2015年3月31日火曜日

花見は今日がベスト

ソメイヨシノの満開にはあと1~2日なんだけど、明日から天気が崩れると言われりゃ、
花見は今日しかない。

家内と車で先ずは犬山城へ。
だがどっこい!こちらは有料駐車場以外の駐車場は全て満車。
観光バスもひっきりなし。
城下町の奥まった眼科医(元勤め先の先輩の実家)の駐車場が空いていたが、無断で駐車するような神経を持ちあわせていない。
犬山の花見を諦めて南へ転進、五条川へ。
スーパーの広い駐車場や町民会館の駐車場はかなり埋まっていたが、余裕は十分。
自慢できるのは桜くらいしかない町だから、花見客から駐車料金をとるような無粋なことはやらない。


ソメイヨシノはほぼ満開。
カメラをどこへ向けても人物が入る。
無断で撮ったが、どこの何方か?ごめんなさいよ。
花見の仕上げはスーパー内の軽食堂でダンゴならぬ花見蕎麦。
一時、満足感に浸った。

2015年3月30日月曜日

つばめ見参

陽気に誘われ、しばらく振りに近所を散歩した。
歩数にして約5000歩。
1年前ならこの倍は毎日歩いていたものを。
足ばかりでなく全身の衰えを思わざるを得ず、我が身ながらも嘆かわしい。
それでも腹式呼吸を意識しながら歩いたおかげで、早くもなく、遅くもなく。
この調子なら毎日散歩に出られるかも知れない。

歩きながらあちこちの桜を眺めた。
ソメイヨシノは早いところで7分咲き、遅いところで5分咲き。
明後日から天気は下り坂で、週末は雨かも知れないという。
週末を楽しみにしている向きにはお気の毒。


今年はじめてのツバメを見た。
今年はつばめの渡りが早いのでは・・・。
咲くものが咲き、来るものが来た。
季節が巡ったことを実感する季節である。

2015年3月28日土曜日

脳転移なし

昨日脳MRI検査を受けた。
その後で呼吸器外科を受診。
MRIの結果は脳に転移は認めないであった。
家内ともども胸をなでおろした。

主治医のM先生は、「腫瘍だと診断がついたら、陽子線治療を勧めます」と言った。
300万円かかりますが大丈夫ですかと、費用の心配まで。
10日前に訊いた折には、陽子線はX線と治療効果は同じですよと言われているから、180度の転換である。
院内カンファレンスでの検討結果なのだろうか?
先生の説明は続く。
陽子線で食道炎を起こすかもしれないし、陽子線治療の紹介先で治療できないと言われるかも知れない。
その場合は、院内に新しく設置したノバリスでも放射線治療が可能だが、やはり食道炎を起こすかもしれない。
リニアック放射線治療では日数を要するのが難点だが、選択肢の一つではある。

20日後のCT検査と血液検査でどういう結果が出るか?
早ければそこで診断が下る。

2015年3月26日木曜日

近所の桜

今年の桜の開花宣言は名古屋が一番早かったものの、その後にやって来た冬並みの寒さで咲きかけた桜も縮み上がっただろうか?
気になったので自転車で例年のチェックポイントを一周りして来た。

木曾川沿いのソメイヨシノは開花直前。
そのまま行けば4月4日~5日の春の犬山祭は満開か?
天気が良ければ30万人くらいの人出で賑わうだろう。
既に満開を迎えてあちらこちらで目立つのは山桜だろうか?
遊歩道脇のブッシュのなかから遠慮がちなウグイスの声。
遊歩道の駐車場で目立って大きい1本ものの通称紅さくら(エドヒガンか?)は例年ソメイヨシノに先駆けて咲くのだが、今年はやや遅いか?やっと開きかけた蕾がチラホラ。
濃いピンク色で他の桜を圧倒するのも間近い。

龍泉寺の墓地にあった3本の見事なヒガンサクラは、2本が伐採され、残った1本も弱った大枝を切り落とされて無残な姿になった。それでも健気に満開の花を咲かせた。
桜にも寿命がある。


悟渓屋敷(妙心寺派の悟渓上人の誕生地)内の枝垂れヒガンは満開近し。
2日後には近所の有志による地芝居が上演されると新聞の地域欄に載った。
明治期に活躍した歌舞伎役者の中村七賀十郎(ナカジュウロウ)を顕彰して結成された素人歌舞伎らしい。狭い座敷の中で演じられる白波五人男とは、はてさて、どんなものだろうか?
写真の枝垂れ桜の下が観客席になるらしい。立錐の余地がないほど詰めても数十人だろうか?
面白い試みである。


2015年3月24日火曜日

獺祭(ダッサイ)というお酒

今日、日経ネットに獺祭の旭酒造のことが載った。↓
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83592100U5A220C1000000/
これを読んで、今年のひな祭りの日に獺祭という酒を飲んだことを書いておこうと思った。


