2013年3月30日土曜日

リフォーム職人の手間賃


職人の報酬のことを現在でも手間賃と言うかどうか? よく知らないが、
親父が大工だったから子供の頃によく耳にした言葉だ。
その手間賃を親父が稼いできて家族を養ってくれた。お陰で今日のボクがある。
今様には手当とか日当と言った方がしっくりするかも知れない。

風呂のリフォームで発生した追加工事の請求書が来た。
内容は、給湯配管の更新工事で1日、洗面所の床のバリアフリー工事で1日、都合2日の追加工事分である。
工事中に必要があって発生した工事だから、予め見積書が出ている訳ではない。
どんな金額で出てくるのか心配したが、出て来た金額は想定内だった。
ホットしたというのが正直なところ。

問題の手間賃は36,000円×2日=72,000円だった。
新築よりリフォームの方が臨機応変に対応しなければならないので、腕の良い職人が必要だと言われる。だから妥当なところだろう。
余分なことだが、腕のいいリフォーム職人というのは得てして仕事が早くて良い仕事をすると言われる。そういう職人は仕事が多いから必然的に稼ぎが多くなるそうだ。
これ以外には材料費や諸経費など、この約2倍の額が上乗せになって、総額22万円なり。
リフォーム屋の利益がその中に含まれる訳だが、大した金額にはならない。

当初、風呂場と洗面所との仕切り壁を撤去しなくても出来ると見積もられたが、
いざ工事してみるとユニットバスが収まらなくなり、急遽、壁を撤去して新たな壁を作り直した。
この部分の費用はリフォーム屋側のミスだからというので全額サービスしてくれた。


給湯パイプは銅管仕様になったから、鉄サビが発生する心配がなくなった。
パイプだけでも5万円の品である。
だからと云うわけではないが、
「これでどうだ」と言われりゃ、文句なくOKである。
工事完了引渡書に一発でサインした。



2013年3月28日木曜日

五条川のさくらは金太郎飴みたい


今日は薄曇り。それでも最高気温が20℃を越える暖かさとなった。
この1周間は色々と暇つぶしにやる仕事が多くてウォーキングも疎かになっていたが、
今日は買い物ついでにやっと外出、五条川のさくらの咲き具合をチェックできた。

木によってばらつきがあるが、ざっと見て、6分咲き。
日本さくら名所百選に選ばれている五条川のさくらは10数キロ㍍に亘って延々と桜並木が続くのが取り柄。
だから、何処でさくらを観ても同じようなさくら風景となる。
言ってみれば金太郎飴みたいなものだ。

今まで見たことのあるさくら百選で印象深かった一つは西宮市の夙川公園のさくら。
あれは松の緑とさくらのピンクが調和した様が実に見事だった。
残念ながら、五条川のさくらにはそのような色彩的な風情がない。

そんなことを言っては、さくらを売り物にしている岩倉市と大口町に叱られるかもしれない。
ともあれ、この週末が花見のピークとなって大勢の人出で賑わうことだろう。





2013年3月24日日曜日

桜の定点観測巡り


ボクが選んだ近所の桜の定点観測地点を巡ってきた。
龍泉寺のヒガンは2分咲き。老大木だから去年傷んだ枝を落として哀れな姿になったが、健気に咲いた。
遊歩道の山桜は満開。ここだけやけに明るい雰囲気を醸していた。
同じく遊歩道脇のエドヒガンの薄紅さくらは2分。これが咲かないとソメイヨシノは咲かない。
犬山河川敷堤のソメイヨシノの開花はあと1~2日後とみた。
名古屋市内のソメイヨシノの開花より1週間遅れか?元々当初予定が3月25日だったから予定通りということになる。
文化会館前の枝垂れヒガンはほぼ満開。無人の会館広場で派手に咲いた。
例年にない気温上昇が続いて各地のさくらの開花が早まっている。
バスツアーを申し込んだ高遠さくらも開花予想が早まったので、慌てて早い日程に変更してもらった。ドンピシャで満開の予想だが?



