2017年3月31日金曜日

To be or not to be; that is the question.

4年半前に¥19,343.-で型落ちのパナ製の20倍ズームのコンデジを買った。
液晶だけでファインダーがないというのが気に入らないけれども、
ズームが効くから散歩に持ち歩くには何かと便利なカメラだった。

それが2年保たずに鏡筒が出なくなって、直してもらった。修理代は¥9,180.-だった。
それから更に2年経った1年前のこと、撮像素子にゴミが付着して、それが写真に写り込む様になった。
やむを得ず、新しくcanonのコンデジに買い替えた。(このことは前に書いた)

それから1年、canon のコンデジだけで過ごしてきたけれども、ズーム4倍止まりではどうも物足りなくなった。
そしてハムレットになったのである。
パナ製のズーム20倍を修理に出そうか出さまいか・・・・。

ネットで調べてみたら、撮像素子のゴミ取りは自分でも出来そうだとわかったので、
自分でやってみようと決めて、必要な小道具のマイクロヘキサレンチをホームセンターで買って来た。
いざ作業を開始しようとして、念のためもう一度、ゴミの所在を写真画像で確認してみた。
何と!ゴミが3つに増えた!
これはヤバイ!自分では失敗する可能性が大きい。
ここに至り、やっと修理に出す決心がついた。


かくして、「便利なパナソニックの修理サービス」にwebで修理依頼。本日、クロネコが現品を受け取っていった。1万円の定額修理コースで、どんな修理をしてくれるのか?楽しみである。

買値と同じ修理代を払ってでも、なお、古いカメラを活かそうとする。
今から新品を買うよりは安かろうという計算はあるけれども、
今回もまた、棄てるのはモッタイナイという年寄り根性が働いたようだ。


2017年3月24日金曜日

老人ホームの見学

一昨日、同級生だった∪さんが入居した老人ホームを見学した。
同じく同級生だったTさんが施設を見たいと言ったので、ついでにボクもお誘いを受けた次第。
元々興味があったから、喜んで出かけた。

地下鉄の駅から歩いて数分のところにある4階建てのビル。二級河川のほとりにあってロケーションは良い。介護付き有料老人ホームであり、今は自立できてもやがて必要になれば介護も受けられる類の施設である。
∪さんがじっくり選んだところだけあって、まるでホテルのようだ、というのが率直な感想である。
いろいろな共用の施設、設備、スペースがあるから、ホテルよりも立派かもしれない。
肝心の個室であるが、専用スペースが24㎡のなかに、トイレ、シャワー室とIHレンジ付きの調理台、極小の冷蔵庫、ベッド、小さな丸テーブルと椅子が2つ。以上が備え付けのもので、自分の持ち込んだものもあるから確かに狭い。それでも広い方だそうだ。入居費用は一時金70万円と毎月26万円。それで3食付き、光熱費込み。その他の費用は一切なし。ボクは入居には一時金で何千万円も要ると思っていたから、意外だった。
部屋のなかには昨年亡くなった奥方の小さな仏壇があり、手を合わせてご冥福を祈った。

食道で当日の昼食メニューのカレーライスをご馳走になった。
街なかのレストラン並の味と量で、ボクには多すぎた。

∪さんTさんと会うのは1年9ヶ月振り。
お互いにそれだけ年取ったという印象はある。
施設の見学もやがてやって来る老いに備えるためである。
見学の後、サロンでコーヒーをご馳走になりながら、時間を忘れて歓談できた。
因みにコーヒーは自販機ではない、管理栄養士が淹れてくれた喫茶店並みの本格コーヒーだった。

現物を確認したあとは、昨日から早速、ネットで、老人ホームの勉強である。
種類が多いことに驚いた。自分が無関心すぎたようだ。
自分が先に逝って家内がお一人様で残ることを想定し、じっくり勉強しよう。
でもねぇ・・・・、二人とも何とか元気にしていると、仲々その気になれないんだよねぇ・・・。


2017年3月21日火曜日

親父の33回忌

3連休で娘が孫を連れて里帰りに来た。下の孫娘は、来ると、決まってアンパンマンの動画を見たいと、ジージにおねだり。ジージのパソコンが占領された。
昨夜、娘達は帰って行ったので、今日からパソコンが空いた。
お陰で日記の記述は2日遅れ。

一昨日の3月19日にボクの父親の33回忌、合わせて母親の70回忌の法事が実家で行われた。
実家の兄は4年前に他界し、息子が立派に後を継いで建築業を営んでいる。
その息子が一切を取り仕切った。
出席者が約40名。その半数くらいが孫とひ孫たち。
実家の姉嫁の兄弟夫婦も揃って来てくれた。縁は薄いのに義理堅いのは兄嫁の影響力のなせるところである。実家が製麺業を営み、姉兄弟の結束も固い。

ボクの長姉は91才ながら矍鑠(かくしゃく)としている。息子の嫁がアッシーとして連れ添ってきた。
85才の次兄もアッシー役の息子と一緒にやって来た。補聴器を付けていても会話が成り立たない。息子に訊けば、兄嫁ともども年相応に健康であるらしい、と確認できた。
来るはずの次姉が来なかったので、皆が心配した。
法事が終わってから、2日前位に緊急入院していたことが分かった。
家庭の事情があって親子のコミュニケーションが上手く行っていなかったようだ。
帰りがけに病院に寄り道して、見舞った。
発熱で体の自由が奪われ、食事も摂れなかったので、かかりつけの医院から救急車で病院に運ばれたという。栄養剤の点滴を受け容態は持ち直したみたいだ。長姉と違って89才の次姉は耳が遠いうえにボケも進んでいるようだ。検査入院だと言うからさほどの心配はないだろう。

