2021年12月31日金曜日

大晦日

年の暮れと言っても今年は特別なことは一切行わなかった。
連綿と続けてきた年末の大掃除もやめた。
と言うより、体力的に、やれなかった。
家の外回りは、夏にやった外壁塗装のお陰で汚れはない。
窓拭きは、水をぶっかけてゴム製スクレーバーで拭き取るやり方だから、
ここんところの寒波で、やる気が失せた。
掃除片付けは普段どおりであり、特別なことは無し。

昨日、早々とおせち料理が博多から届いた。
去年はおせちを高島屋の通販で買ったが、
それよりもリーズナブルに見える。
息子の勧めにより、全国各地のおせちのなかから選んだ。
東京にいる息子からのプレゼントである。
帰省しないことにしたので、手土産代わりだという。
嫁と二人で帰省する費用よりもなんぼか安いから、
貰う方も気が楽だ。
老老ふたりの我が家、もう、おせちを作ることはなくなるかも知れない。
寂しくもあり、寂しくもなし。これも時代の流れ。

この1年、サルコペニアが一気に進んだ気がする。
コロナのせいばかりでなく、体力低下も確実に散歩を減らした。
散歩にが減ればそれだけ自然と触れ合う機会が減り、
結果として、ブログに張り付ける写真も減った。
我ながら寂しいブログになったなぁと思う。
ご覧いただいた皆さん、どうかご容赦ください。
1年間、お付き合いいただきありがとうございました。

2021年12月23日木曜日

前野屋敷とJA職員

豊臣秀吉に仕えた一人に前野将右衛門という戦国武将がいる。
但馬国11万石の大名になったが、
後に秀次の不祥事で守役としての責を負わされ、悲運に没した。
将右衛門はわが町の隣の町の出身であり、現在は前野町の地名になり、
前野屋敷なる記念物が残されている。

遠藤周作が「男の一生」という小説を日経新聞に載せたのが、
確か昭和58年頃だったろうか?その主人公が前野将右衛門。
後に、単行本になってベストセラーになった。

遠藤周作が歴史小説を書くようになったのは、
「武功夜話」という古文書との出会いがあったから、
と言うのが定説のようだ。
将右衛門の実の娘が書き残した伝記ものだといわれている。
その古文書は伊勢湾台風で壊れた蔵を整理していて偶然見つかった。
その蔵こそ、前野屋敷にある蔵だった。
ボクは現役の頃、仕事の都合で、そのお宅を訪問した事がある。
そこの奥方から「我が家の蔵のことです」と直にお聞きした。

一昨日、昨日と続けて、我が家にJAの担当者がやってきた。
定期預金を生命保険に切り替えるためである。
雑談をしていたら、自宅の隣が前野屋敷のようだ。
それにも拘らず前野将右衛門の名前は勿論、前野屋敷の名前も知らないという。
これにはびっくり。

翌日、彼から報告があった。
60歳代の父親に訊ねたら、「男の一生」の本も自宅にあり、
我が家も将右衛門につながる一族だったらしいことが分かりました、と言う。
JA職員25才。これから勉強しますと言いながら帰っていった。
親父さんと息子との会話が少し進んだようで、嬉しくなった。

2021年12月21日火曜日

コロナワクチン接種証明書アプリをインストールできない

コロナワクチン接種証明書のアプリが運用開始になった。
早速 アプリを インストール しようと思ったら このスマホは 対応してません と出た 。
調べてみたら ボクのスマホには NFC 機能が ないことが分かった。
高齢者向けに作られた京セラの BASIO 4 。
それまで の機種についていた NFC を わざわざ 削除してある。
なんてこった!

テレビでは こういうことがあることを一切言わない。
国からの 情報にもなかったのだろう。
新しいシステムをやること自体には決して反対ではないが、
こうした問題があることを最初にはっきり言っておくべきである。
アナウンスをしない国が悪いのか?メーカーが悪いのか?
弱者を斬り捨て御免とばかりに、国はマイナンバーカードの普及に邁進中。

2021年12月18日土曜日

パンドラの箱を開けてしまったのか?


ここ数日、顔を挙げられないほど首筋を痛めている。
パソコンに向かうのも億劫になって日記が遅れた。

一昨日のこと。
転院したK病院で2回目の受診。
採血と胸部レントゲンだから、異常なしで簡単に終わるだろうと思いきや、
どっこい、そうは簡単ではなかった。

レントゲン写真では問題なし。
血中酸素濃度を測定したら低値が出たから、
もしかして在宅酸素申請ができるかも知れないと先生が言い出したが、
これはもうしばらく様子を見ましょうとなった。
問題はその次。
がんマーカーのCEAが今までになく高い25と出たのだ。
過去に2度、CEAが高くなって厄介な細胞診までやったことがあるが、
その時でさえCEAは20を切っていたから、
これは異常事態かも知れない。
CEAの基準値としては、悪性腫瘍を強く疑い、リンパ節、
他臓器への転移が疑われる高度上昇のランクである。

先生はパソコン画面を眺めながらどうしようかと考えたうえ、
2ヶ月後にCTと採血をすることにしてして、様子を見ましょうと言った。
そうだろう、CEAが下がればガンではないことになる、とボクも納得。