2013年3月23日土曜日

我が家のアベノミクス効果


この3日間で、高遠の桜見物バスツアー申し込み、自転車更新、電子辞書注文、
とたて続きの出費を決めた。

バスツアーは家内の大腸がんの疑いが晴れたので、気分も晴れて天下一の桜見物と決めたもの。
自転車は家内用のママチャリの3段変速ギアが上手く働かなくなったので、6段変速付きに買い換えたもの。
70過ぎの婆さんに6段変速つきは如何なものかと思ったが、安くて希望仕様に一致する機種が他に無かったから、そうなった。
乗ってみて調子がいいと宣ったから、問題なし。
電子辞書は家内がかねてより欲しいと言っていたもので、ボクからのプレゼントだ。
家内に「誕生日、バレンタインデー、結婚記念日などなど諸々の祝いだね」と皮肉られたが、
全くその通り。
何々祝いなどというものをしないのが我が家流であり、
家内もそのことをよく承知しているのである。
尤も、電子辞書はボクも大いに利用させてもらうつもり。

このところ風呂のリフォームで出費グセがついてしまったのか?
出費に抵抗感が薄らいだような?
なんとなくそう思うのだが、これはひょっとして我が家のアベノミクス効果?
年金生活者は騙され、煽られ、浮かされて、浪費癖がつかないようにしないとね。
・・・と爺さんは戒めを忘れない。

2013年3月22日金曜日

地価が安いよ 


公示地価が公示された。
新聞に載った我が町内の地価をじっくりチェック。
そして、その安さにがっかり。
これじゃ、自宅を売っても老人ホームに入る資金にもならない。

我が町に通じる私鉄路線沿いは以前から地価が安い。
首都圏で言えば、湘南に比べて総武が安いとか、
大阪圏で言えば阪神に比べ阪南が安いとか、の如しか?
いやいや、もっとひどい。

ボクの自宅から歩いて5分圏内に、私鉄駅、役場、小学校、コンビニが2つある。
中学校へは徒歩10分。
自転車で10分以内にスーパーが4つ、うち一つはショッピングモールだよ。
電車に乗れば30分で名古屋駅に着き、中部国際空港へは乗り換えなしの70分。
電車はラッシュアワーでなくても1時間に6本。
都市ガスが使えて、下水道は工事中だからもうすぐ使える。
おまけに、海から遠いし断層もないから東南海地震にも強いよ。
なのによぅ!こんなに便利なところで公示地価は7万円/㎡たぁ~、チト安すぎやしませんか!だ。

近くで、
サァ~サお客さん、安いよ!安いよ!お買い得だよと、
40坪の土地付きの2000万円と2480万円新築建売物件あり。
それでも仲々売れないようだねぇ・・・

以上、爺さんの嘆き節。



2013年3月21日木曜日

大山鳴動して出たネズミ

3月28日の夜、福島第1原発の使用済み核燃料冷却システムの全電源が喪失した事故は、29時間後の3月20日0時頃になってようやく電源が回復して収まった。
原因は仮設配電盤の中に入り込んだネズミ1匹がショートを起こし、これを異常検知して電源が落ちたという。
これぞ「大山鳴動して鼠一匹」だ。

新聞テレビでこの言葉を使ったところはなかったようだ。
冗談を言っている場合じゃない、事態は深刻だったんだ、
というのがその理由かな?
そうとあらぬか、東電の電源喪失発表が3時間遅れたことを、
ネズミに替えて大きく報道した。

マスコミはいつもながら大衆迎合主義であるから、大衆に代わって東電を非難する。
確かに、異常感知で電源が落ちた場合の原因究明がそんなにも大変なことなのかな?と
思うけれども、だがそこまで突っ込んだマスコミはいないようだ。

ボクは事故の報道を見聞きするとき、事故を起こした側の立場からの報道が一つもない場合に、片手落ちと思うことがあるが、今回もそれだ。
マスコミが非難するようなことが事前に分かっていれば事故は起きないのである。
当事者は必死で事態に対応していたことだろう。
現役時代にいろいろの事故でしばしば苦労したから、
そんな気持ちもチラッと湧くのである。

2013年3月20日水曜日

ヒヨドリの食害


鳥見が好きと言ってもカラスとヒヨドリは嫌いだ。
野良猫と同様に人間と生活圏を同じにして悪さをする。
昨日見かけたヒヨドリは集団で畑の葉物野菜を食い荒らしていた。
写真の野菜は人間様がご用済みにしたもののようだからまだ許せる。
しかし、ヒヨドリが用済みかどうか知るよしもないから、人間様より先に頂戴することが多い。
我が家でもブルーベリーが実る頃、ちょっと油断するとヒヨドリに食べられてしまう。
完熟まであと1日待とう・・・なんて、収穫を日延した翌日に、ヒヨドリに先をこされることもある。
こんな時は、ヒヨドリの何と憎らしいことか!

