2012年8月27日月曜日

後期高齢者の仲間入り

今日が75才の誕生日だからといって特別な感情はないが、
強いて言うなら、2年前によくぞ虎口から逃れられたと思うから、
75才に到達したことは、これはこれで喜ぶべきことに違いない。
問題なのは、体力が衰え、老化を自覚しているから、
これからどう生きるか?だろう。

早速、自治会(町内会)から敬老会への招待状が届いた。
出ようか?出まいか?ちょっと迷ったが、欠席の方に傾いた。
自分ではまだまだ敬老してもらう程の年寄りとも思っていないし、
主催者側は75才以上の100名ほどに招待状を出したが、
出席を60名程度と踏んでいるらしい、
と仄聞するに及んだからでもある。
敬老会の内容については、かって、自治会役員として設営側にいたからおおよその見当はつく。
それに加えて、出席すると、待ってましたとばかりに老人会の役が回ってくるのも怖い。
古い因習行事が一杯ある田舎のことだから、ボクらのような余所者には馴染めないことが多い土地柄である。

今日から、国保から後期高齢者保険者証に換わった。
保険者も従来の町名から愛知県後期高齢者医療広域連合に換わっている。
保険料にしてもそうだが、仕組みが頭に入らない。
大切だから保険証をサイフに納めた。

ギャラリーの近日オープンの準備に忙しい息子の嫁さんから、
これからも元気でかっこよくいいお父さんでいて下さいと、メールが届いた。
嬉しいメールであるけれど、カッコ良くは仲々難しい注文ではある。
精々、心がけていかねばならない。

2012年8月24日金曜日

処暑過ぎ

昨日は処暑、日中の日差しは依然強く、最高気温が35℃近くまで上がった。
それでも朝夕は何となく涼しさが感じられるようになった。

一昨日血液検査の結果を訊いてきたが、すべての値が基準値に入っていて、百点満点だった。
胆石を疑った先生、クビを傾げながら「もう10日分の胃薬を出しておきましょう」「それで様子を見ましょう」、ということになった。

昨夜のドクターG(NHKのテレビ番組)を観ていて、ドクターGなら我が病状を熱中症と診断するかも?・・・なんて、連想に飛んだ。
連日の暑さで、水分を充分に補給したけど、ひょっとして塩分不足になったかも知れないと。
そんな事で今日から、水を飲んだら塩を舐めることにしている。
処暑を過ぎ、これからは少しずつ体力も回復していくだろう。

今日は暑さの中、庭にビーチパラソルを出して作業コーナーを設け、
そこで、センサーライトの取り付けと不燃ごみの始末との作業を行った。
センサーライトはセンサーの方向決めが難しい。
何しろ、子猫が通っても感じるセンサーは、我が家の前を巨大な熱源である車が通るたびに、全部拾ってしまう。
結局、センサーの一部をビニールテープで覆って感知範囲を狭めた。

不燃ごみは壊れたセンサーライトと簡易衣類掛けのパイプの処分。
全て60㌢以下にカットしないと捨てられないから、金ノコで切った。
カットしたパイプをつないで先端に箒を縛りつけ、即製の煤払いを作った。
これを使って、今までどうしても届かなかった2階の軒ウラの蜘蛛の巣がやっと取れた。
不燃ごみの最後のご奉公なり。

2012年8月20日月曜日

暇仕事


寝室にクーラーを設けたのを機会に、衣類棚や簡易衣紋掛けなど、寝室に押しこんであったものを撤去したら随分すっきりした。
撤去した物は、可燃ごみや不燃ごみに出せるように小さくカットしなければならないが、これは追々やることになる。少しでもコストを掛けないでやろうとすると結構手間ひま掛かるが、暇爺だからこそ出来ることもある。

先日の雷で無線LANの設定が狂ったことを書いたが、そのあとで、軒下に取り付けてあるセンサーライトが故障していることに気がついた。家内が云うには、タイミングとしては雷が怪しいという。
分解点検したが外観的には原因が分からない。電源回路がやられたらしくて、電源を入れてもウントモスントモ言わない。仕方がないから更新することにして、ネットで注文した。
取り付けるのにモルタル壁に穴を開けたくないので、今までの金具を流用することにしたが、それには、少し工夫が要った。
蒲鉾の板(何かに使えると思って取り置いてあったもの)をドリルで加工して、取り付け用の当て板にした。板は塗料をした。塗料は、トイレ工事に使った塗料を業者が残して行ってくれたもの。

