2011年5月29日日曜日

台風の進路予想図

梅雨入り宣言が出てから3日目の今日は、台風2号から伸びる前線の影響で雨足も強くなった。
明日には台風が接近するかも知れない。
梅雨入りは平年より12日、去年より17日も早いと云うし、こんなに早く台風が来るのも珍しい。

台風には我が家もそれなりに備える。
例えば、ガレージの片流れ屋根をロープで固定したり、雨戸が閉められるようにスダレを外したり。
その為に、台風の進路予想を確認する。

その進路予想図だが、気象庁発表のものより、アメリカ海軍発表のもののほうが見やすい。
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警戒センター(Joint Typhoon Warning Center)が提供している進路予想図というわけだ。→
http://www.usno.navy.mil/NOOC/nmfc-ph/RSS/jtwc/warnings/wp0411.gif
このことは以前にも書いたような気がする。
ただし、時刻は、例えば、30/00Zと表示されているが、日本の時刻に直すには9時間足して、30日の9時となる。

実は、このZ(ゼット)の意味が分からず検索に手間取ったが、ZとはZero(ゼロ)という意味で使われ、世界標準時(GMTまたはUTC)を表す。
日本時間にするには時差の9時間をプラスするという訳だ。

因みに、GMTは天体観測を元に定めるグリニッジ標準時(Greenwich Meridian Time)、UTCはセシウム133の振動数を元にした原子時計から決められるSI単位系の時間単位で、協定世界時(Universal Time, Coordinated)と云うのだそうだ。
厳密にいえば両者は違う単位なのだが、実用上は同じと考えていい。
以上、勉強の成果を書いた。
ネット検索で最も参考になったサイトを一つ書いておく。

国立情報学研究所の北本研究室のホームページ→
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/time.html.ja
上記のJTWCのことも紹介されているしGMT、とUTCの説明もある。
それにしても、ここにたどり着くまで随分遠回りして、しっかりと暇つぶしになった。

2011年5月28日土曜日

過剰包装

昨日、注文した玄関錠セットが届いたので、即刻、取り付けた。
今使っている防犯性の高いシリンダー錠をそのまま使用するので、多少時間がかかったが、小1時間で完了した。
買った楽天ショップの対応が良かったので、どんな店かと思って再チェックしてみたら、大阪の鍵、錠専門店だった。
同品の在庫がゼロになっていることに気付いた。
まだ1セット残っていたのが、すぐ売れた。
年代物の玄関錠の交換需要がそれなりにあるらしい。

問題は過剰包装。
アマゾンの過剰包装を何度も経験して承知していたが、楽天でもやっていた。
簡易包装で充分ではないか!
これはショップ側に楽天がやらせているに違いない。
疑問に思って調べると、まだまだいっぱい有るようだ。
こんなNPO法人が見つかった。→http://www.kino-eco.or.jp/kajokon/index.php
通販=過剰包装という図式が見える。
過剰包装のコストをお客が払っている事になりはしないかな?
運賃を稼ぐために嵩を上げているのか?
疑われても仕方がないだろう。

2011年5月26日木曜日

玄関ドアノブ交換

玄関ドアノブが壊れた。
32年間も、毎日ガチャガチャ使ってきたからノブも壊れようというもの。
2本有る止めネジの1本の受け側のネジ穴がすり減って、ネジが絞められなくなった。
アルミの鋳物で出来ているサムラッチ付きの装飾錠だから何とか直したいのだが、
自分の手に余るので、諦めることにした。

代わりに交換できるものを探した。
びっくりしたのは仕様の多さと値段の高さ。
ドアノブの機構そのものはどのメーカーでも大体同じなのだが、
セットバックとかビスピッチとかの寸法がまちまちだから、
雑多有るなかで目的とする品物の選択余地は殆ど無いことが判った。
また値段の方は、ちゃちな握り玉ノブならホームセンターで数千円から手に入るが、
ダブルロックで、且つ、見てくれの良いものになると、安いものでも3万円以上、
ドア側を加工しなければ取り付けられないから、
業者に頼むとすれば出張料と加工料が最低でも1万円かかるので、
しめて4万円はくだらない計算だ。

以上、2日間かけてネットで調べ、ホームセンターに足を運んで検討した挙句に、
決めたのは、今付いているものと同じもの。
それでも2万円以上の買い物である。
メーカー廃番でありながら市場に残っていたから良かったと思うしかない。
たかがドアノブされどドアノブである。
少量多品種の耐久消費財だから高いのだろうか?
防犯のためならエンヤコラ!

