2016年1月31日日曜日

体温計考

整形外科のマッサージに通って3週間経ったが、結果は芳しくない。
先週の月曜日に若い整体師が力を入れて揉んでくれたせいなのか?どうやらまた揉み返しが起きた。そのうえ、ブルーベリー6鉢の植え替え作業をしたものだから、余計に肩首を痛めることになった。こういう時は微熱が続く。
微熱が続けば体温計が離せない。
その体温計だが、ボクは今まで間違った使い方をしていた。

我が家には水銀体温計が1本、電子体温計が2本の計3本ある。
そのうちもっぱら使うのは電子体温計。
1本は電子音が鳴るけれども、もう1本は鳴らない。
老人性難聴で体温計の電子音は聞こえないから、音は鳴らなくても問題ない。
ただ、どちらも年代モノの予測式体温計だから予測検温が終わるのに5分程度かかるというのが難点。そんな体温計でも5分経てば測れるので、問題ないと思っていたのだが・・・・、それが誤り。正しくは10分間待たないと正しく測れないらしい。


そのことを説明するためにテルモのHPから図を借用してきた。
最近の電子体温計は予測検温と実測検温が出来るように作られているのだが、
体温は計測を始め約20~30秒で予測検温を終了して電子音を鳴らし、予測体温を表示する。引き続き体温計を腋に挟んでいれば数分後に実測体温の表示に切り替り、実測体温を測り続け、約10分で終了の電子音を鳴らす。
実測体温は約10分経たないと正しい値が出ないので、途中の計測値は低く出ることになる。

という訳で、電子音に頼らないで5分程度で終了していたボクは、正しい実測体温を測っていなかったことになる。
因みに、水銀体温計にしても電子体温計にしても、すべての体温計で実測体温を測るときは10分以上の時間を掛けなさいと説明している。

ならば体温計を10分以上抱えていればいいわけだが、暇人と云えども毎回10分という時間を掛けてはいられない。やはり、難聴者向けの体温計が必要だ!と云うことになる。
そこで、難聴者向け体温計で検索してみた。
ヒットしたのは2つ。
一つはバイブレーター機能付き。でも、唯一あったシチズンのそれは終売になっていた。何故売れなかったんだろう?
もう一つは高音量のメロディー電子音で知らせるというテルモの商品。
たったこれだけ!思わずつぶやいた。
体温計業界さん、難聴老人を軽視していませんか!

斯くして、「メリーさんの羊」のメロディーが流れるテルモを買わざるを得ないようだ。


2016年1月23日土曜日

水道の凍結防止

来週月曜日に大雪が降るかもしれないというので、今日のうちにマッサージを受けようとする患者が多いのだろう、整形外科は大繁盛だった。
今日、整体師が「大分柔らかくなりましたね」と言った。
自分でも背中から肩首に掛けて、筋肉が柔らかくなって来たように感じる。
何故こんなにカリカリに固くなったんだろうと思うが、原因はわからない。
今週は一日置きにマッサージを受けたが、どうやらこのペースでよさそうだ。

今週の水曜日に今シーズンの初雪がドカンと降って庭先で11センチ積もった。
日陰に残った雪がほぼ消えかかったところで、また寒波の襲来。
明日からも更に冷え込み、明後日の月曜日には最低気温が-4℃と予想されるという。
このままでは湯沸器まわりの水道管が凍結するのは必至だから、
急いで凍結防止対策をした。

湯沸器のコードを電源コンセントに差し込んでさえおけば、凍結防止ヒーターが自動的に働くので、30年前盛岡に住んでいた時に忘れずやっていたような水抜きは必要ないようだ。
リモコンの電源をオフにして給湯側の蛇口から400ml/min 程度の放水をすればよいことも確認した。
更に、念を入れて凍結しやすい箇所に保温材を巻いておいた。
給湯器と水道管の接続部分が一番弱いことは過去の経験で解っている。
庭の散水ホースの水抜きと水栓の保温もやった。
月曜日に水道が凍るような寒波が来ても、これで多分大丈夫だろう。

2016年1月19日火曜日

靴をネットショップで買った

ランニングシューズをネットショップで買った。
年寄りがランニングシューズ?と云われるかもしれないが、早い話、昔流で言う運動靴のこと。
散歩用の普段履きである。
衣類とか靴とか身に着けるものは現物合わせしないとフィットするのかどうか分からないので、
普段はネットショッピングしないのだが、今回はそのルールから逸脱した。
理由は簡単。
いま履いている靴と同じメーカーの同じシリーズの商品だから。
ボク流のネットショッピング3現主義(店というショウルーミングの現場へ行き、現品を見て、希望にかなっているか現実的に考える)を適用する必要もない。

今履いている靴は軽くて非常に履きやすい。
もう5年以上も履いて来て、コストパフォーマンスのよい靴だということを身をもって体験した。
でも、さすがに草臥れて、靴底がすり減って滑り易くなってきたし、内装材も擦り切れて来たから、
買い替えだ。
年度代わりして品番が変わったけれども、求める商品はすぐ見つかった。

買った靴を目の前にして、さて、何年履けるものやら?
靴よ、俺との命勝負だ!