塗料がまだ余ったので、小抽斗の小箱にも塗った。
この小抽斗は6畳一間の新婚時代に、こちらが希望してプレゼントして貰ったもの。
極めてチャチなものだが、使い勝手がよいから、最後まで断捨離の対象にはならないだろう。

2012年8月17日金曜日

胃痙攣 その後

一昨日の胃痙攣についてお医者様のご意見を覗ってみようと思い、
今日がお盆休み明けの、馴染みの内科クリニックを受診した。
ドクターはボクより少し若いくらいで、いつも気さくに診てくれる。

ボクが胃痙攣らしいと言いながら症状を説明したら、
「胃痙攣じゃないか?」と、そうだとも、そうでないとも、どちらとも取れる返事が返ってきた。
次いで、「胃痙攣は病気じゃなくって、症状ですから」と言って、すぐエコー検査。
「ウーン、すい臓はよく見えるけど胆のうが見えないねぇ。山に登ってもガスって何も見えないと同じです。見えるときは綺麗に見えるのですがねぇ」とおっしゃった。
5年前のカルテに貼ってある写真を診ても、胆のうがよく見えないとも。
どうやらボクはそういう体質らしい。
要するに、先生は胃痙攣の原因になりうる胆石を探っていたらしい。
「まあ、エコーで見られなくても、血液検査でわかりますから」といって、あとで採血に回された。
次いでボクは、「胃の方は、例えば、カメラを呑むとか、しなくてもいいですか?」と問えば、
「胃がん検診として強いて診て欲しいと言われればですが・・・」と言うから、
ボクは即座に「やらなくて結構です」と断った。

結局、あとは様子を見ましょうということで、今日のところは3種類の胃薬を貰ってお仕舞い。
話に聞く胆石の痛みとはどうも違ったような気がするから、
血液検査でも、多分、胆石はシロと出るだろう。

2012年8月16日木曜日

胃痙攣かな?

昨夜夕食時に胃痙攣らしい痛みに襲われた。
パソコンに向かって1~2時間遊んだあと、夕食のテーブルにつこうとしたら鳩尾辺りに痛みを覚えた。だが、ガスが溜まって胃腸を突き上げているのだろうと簡単に考えた。これくらいは時々起きる。

そのまま夕食を食べ始めたら、痛みが増してきて耐えられなくなった。
痛みは、波状的に襲って来た。はじめは連続して、次いで間隔が数分から徐々に長くなった。
とても起きて居られないのでソファーに横になって唸っていた。
嘔吐を3回繰り返ひたら少し痛みが遠のいた感じがした。
ガスも出たからイレウスではないと思いながら、痛みをこらえながらも少し寝込んだようで、
4時間程でやっと起きられる状態まで回復した。
あとはシャワーを浴びて寝た。

今朝は痛みもなく、朝食はいつもどおり食べた。
夕べの痛みは何処へやら。

6、7年前と、10年くらい前にも同じ症状で苦しんだことがある。
医者に相談することもなく済ませてしまった。
ネットを見ると胃痙攣の原因になるものがいろいろあるようだが、
その中もストレスもある。今はこれだけは除外できる自信がある。
今更医者に行く気も起きないので、しばらく様子をみることにしよう。

2012年8月14日火曜日

雷よ、お前が無線LANを切ったか?