2011年5月23日月曜日

家内の白内障

我が家もいよいよ医者通いが日常的になって来た。
家内は眼科、ボクはハリ治療。

家内は白内障が進んで、右の視力が0.2と判った。
濁りが水晶体の中央に出たのが悪いようだ。
白内障ではボクの方が先輩だったのに、一気に追い抜かれた。

手術日が1月上旬に決まった。
「へー、そんなに待つのか!」と言ったら、
「何言ってんの、これでも早い方なんだから」と窘められた。
1年半待ちというのが当たり前なのに、早くやってもらえることになった、と喜んでいる。
それを聞いて慌てたのはこちら。
左が0.6以下に落ちているから、そろそろ一度診てもらっておくべきか?・・・と。

今日は最高気温18.4℃と昨日一昨日の夏日から一転春先の気温。
挙句に雨のために、椅子に座ってパソコンに向かっている時間が長くなった。
ハリ治療で楽になった腰が元に戻りゃしなか?と気になりつつも・・・・。

2011年5月21日土曜日

刺し網に掛かった青大将

思い出すのも気持ちが悪いけど、庭先で起きた珍事だから記録に留めておく。

昨日、玄関脇の犬走りにいたのは大きな青大将。
家内が見たら悲鳴をあげて卒倒しかねない。ボクも大嫌い。
近くにあったアイアンクラブで追っ払ったが、逃げ込んだのは庭の植え込み。そこで姿を見失った。
我が家に居付かれたらカナワンから、見つけて追いだそうと、なおも行方を探していたら、
なんと、防獣ネットに引っかかって身動きが取れなくなっていた。
頭は通っても、何か獲物を飲み込んだのか胴が太いから、刺し網に引っかかった格好になった。
魚と同じでウロコがあるからバック出来ないのだろう。
もとはといえば猫よけに巡らせた、目合12㍉の防獣ネットである。
とんだ刺し網効果になったものだ。

さぁぁて、これからが困った。どう処分したものか?
見るのも嫌なのに、ましてや手を出すのも嫌だ。
そうかと言って、このまま放置も出来ない。
子供の頃から、屋敷守りだから殺傷しないようにと言われて来た、その相手だし・・・・。

しばしの思案のその結果、殺処分もやむなしと決意。
刈り込み鋏をギロチン替わりにした。
あとは生ごみ処分へ。

2日前に、隣家とその続きの駐車場を隔てた先にある旧家に、ユンボが入って工事が始まった。
もしかして、そこから非難してきたヤツか?と勘ぐってもみたが、もとより名札を付けている訳じゃなし、そうだと決め付ける訳にはいかない。

旧弊を守る田舎に住まわせてもらっている手前、
殺傷のことは他聞をはばかることにした。

2011年5月20日金曜日

初めてのハリ治療

今日は接骨院で、生まれて初めてハリ治療を受けた。
接骨院で治療を受けたのは、生まれて以来2回目である。
前回は42年前の郡山時代のこと。
休日を挟んで2週間の夜勤を続け、
しかも重い荷物を持ち上げる仕事だったから腰を痛めたのだった。
以来、接骨院に通ったことはない。

痛めた腰のほうは、以前ほどの回復力がない。
やはり、歳のせいなのだろう。
そう思っていた矢先に、新しく出来た接骨院の評判がいいのを聞きつけた。
藁にもすがる思いとまでは言わないけれど、気分的には試しに行ってみるか!・・である。
保険適用で初回が500円ということは、事前に調べてある。

電気マッサージ、温湿布と足先のバイブレーション、その後にハリ治療と整体マッサージというメニューを受けた。ハリは保険適用外で別途500円。今日は1000円の支払いだった。

問題のハリ治療だが、生まれて初めてやることだから痛いかどうかが心配だったが、
それは全くの杞憂だった。ほとんど無痛である。
うつ向けになっている自分ではハリを刺すところを見られないので、質問して尋ねた。
ハリはステンレス製で使い捨て。勿論、先端は尖っている。
昔は、オートクレーブで滅菌して再使用していたそうだ。
髪の毛よりもやや太い。
ハリを収めた鞘を皮膚に押し付け、皮膚がそれを感じている間にさっとハリを刺し込む感じ、
・・・との説明だった。
挿し込む深さは部位によるけれども腰では2.5㌢程。
これを腰からお尻にかけて7本刺したと言われた。
この後、ハリに電流を流して、15分ほどのマッサージを行った。