ブルーベリーの若葉と蕾が開きだした。
ネットをどのように被せようかと、思案の始まりでもある。



2013年3月19日火曜日

シャープのLED電球のカバーが地に落ちた



シャープが地に落ちたと書くと語弊があるから、見出しを正確に書いた。
ことは写真を見れば一目瞭然。
要は電球のカバーがパックリ割れて玄関のタイルの上に落っこちたということ。
昨夜、玄関でガチャッと音がしたのを2階のベッドの中で聞いたが、
まだ家内が1階にいたから、何かを落としたのだろうというくらいに思っていた。
今朝、起きて見て、シャープのLED電球のカバーと解った。

この電球カバーは接着剤でくっつけてあるだけ。
接着剤にまだ粘りがあって、重力に耐え切れずに落っこちたのである。
使用して2年くらい経つだろうか?
この程度の使用期間で自然落下した原因は設計品質の悪さにある。
接合部分はお互いにプラスチックで出来ているのだから、
ネジれば引っ掛かる構造にしておけばいいものを・・・、と呆れた。

そうだ、これは笹子トンネルの天井坂落下事故と同じだ。
あれも接着剤を過信したために、接着剤の劣化した場合の次善策を怠ったのだった。

たかがLED電球一つと言うまい。
一事が万事ということもある。
我が家は昔からシャープ製品を結構使ってきた。
その理由はただひとつ他社製品より安かったからだが、
アナログテレビも洗濯機も、パナに比べて明らかに劣っていた。

シャープは鴻海の支援話をご破算にしたかと思えば、サムスンの支援を受けてその軍門に降った感あり、更にまた、米半導体大手のクアルコムに100億円の支援を求めたものの、相手は3月期営業利益の黒字化を条件に半額を出し渋っているらしい。
シャープの姿はなりふり構わないというか?節操が無いというか?ボクにはそんな風に映る。
そんな折に、LED電球のカバーが落ちた。
ボクの中では「シャープが地に落ちた」となる。



2013年3月18日月曜日

風呂に目隠しカーテンを吊るす


我が家の風呂の小窓は隣家の居間の真正面に位置しており、距離にして数メートルしか無い。
風呂の小窓に嵌っているガラスは型板ガラスで、これは視線を遮ってくれるが人の存在や動きが見えるのが難点だ。その為、外側に年中スダレを垂らしてきた。
風呂のリニューアルの機に改めてこのスダレを眺めてみたら、
なんとなく見すぼらしく、おまけにお隣さんには見るな見るなと言っているみたいに思えて来た。
これは何とかしなければ・・・。

そこで、内側に目隠しを設けることにした。
方法としてブラインド、ロールアップカーテン、防水カーテンを検討。
が、ブラインドは費用とメインテナンスに難あり、ロールアップカーテンは費用と防水・耐カビに難あり、どちらも万のお金が掛かる。
残ったのはカーテン案のみ。

まず試したのが、百均の塩ビ製テーブルクロスとカーテンフック、それにホームセンターで買った突っ張り棒とのカーテン。しかし、これだと目隠し機能と防水・耐カビ性に問題ないが、ゴワゴワするしチャチイしで、結局、一時しのぎにしかならなかった。

さらに探す。形としてはカフェカーテンなるものがいいのかな?と。
でも、なかなか見つからない。
そうこうしていたら、ニトリのチラシが目に入った。
善は急げと木曽川の川向うにあるニトリの店まで遠征して、ついに見つけた。
シャワーカーテンが599円、突っ張り棒が599円。
カーテンを短く切って取り付けたら写真の如くになった。
そうそう、忘れずに付記しておこう。
突っ張り棒の先端に百均の耐震マットを噛ませた。
突っ張り棒はずり落ちることなく、調子は上々。
TOTOもリフォーム屋も、ブラインド以外にはこれといった提案を持ちあわせていなかったのだから、逆提案してやってもいいわい、とほくそ笑んだ。