昨夜は金星食だったが、こちらは生憎の豪雨だったから見られなかった。
もっとも朝がたの2時40分では、天気が良くっても起きて観る気になったかどうか?
次に見られるのは51年後だというから、あの世で見ることになる。

その豪雨、夜明けまで続いてやっと今朝の10時過ぎにやっと収まったが、
今もって、前線が日本列島の太平洋側に幅広く停滞して、
各地に大雨洪水警報・注意報が出ている。
雷のピークは、広報無線が寝ぼけたような声で警報を流し続けた22時頃だった。
近くで1発落ちた気配があった。

就寝前に、窓をしめて寝るか開けて寝るか?
迷って、ネットで雨雲の様子を見ようとしたら、
ウッ! 回線がつながりません、ときた。
さては雷にやられたか!?
過去に無線LANが壊れたことがあるから、あるいは?・・と。
半分諦めながらそのまま寝てしまった。

今朝は早くから修復作業。
終端装置、モデム、ルーターの電源を入れ直しても繋がらない。
残る手は、無線LANのリセットしかない。
リセットしたら、無事、ネットに繋がった。

情況からして、無線LANの設定を乱したのは雷に違いないと思っている。
今回は、リセットで直ったからよかったが、内部配線が焼けていたら痛い出費になるところだった。
終端装置とモデムはレンタルだから故障しても無料で交換してくれるはず。
無線LANは自腹になる。
今後は雷がなったら無線LANも電源を落とすことにしよう。

2012年8月11日土曜日

詐欺犯は罰を受けなさい

昨日の参議院で消費増税法案(社会保障・税の一体改革関連法)が可決された。
ドジョウが並み居るゴリ共を押しのけ、ゴリ押しして成立させた感アリ。
そのドジョウが会見で言った。
「民主党のマニフェストで書かなかったことを、この場を借りて国民にお詫びします」と。
国民を欺いた、と自ら認めた訳だ。
こりゃ、完全に確信犯だよ。
マニフェストに消費増税のことは書かなかったと言ったって、
増税はしないと言ったじゃないか!
よく云うよ、いけしゃあしゃあと。

詐欺を犯して「ごめんなさい」だけで済まされないのは法治国家のルール。
しかるべき罰を受けなさい。
その罰は解散総選挙で国民の審判受けることだろう。
自公もしきりにそれを云う。
しかし、民主は今すぐ審判を受けたら厳罰が下るというので、衆議院解散を先延ばしたいようだ。
斯く言う、ボクは自公も信用していない。
増税だけ決めて、改革の中身を何も決めていないのだから、一蓮托生である自公を信頼できるわけがない。

斯くして、ボクの政治不信はさらに深まった。
これからの日本はどうなるのだろう。
オリンピックじゃないけれど、ガンバレニッポン!、
と言って、エールを送れる政党が見当たらない。

2012年8月9日木曜日

50+クラブのお得なツアー

縁があって、息子の嫁が下北沢に6畳一間くらいの小さなギャラリーを来月にオープンさせるというので、出かけることにした。

少しでも旅費を安くしようと考え、今回初めて50+(フィフティプラス)に切符などを申し込んだ。
以前ジパング倶楽部に入っていたが、長距離のJRを使う機会が少ない者にはメリットがないので、退会したが、あらためて入会するのも面倒くさい。
その点、50+は会費要らずで、以前に入会したままになっていた。
ネットから切符などの手配をするにはweb会員にならなければならないが、
これは簡単に済んだ。

50+を使う魅力は、東京へ往復する切符代だけでホテルにも泊まれること。
もっとも、安く乗れる新幹線は「こだま号」や乗客の少ない時間の「のぞみ号」の一部だけ。
他の「のぞみ号」に乗るには片道+5000円取られるから、ホテル代が多少安くなる程度のメリットにしかならない。
要するに、高齢者にはお安くする代わりに、ゆっくり旅をして下さい!・・ということらしい。
何故か、乗れる列車のリストに「ひかり号」が出て来ない。
ジパング倶楽部が「ひかり号」限定だから、50+とバッティングしないようにということなのだろうか?

息子のところに泊まればいいようなものだけど、
嫁もギャラリィーオープンで何かと忙しかろうから、
ご迷惑にならないように外泊を選んだ。
どんなホテルだろうか?
高い階の部屋なら息子たちの住むマンションが近くに見えるはず。
楽しみである。

2012年8月6日月曜日

次の停車駅は大惨事(ダイサンジ)