結果は、少し体が軽くなったような気がするが、所詮はマッサージだから劇的に良くなるものではないだろう。左程の感激もない。

接骨院からの帰り道で見かけたウツギ。スイカズラ科のハコネウツギらしい。
童謡「夏は来ぬ」で卯の花と呼ばれるウツギはユキノシタ科の別物らしい。
ウツギは種類が多くてややこしい。

2011年5月18日水曜日

夏は来ぬ


卯の花の匂う垣根に ほととぎす早も来啼きて 忍音もらす 夏は来ぬ♪♪・・・
いい歌だ。

前線が東に抜けて、今日は夏がやって来た。
公園には大勢の幼稚園児が遠足。
先生は、弁当を広げる場所まで園児を連ねてご案内だ。
お疲れ様。

この季節になると、卯の花の匂う風情を求めて、卯の花の垣根を探すのだが、
未だ見つからない。今年もダメか?


花を見るには目線を上げたい。
ナンジャモンジャと桐の花とユリノキの花が真っ盛り。
初夏を彩る。

2011年5月16日月曜日

整体師

整形外科クリニックへ腰痛のリハビリに行ってきた。
月曜日は空いていると言われていたが、
なる程、受け付けてから5分程度で呼び込まれた。
メニューは温湿布、電気マサージ、牽引が各10分で、あとは整体マッサージ。

担当のマッサージ師は若い女の子といった感じ。
専門学校出たてくらいに見え、大丈夫か?と一瞬思ったが、
なかなかのもので、男性整体師と遜色ない。
うつ伏せでマッサージを始めたら、研修生に見学させてもいいですか?
と言って、こちらの了解を求めてきた。勿論、OKした。
終わってから研修生の顔を見たら、二十歳前後の白衣の女学生だった。

整体は結構力が要ると思うのだが、
一日に何人をも相手すれば、かなりの労働になるだろう。
彼らの労働報酬が気になったので、あとで調べてみたら、
時給750~1100円位から始めるらしい。
専門学校を出て、国家資格がある訳でもなし、収入的には厳しい職業のようだ。
1割負担で240円の払いだったが、何となく申し訳ない気分になった。

2011年5月14日土曜日

Google Blogger が変だ

先日、ボクと同じGoogle Bloggerを使っているブログ友のNさんが、
自分が書いたブログが読めないと言って嘆いていた。
昨日はボクのブログがおかしくなった。
投稿したはずの直近の2つのブログが消えていたし、ログインしようとすると、
「開けられません」と表示が出て、詳しくはこちらを見よと出た。
表示させると、Google がトラブルを起こして一部の投稿を削除したようで、正常に戻るまで少々お待ち下さいと英語で記載されていた。
今朝、ブログを開けたら正常に戻っていた。
Google Blogger は無料だし、構成や設定が比較的簡単だから、初心者向けにできているけれども、
こうしたトラブルが多そうなことが難点かも知れない。
余談ながら、PDTなる時刻表示の仕方があることを初めて知った。
アメリカ標準時間というわけだ。日本との時差を16時間と設定しているようだ。
かく言うボクは未だアメリカに行ったことがない。

特定用途食品


日続きの雨が上がって、やや強い西風が黄砂を運んでぼんやりした風景のなかを、腰痛のリハビリを兼ねたテストウォーキングで図書館へ。

週刊東洋経済5月14日号は「地域貢献」特集で、東日本大震災の復旧を取り上げている。
そのなかで、「特定用途食品」の流動食が被災地の病院から引く手あまただという記事に目が止まった。
被災地の病院では患者に流動食をつくるのもままならないから、長期の保存が効く流動食の需要が多くなったという。このことはよく理解できる。
が、さらに、K社(M社の子会社)の豆乳ベースに微量ミネラルを配した製品は2011.4.1に消費者庁から流動食分野で初めて「特定用途食品」に認定されたものであると、読むに及んで、
ひょっとして、ちょうちん記事かと勘ぐった。

しかし、仮にそうだとしても気分はよろしい。
何しろ、この手の長期流動食をM社が25年前に初めて製造し、市場に送り出したのは我々製造屋だったからだ。
市場に出てから凝固するクレームが出て、苦労した記憶もよみがえる。
僅かな製造条件の違いがタンパク質の変性に関わることが原因だった。