元はと言えば 変な動きをする ボクの CEA 。
どういうわけか 最近先生方は これには触れないようになった 。
それなのに、 敢えて頼み込んだ検査 項目である。
それがこの結果だ。
ひょっとしてボクは パンドラの箱を 開けてしまったのかもしれない。

CEAが高い場合、肺がんの再発のほかに大腸がんが疑われるらしい。
例年やっている町の大腸がん検診の検便は3日前に提出したところだ。
この結果も参考になるだろう。
何れにしても新たな問題を来年に持ち越すことになった。

2021年12月8日水曜日

サプリメント (その2 ビフィズス菌錠剤)

先に快便と書いたが、その後また気持ちの良い排便の日が少なくなって、
10日に5日は浣腸のお世話になる状態に戻ってしまった。
便も屁も匂いがきつくなった。
こうなるとスカシッ屁もはばかれるだけでなく、
不快感が体に残ってしまって、なんとも気分が悪い。

そういう訳で、熟慮の上、BB536錠剤を試すことにした。
Nさん一家が使っていて、よく効くというご意見が参考になった。
BB536はM社の通販で入手した。
値段は1ヶ月分で3300円、気軽に使えるという品物ではない。
但し、D社の競合品より1000円ほど安い。

飲んでから今日で10日過ぎた。
2日目に便と屁の匂いが普通に戻って、それ以後も継続中。
浣腸の世話になったのが1回。
快便は意外に少なくて、3回。
もともと酸化マグネシウムの便秘薬を飲んでいるが、
便の硬さは見かけ上は変化なし。
という次第でこのサプリ、有効なのかどうか?
微妙!
どうやら、ボクは毎日排便はあるから便秘ではなかったということらしい。
排便のスイッチを押すこととは別の問題か?

BB536はビフィズス菌を胃酸で死滅させないように加工して、
大腸まで届けるようにしたとされているが、
ボクの場合は、匂いが改善されたから、
どうやらビフィズス菌は死なずに大腸まで届いているようだ。
今しばらく飲み続けてみよう。

家内は頑固な便秘症である。
まだ顕著な効果は現れていないようだ。
こちらもしばらく様子見である。
もし、今後も続けるとラクトフェリンを含めて月12500円掛かる。
こちらのほうが問題だぁぁぁぁ・・・!

2021年12月7日火曜日

サプリメト (その1 ラクトフェリン)

世の中にはいろいろなサプリメントがあるが、ボクはそういう類のものの多くを疑問を持って眺めてきた。
本当に効くのかどうか分からないし、それにも拘わらず、
値段が高いというのがその理由。
そんな中で唯一の例外がラクトフェリン。

8年前に胸腺に転移した肺がんの手術の後に、
これ以上の肺がんの再発転移を抑えてほしいという願いを込めて飲み始めた。
ところが皮肉にも、その1年後にまた肺がんに罹った。転移でなく原発性だった。
それにも拘わらずラクトフェリンを飲み続けた。
一年くらい飲んだだけでは免疫の強化にはならなかったのだろうと、
自分勝手な言い訳を付けて・・。
そして完治宣言の5年が近づいて来た頃、主治医の先生から、
「免疫が強いですね」と言われた。
お世辞で言われたのかどうかはわからないが、
言葉の裏を推察すれば、多分に再再発の心配をされていたのだろう。
その時、ボクはラクトフェリンを飲んでいることを言わなかった。
ラクトフェリンにそんな効能があるというエビデンスはないから、
大先生にそんなことを言ったら笑われるだけだろうと思ったからだ。

ラクトフェリンは牛乳中にあり、微量の鉄と結合した糖タンパク質。
免疫に関わる生理活性を持っていることを知る者として、
今更止めるという選択肢はない。
これからも飲み続けるつもり。
でも、毎月6000円の出費は痛い。

2021年12月1日水曜日

自動車起終点調査

 この度、我が家の車が、国交省道路局による自動車起終点調査調査の対象車に選ばれてしまった。全国8000万台の自動車の中から、地域や車種のバランスを考慮した無作為抽出の結果だと案内書には書いてある。

調査日は11月28日と11月30日の2日間。
調査項目は出発時間と到着時間、運転者と同乗者の有無及びほかの交通機関への乗り換えの有無、高速道路の利用の有無、目的地、目的、距離など微に入り細に入り。
調査書には住所氏名がすでに打ち出されており、無記名調査ではない。
完全な個人の行動調査である。
勿論、調査に応じなくても罰則があるわけではないから強制調査ではないが、
プライバシーに関わる事柄も含まれる訳であり、
国交省は個人データの秘匿を厳守するというものの、把握されるのは気持ちの良いことではない。

回答方法は文書とネットから選択できる。
ボクは文書回答をするつもりだったが、記入ミスが重なってしまったのでネットで回答することにした。
国交省は30分で記入できると謳ったが、そんな簡単なものではない。
さぞかし、記入ミスが多いデータが集まるのではなかろうか?

これも善良なる国民の務めかと思いながら、面倒くさい作業を終えた。