この酒、安倍総理がオバマ大統領へ手土産に持っていったというのですっかり有名になった。
以来、入手が困難だと聞いている。
お値段は1.8㍑で何万円もすると云うし、とても吾輩ごときの口に入らないだろうと思っていたのだが、それが何と何と口に出来たのである。
尤も、飲んだのは獺祭は獺祭でも「試」という安い方の銘柄。
一口、口に含んだ瞬間、これは上手いと思った。
やや酸味掛った感じがしてフルーティーで、スッキリした辛口。
ボクはこれほどの日本酒を未だかって飲んだことはない。

この「試」、ワインの本場フランスでも飲まれているというから、ワインに優ると言ってもいいか?
同じ獺祭でも値段的に安いし、味の方でも「試」の方が歓迎されているらしい。
ネットで調べてみると720mlで5000円以上の値が付いているものもあるが、それでも在庫切ればかり。

落ち込んでいるボクを励まそうと息子夫婦が手紙を添えて送ってくれた。
住まい近くの地下鉄駅近くで見つけた酒屋に偶然1本だけあったとか。
それをこちらに送ったから自分たちは飲んでいないし、その後も入手してないと。
そういう訳で、酒本来の美味さは勿論のこと、息子夫婦の気持ちがこもっていて、
最高の酒に間違いない。

獺(カワウソ)が獲物の魚を並べているところが獺のお祭のようだといい、そこから獺祭と名づけたらしい。旭酒造の所在地は「獺越」とラベルに書いてあるから、昔は獺がいたのだろうか?

2015年3月18日水曜日

生検の病理診断は白(シロ)

先日の生検結果を昨日知らされた。
生検でリンパ節から細胞を採ってくれた消化器内科の先生は、
「動脈のすぐ脇にある非常に危険な場所なので難しかったけれども、とにかく細胞を採ることは採りました」と前置きし、腫瘍細胞は見当たらないとの病理結果を画面に表示させた。
更に、「細胞は採れたが腫瘍細胞を採れたという確証はないので、腫瘍細胞が見当たらなかったからと言って腫瘍ではないとも言えない」と。

次いで、消化器内科に生検を依頼した呼吸器外科の主治医を受診。
消化器内科の生検結果を画面に読みだして、「さて?困りました」と先生は一言ポツリ。
先生はリンパ節への転移を疑い、その確認のために生検をして貰った訳だが、予想外の結果に治療方針が出せないらしい。
先生は次いで「上手く細胞が採れなかったかもしれませんねぇ?」と言って、そこで思案。

やっと出てきた言葉は「しばらく様子を見ましょう」だった。
結局、CTで当該部位の陰影の大きさを、採血で腫瘍マーカーの変化を、継続して観ることになった。
1ヶ月後の予約を入れた。
変化があれば迅速に対応すると言ってもらったが、どんな治療が出来るのか?
リンパ節まで転移したら手術はないと明言されたから、残るは抗癌剤か?X線か?
探りを入れるつもりで陽子線はどうでしょうか?と訊いたら、
300万円払っても効果はX線と同じですよ」と否定的だった。
X線治療は可能な部位であると。
次の治療ステップに進めなかったのが良かったのか?悪かったのか?
先生も困ったがボクも困った。
でもまあ、先に少し灯りが見えているだけでも、良しとしよう。

2015年3月14日土曜日

ブログのクローン作成と保存


ブログの記事はブログ提供側の都合で閉鎖されたりしたら過去記事が見られなくなってしまう。
それでなくても記事の一部が消えてなくなることもあるらしい。
そんな事態に対処するために記事やコメントなどをバックアップして置かなければならない。
しかし、ボクが今必要としているバックアップは、DVDに保存できて、後々、誰でも簡単に見られるようなバックアップである。

ブログを始めたのはNさんやYさんに誘われる形で2007.6.27から始めた交換日記のmixiだ。
そのmixiを2012.6.18までの約5年間使ったところでfc2ブログに乗り換えた。
理由は、mixiは使い勝手の悪さなどから利用者が減ってきたといううわさが立ったためで、
NさんとYさんも他のブログに乗り換えたというのでそれに倣った訳である。
fc2を選んだのはネット上で人気上位にあったことによる。
fc2はmixiから撤退する約3年前の2009.8.5から平行して立ち上げ、使い勝手を検証して来たので、mixiを止めても何ら問題なかった。
この時、過去のmixi記事全部をパソコンに取り込むために使ったのが「撤退!mixi」というフリーソフト。完璧にデータを取り込めた。今でもオフラインで全部の過去記事が読める。DVDに焼いてあるのでパソコンで誰でも見られる。

mixi撤退の折には色々なバックアップソフト探した。
その中で「巡集」というソフトがfc2に適合することを確認した。(mixiには使えなかった)
現在もバージョンアップされていない。
今回、これを使ってfc2の記事を取り込んだでみたところ、ところどころに抜けがあるものの、まずまずの出来映えであった。
ダウンロードしたデータを収めたファイルはDVDに焼いておいた。