その後、いろいろの部門の後輩たちが改良と開発を重ねてきた結果が今日の商品群につながった訳だけれども、今では売上280億円、10年後には1000億円にしたいと意気込むほどの製品にまで育っていると聞けば、先駆けしたひとりとして率直に嬉しいものだ。

それにしても消費者庁が特定用途食品として・・・、の下りを読んだ時、時代の隔たりを感じた。
当時は、消費者庁もなければ、特定用途食品という名称もなかったが、調べてみたら、今ではこのようになっていた→
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido-2.html

加工食品の分野でも多様化と技術革新は着々とすすんでいる。

2011年5月12日木曜日

友の元気な姿を見た


不動即痛(動かざれば即ち痛し)は、かかりつけの整形外科が数年前に出した案内パンフ(104ページ及ぶ内容はなかなかのもの)に書いてある格言である。
東洋医学の「通じざれば即ち痛し」をもじったのかも知れない。
こちらは血液の流れが悪ければ痛むということだから、不動即痛とは神経、筋肉、関節がスムースに動かなければ痛むということらしい。
痛めてから1週間経ち、腰の痛みも相当に和らいだ。
そうなったら、少しづつほぐしながら動かして行くこともまた腰痛治療の鉄則なのだが、
3日連続の雨降りではそれもままならない。

パソコンをいじりながらなんとなく聞いていたテレビから、井の頭のストリートミュージシャンの歌が聞こえてきた。名古屋でのライブ放映らしい。
そうと分かれば多分、T君が現場にいるだろうと、とっさに反応してテレビを見た。
居た居た、やっぱり居た。観客の一員としてリズムに合わせて手足を動かしていた。
彼は学生時代に井の頭近くで下宿したことがあったご縁で、追っかけをやっていると聞いたのは数年前のこと。奥さんに先立たれたから、今じゃ、何の遠慮がいるものか!かも知れない。
熱中できるものがあって、行動できる体力もあるということだから結構なことだ。
お互い老いたとは云え、まだまだ老け込む歳ではない。
友の元気な姿は自分への励みにもなる。
早速、彼に「見たよ!」とメールをした。

2011年5月11日水曜日

プルーンは天然の緩下剤

先日、家内が炊いた黒豆を食べながら、「どうも鉄分摂取が足りないのかも知れない」といつぶやいた。昔は黒豆には錆びたクギを必ず入れて炊いたことの連想からそうなった。
自分の2ヶ月ごとの血液検査では、赤血球と血色素の値が下限値を下回ったり、かろうじてクリヤーしたりしていて、どうも鉄分不足と思える兆候が見える。
それを聞いていた家内がハーフドライのプルーンを買ってきた。
鉄分の補給に良い食材ということを知っていたのだ。

昨日は朝と昼に1個づつ、今日は朝1個食べた。
そして、その効果が見事に現れた。
鉄分補給としてではなく緩下剤として効いたのだ。
昨日から今日の昼までに、何回かに分けて宿便が出切ったのだ。

実は、長い間、時として便秘気味のことはあったとしても、自分は快便体質だと思ってきたのだが、7ヶ月前の手術を境にして、スムースな排便が無くなってしまっていた。
以前は臭くなかった屁も、今では臭いことが多い。
だから、以前ならこっそり放出しても音を出さなければ他人に気付かれずに済んだものが、
今ではそういう訳には行かなくなってしまった。
主治医の先生にこのことを訴えたことがあったが、
先生は「へーそうですか」と言っただけで、「屁とも思わない」のである。

快便のあとの爽快な気分からしばらく遠のいていたが、久しぶりにそれを味わえた、と一言書けば済む日記を、昨日今日降り続く雨のせいで、ここまで引き伸ばして書いてしまった。
ひまつぶし日記の本領である。

因みに、商品には「おなかがゆるくなることがありますので量を加減してお召し上がり下さい」と書いてある。
また、ネット検索で見ると、
水溶性食物繊維やペクチン、カリウム、マグネシウムが多いことで腸の蠕動運動を活発にするらしく、ヨーグルトとバナナなどのフルーツと一緒に摂取すると一層吸収が良い、とも。
今のボクの朝食メニューにピッタリである。
肝心の赤血球と血色素への影響だが、これは2ヵ月後の検査待ちになる。