スタートは明日。

2016年1月18日月曜日

揉み返しかな?

先週は火曜日から金曜日までの4日間、整形外科でマッサージを受けて来た。
土曜日は自分で休むと決め、日曜日は休診日だから、2日間マッサージなし。

ボクの肩・首のコリは体温と微妙に連動する。
平熱が低いボクの体温はずっと36.5℃を超えることがなかったのだが、
秋から冬に入るにつれて少し上がり、最近37.0℃に近いことが多い。
よく凝っているなぁと思うときは大体37.0℃近くに体温があるというパターンになっている。

その体温が昨日(日曜日)の起きがけが37.1℃に始まり、日中36.7~37.0℃を推移して、
夕食後の19時には37.8℃に達した。
特異動的作用(スペシフィック ダイナミック アクション)があるとはいえ、これは高すぎ。
我ながら驚いた。
すぐロキソプロフェンを1錠飲んで、風呂に入らず、21時に就寝。
この時の体温は37.1℃。
今朝の起床時が36.8℃、11時現在36.4℃。
ハイベンという処方薬を朝食後に飲んだせいもあるかも知れないが、どうやら正常に戻ったようだ。

前々から発熱に弱い体質で、37℃後半にもなれば節々が痛んでとても起きていられないのが普通なのだが、今回はだた肩・首周りの凝りがひどくなっただけでそのような症状は出ない。
勿論、風邪などの症状は一切なし。

疑問に思い、マッサージと発熱でググッてみて、やっとたどり着いたのが「揉み返し」。揉み戻しとも云うらしい。
揉み返し、揉み戻しは下手なマッサージのせいだという説もあるが、マッサージが効いた証拠だから当然とする説のほうが正しいようである。
あとは自分で症状の様子を見ながら、マッサージを続ければいいらしい。

家内に「あなたは何でも凝りすぎだから、今回もマッサージのし過ぎでしょう!」と言われたが、
マッサージは懲り懲り!なんて云うことにならずに済んだからいいじゃないかと、やり返した。
何事もやって見なけりゃ分かるまいって!


2016年1月14日木曜日

診断名は頚椎症

一昨日、去年開院した整形外科を初めて受診した。
レントゲン写真を見ながら医師の下した診断名は頚椎症。
予想通りストレートネックになっていた。
これだと頭の重みが首に余分な負担を掛けており、その結果、首周りの筋肉が固くなっている。
だから、首周りの血流を良くして動きをよくしましょうということになった。
という訳で早速、リハビリに入った。
肩への電気マッサージと首の懸垂とマッサージ師によるマッサージの3点セット。
今日で連続3日のリハビリだが、顕著によくなったという感覚はない。
通院していればきっとよくなるだろう。
ストレートネックは今更治らないだろうけれど、肩のコリと首の回りがよくなればよしとしなければならない。

新しい医院の院長は平成14年に地元の医科大学を卒業したとホームページに書いてあるから、40代前半くらいの若さである。患者に問診しながらブラインドタッチでカルテに入力しているのを見ると、若いというのはいいことだなぁ・・・と変なところに感心してしまう。
それにもう一つ、検査設備としてはレントゲン装置しかないというのもいい。
これだと高い検査料を取りようがない。それでも診断できる自信があるのだろうし、手に負えないと思えば大病院に送り込むという手もあるし。
だから治療費が安い。今日なんかはリハビリの3点セットだけで、支払いは160円なりだ。
自宅から歩いて2000歩の距離だから、散歩を兼ねて日参してもたかが知れている。

一つだけ気に食わないのがリハビリテーション計画書を毎月厚労省へ提出しなければならないので、申し訳ないけど300点いただくということ。医療機関側が悪いのでなくお役所仕事を押し付ける厚労省が悪いのだ。

リハビリに月10回通って、治療費が1600円だ。それに対して書類作成のために300円を支払へと云うのだから、お役所仕事の馬鹿さ加減がわかろうというもの。

2016年1月12日火曜日

版画の斎藤清を知る

先日、高校の同級生だったNさんが今年の初メールで版画家の斎藤清の作品の一部を紹介して呉れた。どうやら画集をコピーしたものらしい。曰く、斎藤清が描く故郷・会津坂下の風景は絶妙です、と。

早速拝見。
実に素晴らしい!
審美眼のないボクでさえそう思うのだから、Nさんもよほど気に入ったのだろう。
絵画に造詣が深いNさんも斎藤清作品をつい最近知ったという。
その時のNさんの興奮がわかるような気がする。

