければそうした反発はなかろう。
国民のなかにも近隣諸国と摩擦を起こしてまで国のトップがお詣りすることも無かろう、という意見も多いようだ。
しかし、考えるまでもなく日本人の精神構造では、生前が罪人であっても死をもって償えば、死後は弔われるのである。機関銃で木っ端微塵に打ち砕いてせいせいしたというような野蛮な国とは異質なのだ。
だから、戦犯が合祀されていても霊に祈りを捧げることに抵抗を感じない。ましてや戦勝国側だけで一方的に行われた極東裁判の戦犯たちである。
日本人のこうした精神構造が理解されない限り、この問題は解決しないだろうと思う。
精神構造の変換を強いられることに日本人は耐えられるのだろうか?


初詣を済ませて、そんなことを思いながら帰ってきた。

2014年1月4日土曜日

平穏な年明け


 さむそうに 森の木たちが 雪かぶる (小1の孫娘)
 来て嬉し 帰って嬉しい お正月 (ジイジとバアバ)

暮れから来ていた娘と孫が昨夜、渋滞の中を帰っていった。
帰着がいつもより1時間遅れだったというから想定内。
パパは1日遅く来て、1日早く電車で帰った。その分、自分の趣味に没頭らしい。

元旦早々、雪だるまを作りたいという子供たちのために、娘夫婦一家は1時間半かけてひるがの高原へ。
1の孫が車中で即興に口ずさんだ1句。
口ずさんだ本人よりもジイジとバアバと娘と婿殿のほうがひとしきり感心して、馬鹿ぶり発揮。



やっと開放されたジイジとバアバの口から出る言葉といえば、例の如し。
それでも、息子夫婦が風邪のために、帰省をドタキャンしたから、少しは負担が減った。
 早々に 引退したいと 妻こぼす
こぼす言葉に年々重みが加わるようだ。