2011年5月9日月曜日

脊柱管狭窄症

朝起きたら腰がキャ~ンと痛んだので、止む無く整形外科に電話して予約を取った。
3年半ぶりである。腰痛だと伝えると、電話の向こうの受付嬢は丁寧に説明しだした。
「以前と違って診療が2通りあります。一つは約5万円で90%診断がつく無保険コース、もう一つは40%の診断のつく保険コースがあります。どちらになさいますか?」と。
勿論、保険コースを選んだ。

10時半の予約で診察呼び込みが1時間遅れ、MRIとレントゲン撮影が終わったのが13時半、昼食を摂りに自宅に一旦帰ってからまた出直し、14時半の診察予定が1時間遅れ、診断、ブロック注射してリハビリを終えたのが16時半だった。
それだけ患者が多いということ。
壁に貼ってある新聞記事には腰痛の手術例数で日本一と出ていた。
どのようにカウントすればそうなるのだろう?

前回と違って映像もデジタル化されて迅速だし、若い医師の説明も丁寧だ。
「病名はですね、第4腰椎のところで神経が圧迫されていますから、脊柱管狭窄症とします。」
「治療はヘルニアをレーザーで焼く方法もありますし、取り敢えずブロック注射して様子をみる方法もありますが、どうしましょうか?」と。
勿論、選んだのは後者。
注射針を挿し込む位置を質問したら、画像を指さしながらきちんと説明してくれた。

結局、今日の治療とリハビリ内容は3年半前と何ら変わらなかった。
ただ、新しい発見があった。ブロック注射の内容である。
患者はベットに腹ばいになっているから、医師の顔も注射の様子も何も見えない。
医師の声はどうも診察して呉れた医師ではなさそうだ。どんな注射をするのか?
あとで請求明細内訳表を見て初めて分かった。
仙骨部硬膜外ブロックには、局所麻酔剤またはボツリヌス毒素を使用、リドカイン入り生理食塩水100mlと書いてあった。結構な量だ。
これを一気に注入して、軟骨に触れている神経の滑りをよくしたようだ。
・・・と思ったのは間違いで、注入は15mlだけのようだ。100mlアンプル使用して、残りは廃棄だろうか?

結果は、あとのリハビリの効果もあったのか、キャ~ンとした痛みは無くなった。
まる1日掛けて通院しただけの価値はあったようだ。
今後は、週1回のリハビリに数回通えば治るだろう・・・・、これは過去3回の経験値である。

2011年5月8日日曜日

ビックリニュース2題

GWも終わったから平常の感覚に戻らなければいけないと思いながら、ニュースを振り返ってみた。

GW中の一番のびっくりニュースはウサマ・ビンラディンの殺害だろうか?
5月1日夜ワシントンで発表、日本では5月2日に報道された。
テロリストの首魁だから殺害も当然といえば当然と考えるのはアルカイダを非難してきた人々であって、反対にイスラム圏ではアメリカへの報復がさけばれているらしい。
この辺のことを理解するには世界の文明論から入らないといけないようだから、慌てて図書館に駆け込んだ。
借りてきたのはサミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」なる分厚い1冊。
出版当時おおいに話題になった本らしが、見逃してきた。
ポール・ケネディの「大国の興亡」は何度も読もうとしてはその都度頓挫したが、この本はどうやら最後まで読めそうである。

GWが終わった途端にビックリしたもうひとつのニュースは、5月6日の夜に出された菅首相の突然の浜岡原発停止の要請である。
福島原発で手間取っているおりでもあり、内容について異を唱えるほうが難しいと思うから、敢えてそれを狙ったのかも知れないけれど、あまりにも唐突だから、受け入れられる話もスムースには受け入れられないだろう。
つくづく菅首相をはじめとする現政権のいい加減さに呆れる。
案の定、中電の会長自ら中東へLNG調達に飛んだというし、50サイクル地域への応援給電が出来なくなるという。
一体これからどうなるのだろう?
心配するたびに、菅政権への不信が増幅していく。

2011年5月7日土曜日

被写体としてのクマバチ

孫たちも帰っていき、老夫婦だけの日常に戻った。
庭に出て、痛めた腰を伸ばしていたら、
ブルーベリーの花の周りでブーンというクマバチの羽音。
見上げた空は薄曇り、絶好の天然照明の舞台である。
急いで、カメラを持ち出した。