2013年3月17日日曜日

ツバメ見参


ここ連日はすっかり春の陽気。
2日前は日中風があったので、陽気に誘われてという訳にはいかなかったが、
昨日今日は風も弱く、上天気に誘われて、猫の額の庭の畑を耕した。
家内はあれも植えたい、これもと植えたいというけれど、
なんたって狭いんだし、連作障害も考えなければならないから、
どんな野菜を何処へ植えるかはクイズを解くようなものだ。
ともあれ、蒔かぬ種は生えぬわけだからという訳で、取り敢えず、ニラの移植とエンドウ5株とブロッコリー2株を植えつけた。

ご近所では、梅が盛りを過ぎ、代わりに、木蓮とコブシの白、トサミズキとサンシュの黄色が目立ちはじめた。
冬の寒さが厳しかったわりには、今年の桜の開花は早いという予報。
あと1周間もすれば開花するらしい。

今日、ツバメの群れを見た。20羽くらい居たか?
今年の初見参である。
去年は遅かった記憶があるから、今年はずいぶん早いな~ぁ、という感じ。
順調に季節が巡ってきた。

2013年3月14日木曜日

リフォーム後の初風呂

昨夜がリフォーム後の初風呂だった。
リフォームの言い出しっぺは家内であり、
資金の出処も自分のへそくりからだと家内が主張するから、
家内に先に入ってもらった。

家内には父親の遺産が少々あって、それを使ったようだが、
我が家の金融・財務大臣は家内であり、資金をどこから捻出しようと、
構わないというのが亭主のスタンスである。
どのみち、我が家に潤沢なお金が眠っている訳がないのである。

浴室のリフォームだけのつもりで始まった工事だが、スンナリとはいかなかった。
まず、地中部分で給湯配管の電蝕がひどく、給湯配管の更新工事を追加した。
そのために床の一部をめくる都合が生じ、めくりついでに、洗面室の床を嵩上げしてバリアフリー化することにした。
給湯配管工事は職人が休日返上で工事をしてくれたので、風呂の使用が遅れることはなかった。
床の方は材料と職人の手配が間に合わず、未完のまま。

初風呂は快適だった。
二人だけの風呂だから、追い焚きなしの給湯のみ。
乾燥機能もなしの換気扇のみ。
いたってシンプルな仕様だ。
断熱材で覆われているから保温にも優れ、洗い場で体が冷えることもない。
出来ればからだ全体を伸ばせる1坪タイプにしたかったが、今までどおり0.75坪で我慢した。
これが我が家の限界である。
次は台所のリフォームを家内は狙っているようだ。
亭主としては如何なものかと??
はてさて、どうなることやら・・・・・

2013年3月13日水曜日

公共の温泉銭湯に浸かる

自宅の風呂がリフォームのため使えないので、近くの温泉に浸かってきた。

外湯を探していたところ、家内が友達から訊いてきたのが犬山市民健康館の中にある「さらさくらの湯」。所謂、公共の温泉銭湯である。
さらはスペイン語で部屋の意味、さくらは犬山市の花。
我が家から車で15分くらいのところにある。

お湯は弱アルカリ性低張性弱放射能温泉で、郡上八幡と高山を結ぶ「せせらぎ街道」の中間にある明宝温泉から運んでいるというから、源泉かけ流しというわけにはいかないが、透明でツルッとした感じのお湯は悪くない。露天風呂もある。
犬山市の木曽川べりでも似たような泉質の天然温泉を汲み上げているが、こちらの湯を使わないのは汲み上げ湯量が少ないとか、明宝温泉側の宣伝効果狙いとか、それなりに理由があるのだろう。
入湯料は65才以上300円。
最近の銭湯の値段を知らないが、多分、普通の銭湯よりも安いのではなかろうか。
もっとも、近隣の市町村から銭湯そのものがほとんど姿を消してしまった。
自宅から最短のスーパー銭湯は距離もあるし、入湯料も高い。

土曜日の午後3時過ぎに行ったときは、10箇所くらいある洗い場が常時埋まるという盛況ぶり。
2度目の昨日の火曜日午後5時頃、洗い場は半分くらい埋まっていた。
利用者はほとんどがご同輩である。

