2010年12月31日金曜日

名古屋弁で大晦日


昨夜息子夫婦が帰省してきた。
家内は夕食に手数の掛からないものをと考えてパエリアにした。
先日予行演習にやって食べさせられたが米が半煮え状態で、とても食べられなかった。
その再挑戦である。結果は、どう見てもゴジである。
こりゃやっぱりゴジだ!と言ったら、息子が、ゴジって何?と訊ねてきた。
そうか!これは名古屋弁だったのか、と、そこで気がついた。
半焼けの焼き芋など、食べるとゴジゴジ感があって
まことにぴったりの表現だから標準語だと信じてきたのだった。
ついでにもうひとつ、嫁から言われたのが「ばどる」。
場所を取るというところを縮めて「場取る」としたものらしい。
辞書に載っていないから、これもどうやら名古屋弁らしい。
家内も同郷人だから、我が家はこうした言葉が当然のこととして生き残ってきた訳だ。

本当はまちがっているのにそうだと思い込んできたことは他にもいっぱいあるだろうが、
今更、修正も難しい。
そんなことどもを引きずりながら生きてきた今年もいよいよお終いである。
年末も大して片付けもしないでツルッと掃除して終わらせた。
先見の明はただひとつ、スタッドレスに履き替えておいたことくらいだろうか。
今日午前中のほんの一時雪が降って、あっという間に1センチ程積もった。
嫁が小さな雪だるまをこしらえたので、あとでボクがそれに気付いてブルーベリーの紅葉でデコレートした。
それを見た家内が千両で目を、木の枝で口を入れて、修正した。
可愛いねぇ!とみんなで感嘆。雪は降っても穏やかな大晦日になった。

2010年12月23日木曜日

年末掃除モード


年賀状も終わったからいよいよ年末の大掃除モードに入らなければならない。
さて何から始めようか?

何はともあれ不用品を選び出すことから始めるのが常道だろう。
昔、仕事の先輩は「3年間全く手を付けなかったものは始末すべし」と言ったが、それが出来れば家の中にこんなにガラクタは溜まらなかっただろう。
そんなことを考えたら、そうそう、今年は流行語対象にノミネートされた言葉に「断捨離」というのがあったことを思い出した。本も出ている。
そんなことで断捨離の本家ブログを少し覗いてみた。

そうこうしていると今日も日が暮れてきた。
ギリギリにならないと本気モードにならないのは長年の習い性になっている。
また明日があるさ!

写真は咲き出した蝋梅の花。これからしばらくは散歩中にあちこちで香りを楽しめる。

2010年12月21日火曜日

はがきデザインキット考

本日年賀状を投函した。一仕事終えてヤレヤレ。
今月初め、いざ年賀状作成を思い立っても、去年はどんなソフトを使ったか直ぐにはピンとこなかった。歳のせいで物覚えが悪くなった証拠だ。
そんなわけで以下は来年の為の覚書。

年賀状作成には、去年から、日本郵便会社提供のはがきデザインキットを使っている。
このソフトの一番の売りは、賀状素材のはめ込みと拡大縮小移動が自由自在に出来て、
しかも、いくつでもはめ込めること。
テンプレートや素材もいっぱい用意されているが、ここだけでは満足のいく素材は見つからないので、フリー素材を他所からダウンロードして来ることになった。
比較的多くの素材を用意してあるのはEpson とCanonの2社。
このうちEpsonは利用するのに登録を求められて厄介だが、Canonは全くのフリーだ。
軍配はCanonに挙げたい。
その他、ネット上には沢山素材が公開されているが、探すのは結構面倒くさい。
今回は探すのをやめて上記サイトから選ぶことにした。

はがきデザインキットでのテキストの入力は至って簡単である。
移動、拡大、編集、文字色の選択なども自由にできる。
不満はフォントの種類が少ないことくらい。
そこで、住所氏名などをJPGなどの拡張子に変換し(ペイント使用)、
それをはがきデザインキットに貼り付ける方法を試したが、文字がボケた。
だから、フォントの不満は我慢することにした。

はがきデザインキットの宛名印刷機能は使い勝手が悪く、フリーソフトのAprint には遠く及ばない。今年もお世話になった。

2010年12月18日土曜日

退院2ヶ月後検診


昨日は退院後2ヶ月経過の受診日。
予約した時間の1時間前に採血、次いでレントゲン撮影するというメニューは前回と同じ。
診察室に呼び込まれた時には血液検査とレントゲンの映像は先生のモニターに映し出されていた。
血液検査の腫瘍マーカーは2種とも正常値内で問題なし。コピーも貰えた。
レントゲン像も問題なし。
順調ですねと言われた。

胸部に圧迫感があると訴えると、
残った右肺は6ヶ月くらい掛かってまだ大きくなりますよ、
それまではそうした感じはあるでしょうと言われた。

さらに、PET検査で疑われた縦隔リンパ節陽性反応は、結局何だったのでしょうか?
と質問したところ、リンパ節に炎症があれば陽性反応を示しますとのこと。
悪いものではなかったのだから心配ないですよとも。
随分硬くなって機能していなかったリンパ節があったのだから、
それを補うために活性が高くなったリンパが他にあったのかも知れない、
だからPET検査で陽性になったか?
自分勝手にそんな想像をしてみた。