予想通り、ディーテールまで描写できた。
今までで一番の写りである。

クマバチにこだわっている理由は単純だ。
適度に大きく、ホバリングしてくれるから捉えやすく、
飛翔体の被写体として最適だからだ。
「みつばちマーヤの冒険」や「みなし子ハッチ」で凶暴で攻撃的なハチだというイメージを植え付けられたり、スズメバチと混同されたりして、誤解されている可哀想な彼ら。
本来はおとなしい。だから近寄れる。これもモデルに選ばれる条件である。

マクロ撮影では、季節感と美しさに加えて、
肉眼では見られない発見が魅力である。

2011年5月6日金曜日

またまたギックリ腰

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昨日、ギックリ腰をやってしまった。
重いものを持った訳ではない。
庭のブルーベリーの花にクマバチが来たので、
腰をかがめて夢中で写真をとっていた最中だった。
エントリークラスの眼デジだから、重さもレンズ込みで1㎏くらいしかない。
左程、無理な態勢でもない。
<

実は、1週間前に1万歩の散歩をした翌日に疲労が残り、
翌々日には歩くと左太股の奥のほうが痛んで満足な歩行ができなくなった。
それでも、次の日には孫に付き合って児童公園で少し歩けるようになったのだが・・・。
前回のギックリ腰は3月26日だからわずか1ヶ月と1週間経ったばかりなのに、
こんなに早くまたやってしまったのは、もう老化としか言いようがない。

最近は1万歩ウォークの回数が減ってきており、
体力の衰えを感ずるようになっている。
坐骨神経痛も出たり出なかったりしているように、もともと弱い腰である。
腹筋背筋のトレーニングが必要かもしれない。

写真は、ギックリ腰の原因になったクマバチ

2011年5月2日月曜日

フジにはクマバチ


フジの花には必ずと言っていいほどクマバチが寄っていることを知ってから、
フジが咲くシーズンになると、散歩がてらフジ棚を見つけては、近くに寄ってクマバチを探している。当地では、あちらこちらの児童遊園地にフジ棚はつきものだから、探す手間はかからない。
チョット目では姿が見えなくても、よく見れば大抵の場合、花の間に見つかる。
クマバチは人を襲うことはないので、近寄っても心配ない。

以上は、去年と同じことを書いた。
こう言うのを馬鹿の一つ覚えという。

クマバチを撮るにはマクロレンズの出番だ。
飛び回る被写体をうまく捉えるには結構難しい。
20枚ほどの中から、それらしく撮れたのはたったの1枚。

フジ棚の下は落ちた花びらでいっぱい。
朝刊に各地のフジ便りが載ったが、
どの花に限らず、報道されたときは終盤に入ったということ。
花好きは次にどの花を求めて動き回るのかな?

2011年5月1日日曜日

現役引退大学生

この時期、ゴールデンウィーク(GW)のご予定は?と挨拶を交わすことが多い。
サンデー毎日族にしてみれば、わざわざ人込みの中に繰り出すこともなかろうと思っているから、外出の予定もない。
しかし、のんびり出来るかと思うとさにあらず、GW後半に孫が来る。
孫が来れば、その親もついてくるから、特に、家内などは老骨に鞭打つことになる。そんなサンデー毎日族が多いだろうなぁ~と思う。

昨日、元会社の後輩が奥さん連れで表敬訪問してくれた。
感心したのは、後輩が現役引退後に大学に入学して通学していることである。
人文学部人文学科で4年過程、授業料年15万円、
最寄駅まで奥さんが送迎、あとは電車とバスを使っての通学。
同級生は9人、うち男3人、彼68歳はその最高齢。
体育の教科はテニスを選んだが、先生は、「気張ってやることはないから、そこそこやったら休んでください」と言ってくれるそうだ。
困るのは英語。英語で講義されるがチンプンカンプン、英会話も必須科目とか。女性クラスメートはみんな多少の英会話経験者らしい。
話しを聞くほどに、これは本物の大学生だと理解した。学生証も見せてくれた。

という訳で、彼の向学心にいたく感じ入った次第である。
ところが、まあ、そうは言っても別の本音もある。
奥さんは「毎日、うちに居られて亭主と顔をあわせるのは鬱陶しい」と言い、亭主もうなずいた。
やっぱりな!そうだろう!どこも同じだわい!
とこちらも納得である。

奥さんは既にひざを痛めているし、彼も持病があるようだから、最後に先輩面して、
「体の老化は以外に早いよ!体が動く間にやりたいことをやっておくことも、また、大切だよ!」と言っておいたが、あとで考えて、反省した。
彼等は今やりたいことをやっているじゃないか!余分なお節介だった、と。