ボクはもうひとつgoogleブログを持っている。(こちらは学友に案内してある)
記事の内容はfc2とほとんど同じで、違うのは公開を案内してある友達が違うというだけのもの。
Nさんがmixiからgoogleに乗り換えられた折、使い勝手はどうか?と野次馬根性で検証始めたものだが、今日までそのまま来てしまった。ついでだから、googleブログもバックアップしようと試みたが、どっこい、こちらは難物であった。要するに、「巡集」では記事の取り込みは不可能。

こうなったら意地でもと、代わりに探したら、フリーソフトの「ホームページクローン作成」というものが見つかった。
試したら、これで何とか記事だけ取り込めた。しかし、コメントの取り込みはできていない。
何しろ、データの取り込みに何十時間という時間がかかるソフトである。
こちらのパソコンはwin7でCPUがi7、しかもSSDを装備している。それでもこれだけ時間がかかる始末。(多分にgoogle側のせいでもあろうか?)
仕方がないから、ダウンロード途中でポチって(終わらせて)しまった。コメントが取り込めなかったのはそのせいかも知れない。(あとで分かったことだが、オンラインにすればコメントが開いた)
googleブログはかねがね使い勝手が悪いと思っていたが、バックアップで手こずる事態になって、ますますその感を強めた。
使い方が複雑でありながら説明が不親切。アメリカ流儀をそのまま日本語に訳したものだと言われれば、そのとおりかも知れない。
その点、fc2は親切にできていると思う。

もっとも、ホームページにしろブログにしろ、どこの誰かも分からない者が簡単に(時間の長さは別にして)クローンを作ることが出来るというのは、ひょっとしてとんでもなく怖いことではないかと思う。(URLをコピーするだけで簡単にクローン化して盗まれてしまうのだ)

ネット社会では便利さと危うさは常に同居するという実態を見た、と言っては大袈裟か!?

2015年3月12日木曜日

記事のアップを再開


ブログを1ヶ月以上休んだら画面に変な広告が出るようになった。
月に1度以上アップロードすれば広告も消えるというので、記事をアップしておこう。
日記を休んでいたのは載せる話題に欠けたためだが、
その後の検査で待たされ、事態に進展がない状態では日記を付ける気分にもなれなかった、というのが正直なところ。

3月6日に、食道に超音波内視鏡を入れ、そのガイドのもとに後縦隔にある問題のリンパ節まで針を入れて細胞を採るという検査を終え、やっと1歩前に進んだ。
その結果、どのような判定が出てどうのような治療が始まるのか?それは来週の受診時に告げられるが、脳MRI検査は月末まで待たされるから、4月に入らないと治療は始まらないだろう?

体調が悪くても治療をしないのだから体調が良くなるわけがない。
それでも内視鏡検査で食道と胃には異常なしと診断された。
みぞおちから胸にかけて時々あった鈍痛がそれ以降は出ないから、それまでの症状は多分に精神的なものだったのだろうか?
その代わりに、喉から胸にかけての締めつけ感や食事の時の喉通りの悪さが自分の意識から消える時がない。病は気からと言うけれど・・・・。

2月14日には小学生時代に同じ通学団だった同年生の親睦会だったが、幹事役として全ての準備を整えたうえで、体調不良により欠席した。男女夫々6名が出席し、皆夫々に健康問題を抱えているらしい。

息切れが激しいので大したことは出来ないが、山茶花の剪定くらいのことはできる。
先日、まる1日を掛けて思い切り強剪定をし、翌日、切り枝を町指定の廃棄場に運んだ。
食事の量もそこそこ摂れているし、傍目には病人には見えないだろう。

断捨離は仲々難しい。
その原因は取捨の判断を自分で行っていることにある。
自分が逝ったという仮定で決めるとしても当人が生きているわけだからどうしても感情が入ってしまう。そんな訳で、最後は、大物は別にして小物は残された者に任せてしまえ!という気持ちになってしまう。
その代わり、目に見えないものについては自分で何とかして置く必要があると思う。
早い話、その主たるものはパソコンのなかのデータ類である。
そう考えて、先ずは未整理のまま溜め込んだ写真類を整理してDVDに移す作業からはじめ、
次いで、2009年以降の全てのブログもダウンロードしてDVDに書き込んだ。
後々、こんなものを見る人はないかもしれないが、必要なければポイ捨てしてもらえばいい。
残っているデータのうち何を残して何を削除するか?まだまだ作業は続く。

近くのカメラ屋のスタジオで生前遺影撮影も済ませた。こればかりは本人抜きには出来ないことである。20数枚撮影したうちから2枚選んでCDに書き込んでくれた。費用は5000円なり。
やはり、プロが撮った写真は出来映えが違う。
カメラ屋曰く、カメラを買うたびに記念に撮影して貰っていく老人も居るとか。生前遺影撮影は特別なことではないらしい。