施設の眼前には東京大学農学部演習林が広がり、入鹿池、博物館明治村にも近い。
我が家の近くにこういう良い施設があるとは知らなかった。
これぞ、灯台もと暗し である。(明治村にある品川灯台も灯りは点かない)

2013年3月8日金曜日

びっくり仰天 床下に水溜り


今日から5日間の予定で風呂のリフォーム工事が始まった。
昨日、工事前の準備のため、建築32年後にして初めて洗濯パンを取り外した。
床に開いたポン穴から床下を覗いてびっくり仰天。
何と床下に水溜りが出来ているではないか!
しかも排水パイプの周辺の水が溜まっていない地面は、広範囲に亘って塩が吹いて乾燥した様に白くなっていた。
原因の一つは、洗濯パンの排水トラップと排水パイプへ挿入するフレキシブルホースとをつなぐゴム製の特殊部品が、経年劣化してボロボロになっていたことによる漏水である。
ゴムの劣化具合から推測すると何10年も前からだろうか?

これで思い当たったことがある。
築10年経った20年位前に排水ピットの底が抜けたので、工事をしてもらったことがあった。
その時、排水ピットから床下に至る部分の地面が陥没していると工事人から指摘された。
布基礎のコンクリートのしたがえぐられて外の光が床下まで届いていた、と言うから相当ひどかったようだ。生憎、現役時代で会社に出勤していたので、家内が確認しただけで、自分は見ていなかった。

それにしても腑に落ちない。
ゴム部品が10年やそこらで劣化するものだろうか?
仮に、劣化していなかったとすれば、地盤沈下の原因は排水パイプの入口側で水が溢れていたためだ、ということになる。
そう考えて、排水パイプの高さを調べてみたら、あった!あった!これが原因かというのがあった。
ピット側の出口レベルと床下の入り口レベルとの差が20㌢くらいしか無い。
おまけに、出口側は臭気防止にエルボーを上向きに付けてあるから、排水には抵抗となっている。
そうか、これで平仄が合った!

今日来た工事人に現場を見て貰ったところ、ボクと同意見であり、
きちんと対策すると言ってくれた。

元はと云えば建築当時の根本的な設計ミス。今となっては不満をぶつける相手もいない。
それに気づかず、よくぞ今日まで、毎日床下に排水していたものだと、我ながら呆れる思いだ。
水はけが良くて、水溜りが狭い範囲にとどまっていたのは不幸中の幸いである。
この家もあと15年位も保てばいい。

2013年3月5日火曜日

タレコミ


昨日、タレコミをやった。

散歩の帰り道で自宅近くの農業用水路の底に茹でうどんが沈んでいるのを見つけた。
量にして数㎏位か?故意に捨てたとしか思えない。
用水路に排水管を突き出したうどん工場から、直に捨てられたものであることは一目瞭然。

個人経営のこの茹でうどん屋は時として、堂々と白く濁った水を用水路に流し込んでいることがあり、用水路の水量が少ない時はよく目立つ。
唯でさえ生活排水が流れ込んで水質が悪いのに、この工場のせいで下流の水質は一気に悪くなる。平素、そんな悪い印象もあったから、その光景でボクの我慢は限界を超えた。

役場の産業環境課へ、敢えて匿名でとことわった上で、電話した。
田舎町のことだから、名前を明かしたら、「ああ、あそこの誰々さんねぇ」という訳で直ぐバレる。
ましてやくだんのうどん屋はご近所よりちょっと遠いだけの距離にあり、お互いに顔を合わせたことはあるから、満更知らないわけではない。そういう訳で、名乗る訳にはいかないのだ。
電話に出た役場の担当者は、「直ぐ、現場を確認します」と言った。

そして今日、現場を通りかかったので、川底を覗いてみたら、うどんはそのままだった。
川浚いを期待していたので、ガッカリした。
役場の担当者がうどん屋にどのように言ったか、想像はつく。
田舎のことだから、まあまあ、やあやあ、で済ませたのだろう。

うどん屋を監視している人間がいると知れば、多少の牽制にはなるだろうから、
これ以上は、もう言うまい。
それにしても、タレコミなんて初めてやったが、気分の良いものではなかった。