2017年6月28日水曜日

半夏生近し

今年の半夏生は夏至から数えて11日目の7月2日。
農家の人はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年であってもこの日以降は田植えをしないと言われる。
その日を間近にして、綺麗に田植えを終えた田んぼがのどかに広がった。
田んぼ脇を流れる木津用水はフル稼働。
用水に濁りがないから木曽川本流も濁っていない証拠、
未だ未だ上流の降水量が少ないということなのだろう。
  
  

散歩コースで半化粧が見られるのは一箇所だけ。
今年も花を咲かせた。
本来の名前は烏柄杓(カラスビシャク)なのだが、
半夏生の頃に花をつけるので半夏生と呼んだり、
葉が半分白くなって半分化粧したように見えるから半化粧と呼んだり。
半化粧でも半夏生でも、どちらの呼び方でもいいようだ。

そうそう、この日にタコを食べる風習があるところもあるという。
三河湾の日間賀島はタコの産地だけれども、今まで、尾張地方で半夏生にタコを食べる習慣があるとは、とんと聞かない。
商魂たくましいスーパーがこの日にタコを宣伝するかどうか?今年は忘れずにチラシをチェックしてみよう。

2017年6月27日火曜日

肺炎の原因は誤嚥かも?

肺炎に罹っていたことが判って以来、日頃から気を付けているにも拘らずどうして肺炎に罹ったんだろうという疑問が頭から離れない。そして思い当たったのが誤嚥性肺炎。
はっきりと誤嚥したお覚えはないけれど、睡眠中に口腔、鼻腔の汚れた分泌物が本来胃に落ちていくはずなのに、気管に漏れ出たかも知れない?
気管の蓋の役目をしている喉頭蓋が老化したために。

そんなことを考えていた折から、「肺炎がいやなら、喉を鍛えなさい」という本の新聞広告が目に飛び込んできた。既に20万部売れ、三洋堂書店で売れ筋No.1の人気本だという。直ぐ、近くの三洋堂書店へ自転車で駆けつけた。店に入ったら直ぐ目の前に売れ筋No.1のポップを掲げて陳列してあった。

まずは誤嚥性肺炎。「ムセや咳のない誤嚥」は、誤嚥全体の30~70%も有るといいい、知らず知らずのうちに誤嚥して肺炎を発症している人もかなりいる、と記されている。ボクはウンウンと頷いた。
そして、咽頭蓋(のど仏)を動かしている「喉頭挙上筋群」を鍛えれば誤嚥が改善すると説く。
そして、その為に「のど体操」を勧める。

ボクにはこの体操をやるやらないの問題ではなく、やらざるを得ない段階にあると認識した。
のど仏が下がると(喉頭挙上筋群が弱まると)飲み込み力が低下するが、ボクにはそのチェックリスト21項目のほとんど全部が該当しているのである。
8つある「のど体操」全ては無理かもしれないが、出来るところから始てみよう。
「継続は力なり」と自らに言い聞かせながら。

2017年6月21日水曜日

2週間ぶりの雨


名古屋の梅雨入り宣言が出たのが6月7日で、それ以来雨なしが続いていたが、
今日6月21日にやっとは本格的な雨になった。
梅雨時に干天の慈雨だ!なんていうのはちょっと変だが、感じとしては当たっている。
お陰で、昨日までは暑さで外出するのも億劫だったが、今日は、傘を指してでも散歩に出る気になったのだから体は正直だ。

図書館まで往復3,500歩。ちょうどタイミングよく雨が途絶えたところだった。
倦怠感が無くなったから、以前の歩行テンポに戻った。
でも、咳は相変わらず出る。喉が弱っているのは承知しているからそのせいだろう。
少しの気温の変化に敏感に反応して、水っ洟が出るのは相変わらず。

本は、黒川博行の疫病神シリーズから2冊、半藤一利の肩のこらない昭和史ものを1冊借りた。
最近、読むのはもっぱらエンタメもの。
内田康夫、東野圭吾、宮部みゆき、今野敏、などがボクにはちょうどよいが、読み漁ったので未読が少なくなった。次は誰にしようか?あれこれ試し読み。そして、黒川博行に行き着いた。
彼の関西弁のアクの強さにどこまで堪えられるかな?
梅雨時の暇つぶし対策はこれでよし。

2017年6月19日月曜日

泌尿器科の最終診断 

ブログ日記が10日間も空いてしまった。何故かと云えば、肺の炎症を慮って外出を控え、家に閉じこもってひたすら排尿チェックするだけの、変化のない日が続いたから。

前に遡れば、5月26日に肺に炎症が見つかって抗菌剤(レボフロキサシン)を1週間飲み続け、飲み終わったのが5月31日。
その3日後の6月3日に1日だけ熱が出て、38.1℃に達した。
すわ大変!と思ったら、翌日の6月4日にはストンと平熱に下がった。
それ以降、ウソのように倦怠感が無くなった。
これほど体調が良くなったのはのは、肺炎のために飲んだ抗菌剤のお蔭なのか?はたまた、前立腺肥大症の薬のユリーフを5月30日から止めた効果なのか?
ということを前に書いた。

それに結着をつけたのが今日の泌尿器科受診だった。
先生は開口一番「薬を止めたらデータはどうなりましたか?」と来た。
先生も、ボクの集めたデータに興味を持って呉れたのが嬉しい。
ボクは早速、例の平均尿流速の散布図を見せた。
先生、「薬の効果はあるけど大した差はありませんね。薬は止めましょう。ウロフロメトリーのデータでも治療を要する程のこともなかったですし。」と判じた。
ボクも先生の結論に異論なし。
求めに応じて、散布図を先生に差し上げた。

ついでに、ボクは「倦怠感が無くなったのはレボフロキサシンの効果なのか?ユリーフを中止したためなのか?どちらでしょうか?」と質問した。
先生、「効能書きの副作用には上がってないけど、倦怠感を訴える患者さんは多いです。」と言い、ユリーフの副作用を肯定した。
そうか!、そうなんだ!