ネット検索で出てくる数字から推定して、先生の肺がん手術はすでに800例以上と推定される。
ボクには、神の手を持った先生に思えてくるのだが、その先生からよい結果を告げられるのは嬉しいものだ。
免疫力を高めるにはストレスレスが一番だと言われるが、先生から異常なしと告げられるのが何よりの薬である。

写真は名古屋モード学園スパイラルタワー。異様な姿をしているからよく目立つ。

2010年12月14日火曜日

守口大根の収穫


毎年この時期になると木曽川に近い町内の畑で守口大根の収穫風景が見られる。

一昨日の中日新聞日曜版によれば、昭和50年に1000㌧あった生産量も今年は210㌧にまで減少したそうだ。
それでも我が町の生産量は全国の3分の2を占めて全国一。
全量が契約栽培で、最後は守口漬物になる。
守口漬は仕上がるまでに足掛け3年掛かる。
守口大根の名前の由来は、大阪の守口で栽培されていたからという説もあるが定かではない。
守口漬を開発した人は、我がふるさとの聚楽園大仏を建立した人と同じで、山田才吉という。このことは以前にも書いた。

収穫には、トラクターの力を借りて掘り出し、おばあさんたちがそれを選別し束ねる作業をしている。沢庵のように干す工程はなく、そのまま塩漬けに回される。
畑はアチラコチラ点在しているから畑の所有者はもっと多いと思うのだが、
栽培農家は、最盛期に60戸有ったものが今では10戸に減ったそうだ。
郊外型農業の特徴である企業による農地借り上げ型農業が、守口大根でも進んでいるのだろう。

ともあれ毎年見られる風物詩である。

2010年12月12日日曜日

防寒対策が無線LAN中継機を買う羽目に


いよいよ寒くなってきた。
我が家は安普請である。ましてや省エネ対策などには手が届かなかった。
だから夏暑く冬寒い。現役時代に、5年ほど他人に貸したことがあったが、
借主がそう言った。その通りだと思う。

暖房はもっぱら石油ファンヒーターに頼っているが、灯油の値段が高止まりしたままだから家計には痛い。18㍑700円台は夢のまた夢になってしまった。
そう思っていた折りに、目に止まったのがホットカーペット用のアルミ蒸着省エネシートだ。クッション材の厚みにより値段が違うが、4㍉ものでも1280円/3疊である。
早速買ってきて1階の食堂兼居間に敷いてみた。もちろんその上には安物のカーペットも。結果は、良さそうである。

これに味を占めて、2階の書斎にも敷いてみた。
ここで、問題が出た。
1階で使っているノートPCがインターネットに繋がりにくくなったのだ。
確かに、電波表示を見ると、有るか無いかの強さしかない。
今までも2階の無線LANからの電波が弱かったのは確かだが、ネットに繋がらないということはなかった。
こうなったのはアルミシートのせいかも知れない。

そういう訳で、新たに買い入れたのが無線LAN中継機。
B社の無線LAN専用のアンテナはしょぼくて壊れやすいとのクチコミを読んで、
P社の中継機にしたのだ。値段も1000円ほど高いだけの4200円。
例によって設定に手こずったが、ネット閲覧もサクサクと動くようになった。
この中継機はWi-Fi規格の無線機器なら4つまで繋げられるようだ。
この先の利用価値を考えたら、良い買い物だったかも知れない。

暖房対策の話が横道にそれてしまった。

2010年12月2日木曜日

保険金 何だかんだと 出ししぶり

がん保険の給付金支払い請求をA社にしたら、素直には支払に応じてくれなかった。
請求したのは診断給付金と入院給付金。
先に呼吸器外科の先生に書いてもらい提出した診断書兼入院証明書には、手術日が診断確定日になっているから、おかしいというのである。
通常は生検の結果が出た日を確定日とするようだが、生検は呼吸器内科でやっているから外科の証明書には書けないのが道理である。
そこで、止む無く内科にも証明書をお願いするはめになった。

指定日の2週間経ったところで問い合わせしたら、未だ出来てないと言われた。
しかし、主治医先生も申し訳ないと思ったのだろう、直ぐ書いてくれて、翌日には出来上がったという連絡がもらえた。
昨日、それを受け取りに行ってきた。

その証明書の内容はといえば、内科で生検手術をした日の3日後が診断確定日になっている。従って、この検査のために入院した4日間は入院支給金の対象にはならないのである。このことはボクの予想通りだった。
しかし、診断確定日が外科で書いてもらった日よりも前に遡ったので、手術の前日に入院した1日分が支払い対象に追加される計算になる。
4200円の証明書代を支払ってもこちらに損はないのだが、こんなことで忙しい内科の主治医先生には甚だご迷惑をお掛けしてしまった。
申し訳ない思いだ。

内科と外科を通して1通の証明書が書いてもらえれば問題はなかったのだが、
所定の用紙には主治医一人だけの署名捺印欄しかないから、それも出来ない仕組みになっている。
保険会社が総合病院の仕組みを知らない訳がなかろう。
それにも拘らず、自ら改善もしないで、他所様に煩わしさを押し付けている。
「保険金 何だかんだと 出し渋り」 
と言われても仕方があるまい。