今日は、入院中のボクの兄貴の見舞いに、東京から来てくれる従兄に会うために、
乗った電車が悪かった。
途中の岩倉駅で止まったところで、車内放送。
「この先の上小田井で人身事故のため、しばらく待機します」と。
しばらくして今度は、「この電車はここで折返すので、全員降りて下さい」だと。
それから1時間以上ホームで待たされ、やっと運転再開した電車に乗って、
動き出したところで車掌のアナウンス。
「次の停車駅はタイサンジ」と来た。
つかさず、近くに乗り合わせた学生の声。
「縁起でもない!大惨事だと」。
周りから笑い声が上がった。

因みに、名鉄犬山線には、布袋(ホテイ)、石仏(イシボトケ)、岩倉(イワクラ)、徳重(トクシゲ)、大山寺(タイサンジ)と、何だか曰くがありそうな駅名が続く。

従兄夫婦には1時間半も病院で待たせてしまったが、久しぶりに会えてよかった。
お土産のお菓子に添えて1枚の写真を貰った。
何とこれが、自らの手で彫り上げたという仏像の写真だった。
大きいもので高さ60㌢だというから、労作に違いない。
何だか今日は仏さんづいた一日だったような気がする。

2012年8月5日日曜日

フェンシングで日本チームの快挙

先ほどまでテレビにかじりついてフェンシングフルーレ男子団体戦のドイツとの準決勝戦を観ていた。
最後の太田選手が逆転を許しながらも最後の2秒で再度同点に追いつき、
延長戦1本勝負で、ビデオ判定という際どいところで勝った。
これで銀メダル以上が確定した。
これはもう、日本フェンシング界にとって、快挙中の快挙である。

ボクにはいろいろのスポーツ歴があるが、公式戦に出て表彰を受けたことのあるのは唯一フェンシングの1回だけ。
独身最後の年に仙台で行われた全日本実業団フェンシング大会で団体3位になった時のメンバーのひとりであった。
フェンシングといえば今でもそうだが、当時はもっとマイナーなスポーツの一つだったから、競技人口が少なかった。
だけど、強敵が少なかったと言うわけではない。
対戦相手には自衛隊体育学校、警視庁、皇宮警察などの強豪もいた。
だから、3位というのは快挙であった。
会社の先輩に大学時代からフェンシングをし、元国体選手でもあった人がいて、その人の指導を受けたお陰であった。

今夜は、日本のフェンシングチームの快挙で、50年近くも前のことを久しぶりに思い出した。
ボクにもそういう時代があったのだ。

今朝起きてテレビを見たら、結局、日本は銀メダルに終わっていたが、優勝したイタリアを最後まで苦しめたのだから立派なものだ。

2012年8月3日金曜日

PET検査に関するボクの大いなる誤解

今日は肺がん手術後1年9ヶ月目の検診日。
血液検査で腫瘍マーカーのCEAとCYFRAの夫々の値に変化なく、
胸部レントゲン検査でも異常を認めず。
次回は3ヶ月後にPET検査をして2年経過と云うことになる。

主治医先生に2つの質問をした。
一つは、「最近、喉から気管支の方に唾が漏れ易くなった気がするが、これは老化現象ですか?」
というもの。
先生は「そうです。筋肉が衰えて来て、締りが悪くなるのです。だから老人は肺炎に罹りやすいのです。」と、明確に返答された。

2つ目は、「PET検査をすれば、定期がん検診を受けなくてもいいのですか?」というもの。
先生の答えは、
「どうやらPET検査を誤解されているようですね。」
「PET検査では胃や大腸などのある程度大きくなった転移がんは発見できますが、原発性の早期ガンは見つけられません。」
「従って、がん検診を受けて下さい」
と云うものだった。
先生の言われる通り、ボクはPET検査について大いに誤解していたようだ。
 
今日の受診であらためて思ったこと。
巷間、10万円前後も掛かるPET検査を人間ドックに取り入れる医療機関が、結構あるようだが、
それは邪道というもの。そういう検査を受ける前に、従来通りのがん検診をキチンと受けておくのが賢明らしい。
もっとも、精度という点から、がん検診自体を疑問視する声も依然として多いことを理由に、がん検診を受けない人も多いようだが、ボクに言わせれば、そういう人達は救われるチャンスをワザワザ逃しているようにしか思えない。
ふたりにひとりはガンになると言われる現代、「果報は寝て待て」は、ことガンに関しては通じない。