未だ結論を出すのは早いかもしれないが、これで約5ヶ月間続いた訳のわからない倦怠感や腰痛、胸痛、肩痛、大腿痛を起こした犯人がやっと見つかったようだ。
元はと云えば、ユリーフがよく効いたと思い込んで、膀胱炎が治ってからも飲み続けたいと申し出たボクが悪かった。
やはり薬は慎重に使わなければいけない。反省して、泌尿器科の方は一件落着としよう。

2017年6月8日木曜日

物言う排尿データ

我ながらよくやったと思うのが、排尿のたびに尿量と排尿時間をチェック。
これを、この2ヶ月間で30日間やった。
その結果を横軸に尿量、縦軸に平均尿流速にして散布図にしたのがこれ↓。
黒点はユリーフの服用を中止た5日目以降のデータ、赤点はそれ以前のユリーフ1錠服用期間のデータ。服用を中止してからのデータがまだ少ないので測定は継続するが、ここまでで大体の傾向ははっきりしたと思う。

ユリーフを服用しない時は、膀胱に溜まった尿が多いほど放尿の勢いがいいのだが、それも限界があって、300ml以上になると膀胱が伸び切って収縮力が減ってくる。何だか、弾力性が落ちたゴム風船みたい。でも、150ml以上の排尿では平均尿流速が、治療のボーダーラインの5ml/sをなんとかをクリアしてる。これなら合格点範囲だろう。
更に、ユリーフを服用すると、放尿の勢いは増し、膀胱の弾力性ももう少し堪えられるように見えて、薬の効果は歴然。

この図から、次の値を読み取った。
トイレに行きたいと思う時のボクの尿量は200ml前後が多いこと分かったわけだが、
200mlのときのおおよその排尿時間は薬なしでは40秒、薬を飲むと31秒に短縮されると推定できた。
ついでに、我慢の限界近くの300mlになると、薬なしで49秒、薬を飲むと35秒と推定できる。
言い換えると、排尿に40~50秒かかっていたのが、薬を飲めば5~10秒短縮できると云うこと。この程度の差ならわざわざ薬を飲まなくても許せるだろう。
その他、薬を飲めば尿のキレも良くなるし、尿漏れも少なくなることも分かったが、これも問題にするほどではない。元々頻尿ではないし・・。
よって、次回の受診で先生に治療の終了を求めることにしよう。

余談だが、ユリーフに重大な副作用があるそうだ。それは「射精障害」。大砲を撃てども空砲だったということになるとのこと。傘寿のボクには無縁の話。問題はその他の副作用。
そのほかには下痢、口渇、めまい、鼻閉などが主なものだが、胸痛、腰痛、倦怠感、下肢脱力感等などもあるらしい。ボクの悩んだ体調不良に似たものが並んでいる。
もしかして、この薬のせいか?、と思わないでもない。
ユリーフはα1受容体への交感神経からの刺激をブロックするので、過度の前立腺収縮を抑えるというのが作用機序らしい。でも、α1受容体といってもα1A、α1D、α1Bの3種類あって、前立腺以外にも存在するα1Dやα1Bに対しても、ユリーフが弱いながらも作用するので、それが副作用に繋がるということのようだ。
考えすぎかもしれないが、疑わしきは排除するに限る!から、やっぱりユリーフは止めよう。
 次回受診は11日後の6月19日。ここでケリをつけよう。

2017年6月4日日曜日

先生の診断に賭けた

昨夜のこと。
尿意と発熱の兆候で夜中に目が覚めた。ときは3時10分。
尿量350mlは普通。熱は38.1℃。
前夜の就寝時に37.4℃と、既に発熱の兆候があったとは言え、これは明らかに異常なり。
前々日から、処方されていた1週間分のレボフロキサシン(抗菌剤)は飲み終わっているので、
さては、薬が効かなかったのか?と疑った。
先生の言い方が「炎症があるので軽い薬を出しておきます」と、如何にも軽かったので、
安心すれども、何となく不安を感じたいた矢先のことである。
このまま肺炎が進行したらどうしよう?、と不安が広がった。
今日は土曜日だから病院は半日、しかも先生の外来診察は火曜、金曜日だから、困った!困った!こういうことは、得てして、週末に起きるんだ。
そう思いながら、まんじりともせず、時どき体温を測りながら夜明けを迎えた。
熱は徐々に下がり、9時半には37.1℃まで下がった。
気がつくと、胸から肩にかけての痛みや腰痛、体全体の怠さが少し和らいでいるのに気がついた。これは何?容態が悪くなるかと思ったら、良くなった?
こうなれば、病院に行かずに様子見しかないと腹をくくった。

それ以降昨日の夕方まで37℃を前後し、18時以降、やっと37℃以下に落ち着いた。

そして今朝。
5時に排尿、400ml。体温36.4℃。今までになく低い。
これまで平熱だと思っていたときよりも0.3~0.4℃低い。
未だ完全とは言えないが、体が軽い!
これで1ヶ月半以上続いた体調不良が解消できれば嬉しいのだが。
ともあれ、ジタバタしないで先生の診断に賭けてよかった!