Nさんからの添付画像だけでは物足りなくなって更に、ググった。
斎藤清、明治40年会津坂下生まれ、4歳で父の仕事の都合で夕張ヘ、看板の仕事をしながら20歳で上京、41歳の時に進駐軍に才能を見出され、47歳から版画に専念、63歳から冬の会津を中心描くようになり、80歳に鎌倉から会津の柳津に転居、88歳で文化功労者、90歳で没。
斎藤に子供の頃の会津の記憶があったとは思えないから、会津に惹かれ出したのは人生の後半からだろうか?
会津の作品はどれも素晴らしい!
他の作品も素晴らしいのだろうが、正直、ボクにはよくわからない。


ボクは昭和41年から45年まで郡山に赴任した。
その間に、会津坂下を経て奥只見の田子倉湖までハヤ釣りに通ったのは数回はあっただろうか?
只見川沿いに点在する集落の佇まい、只見川の水面を完全に塞いだ川霧が延々と10km
以上も続いた自然現象、残雪を残しながらも芽吹きを迎えた山肌が湖面に映る静寂の風景、夜の田子倉湖の湖面を渡るブッポウソウと鳴くコノハズクのナマの声、帰り道の柳津で買って食べた「あわまんじゅう」の素朴な味わい、等など。
斎藤清の作品はボクにそんな想い出を呼び起こしてくれた。

もう一度行けるものなら是非とも行ってみたいと思う奥会津。
斎藤清が描いたような日本の原風景が今もなお一杯残っているのだろうか?残っているに違いない!
版画家斎藤清を紹介して呉れたNさんに感謝感謝!


2016年1月9日土曜日

小人閑居

新年何をするということもなくあっという間に1週間過ぎて、ブログに穴が空いた。
暇なのはあまりよろしくない。
かって、「小人閑居して不善をなす」と言って部下をこき使った上司がいた。
今年から年賀状を止めると言ったその人から今年も年賀状が届いた。
相変わらずの上から目線の文言だが、勿論、ボクの体のことを心配して下さった訳で、お気持ちに対してありがたくお礼をお返しした。

暇だとどうしても余分なことを考える。それがこの1週間だった。
最高37℃近くまで体温が上がる日が続き、肩首の凝りが激しいから体調が芳しくなかったのだが、そうなると原因は何なんだ?と思い巡らすわけで、身に覚えがあるから、どうしても思いはそちらの方に行ってしまう。また、再発、転移じゃないか?って。

昨日が2ヶ月毎の経過観察日で、採血とCT検査を受けてきた。
ガンマーカーのCEAとCYFRAの値はどちらも正常値範囲内、CT画像にも新しい病変は見当たらず、転移を疑われたリンパ節も縮小してほとんど見えなくなった。
順調な回復との診断を得て、やっと1週間の緊張がほぐれた。

こうと分かったからには肩首の凝りは手術後後遺症とは別問題として治療先を探すことになる。
来週早々に肩こり外来に通うことになりそう。
そうなりゃ暇も潰れる。
医者通いも小人閑居為不善の防止に役立とうという訳だ。

2016年1月2日土曜日

年賀状

例によって元日は、頂いた年賀状を拝見し、差し上げてなかった方々への返信で1日が過ぎた。
快晴で穏やかなれど、外の空気を吸ったのは郵便局にハガキを出しに行った時だけ。
今日も引き続きの好天気。箱根駅伝と大学ラグビーのテレビを見ながらのんびり。
肩首回りの痛みはどうやら微熱のせいだとわかり、大晦日の夜から、日に1錠のロキソニンを飲んでコントロールしている。体は楽になったが、大事をとって何事も自重というところ。

今日が書き初めならぬブログ初めと決めていたものの、
いざその気になってもネタが浮かばない。
やはりボケたか!

ボケた!と云えば、ボクは年賀状にパソコンを玩具にしてボケ防止にしている、なぁ~んで書いちゃったけど、どうも眉唾もの。CDに入っている音楽をmp3に変換してSDカードにコピーしようと試みているのだが簡単に出来ないのだから、これなんざボケの証拠かなぁ~?
そうそう、同じく年賀状に、「生きる意欲の証にカメラ替え」、とも書いたけど、これなんかも過去形なのか未来形なのかわからないじゃないか!と反省。機種選定を終わって値下がり待ちだから、まだ未来形なんだよね。
ついでながら、現在形といえば爆買い現象なのだけれど、これを馬鹿買い!と言っちゃったよ。
爆買いを個人が皮肉ることくらい許して頂戴!

かくして遅まきながらボクの年賀状を添付。
今年の初ブログはこれまで。
何? PETだ、針生検だ、っていうのは何かって?
どちらも経験していない方には解らないかも知れないねぇ。
どちらもやらずに済めばそれに越したことはありませんよ!