今回の法事は実家の隆盛とわが姉兄の老いを確認した日になった。

2017年3月16日木曜日

友みな老いたり

昨日の中学校のクラス会に集まったのは男8名、女4名の計12人。
場所は在校当時から母校の近くで営業を続ける仕出し屋が恒例になっている。
幹事は島田市在住のH君。11時に集合を掛けて、自らは6時に自宅を出たという。
今も地元で現役のタクシーの営業を続けている元気ものである。
男で持病なしと言ったのは彼ひとりのみ。
女性の方は持病なしが二人、残る二人は共に膝が悪くて座椅子が要った。

ドタキャンがひとりいた。もともと脳梗塞で片足が不自由だったが、今朝になって体調を崩したという。
訃報がひとり。昨年6月に鬼籍に入った。肺がん手術の後、肝臓がんで亡くなったという。
常連のひとりも坐骨神経痛で欠席した。

出席8名の男子のうち幹事を除く7名が何らかの持病を抱えている。
現役で不動産業を営むひとりが糖尿病。
もう一人も糖尿病と腰痛持ちで、膵臓近くの腫瘍を手術したことがあるのがひとり。
どちらもがんで膀胱と直腸を切除し、常時袋を付けていて、身障者手帳をもつのがひとり。
脳のMRIで白い影がみえると言いながら、現役の植木屋を続けるのがひとり。知らぬ間に脳梗塞をやったらしい。
タバコの吸いすぎで肺機能が衰えたというひとりは補聴器なしでは会話もできない。
鼠径部から何処かにステントを入らたらしいが、それが何処だか自覚していないのがひとり。
そして、肺がん手術を3回したというボク。

女子の4人のうち膝の悪い二人を含めて他には持病は無いようだ。
連れ合いを既に亡くしたのが、男女ともにひとりづつ居た。

ざっと見渡して、見まごうこともなく皆が老人になった。
話といえば、誰それの消息と、病気のことばかりである。
他愛もないといえば他愛もないクラス会だが、出席者は皆、一同に会せたことが嬉しいのである。
傘寿を過ぎたら、クラス会もお終いにしようというものはひとりもいなかった。
次回は引き続き幹事を引き受けたH 君にお任せということになった。

2017年3月12日日曜日

5年ぶりの腰痛治療

2週間ほど前から左腰が痛みだした。持病の悪化である。
今までは、何かの拍子に微熱が出ると腰が痛くなるので、腰痛は発熱センサーだ!・・なんて、冗談を云えていたのだが、発熱を伴わないで痛みだしたから、こりゃ本格的な腰痛の再発だわい!
歩くとギック!ギック!と来て、歩行も不自由になってきた。
こうなると散歩にも出られないから、足腰が弱まり、体力の衰えに拍車が掛かるのではないかと、焦りに似た気持ちになる。

そんな訳で先週の火曜日から整形外科で治療を受けることにした。
整形外科に掛かるのは5年ぶりである。但し、腰痛治療では評判の良いIクリニックから、近くのH整形外科に替えた。ここには去年首肩痛でお世話になった。近いばかりでなく、余分な検査をしないので気に入っている。
検査は昔懐かしいシンプルなX線撮影機だけで、MRIなんて高価な検査設備はない。
撮影の都度乾板を出し入れしている。懐かしさを覚えたりした。

勿論、X線検査で判るような病変があるはずはない。
先生も、念の為にやりましょうと言ったに過ぎない。
斯くて、治療は温パックと低周波電気マッサージと腰の牽引のみで、マッサージ師によるマッサージはなし。
これで本当に治るかのかと疑問に思うような治療だが、やらないよりはやったほうがいい、というような治療である。
「体調に相談しながら、1週間に何回来てもいいですよ」と言われたが、さて、どのくらい通ってみようか?
5年前の記録を見たら、同じメニューにマッサージを加えた治療で、週1回の頻度で8ヶ月通っているから、今回は週1~2回通えばいいだろう。
この1週間で2回治療しただけだが、多少、効果が出ているようだから、多分、陽気が良くなる頃には治るだろう。
整形外科治療は気長に根気よく通うのが治療のコツだと心得ている。

2017年3月5日日曜日

お疲れのクロネコ便

ネットで何気なく見つけたカメラケース、どんなものかと思って、Amazonで買ってみた。

本皮製なら1万数千円だが、これは合皮製で1,930円也。
カメラを保護するにはいいかも知れないが、ちょっと嵩張るから散歩用には不向きだろう。
安いから試しに買ったのだが、高ければ買わない品である。
ボクのような、こんな冷やかし半分、少額購入客が増えたからクロネコが困っているのかな?
クロネコが採算悪化、人手不足、残業代未払いなどで連日のニュースになっている。

新聞によれば、クロネコがAmazonの荷物を全面的に引き受けるようになってから採算が悪化したという。以前には、確かクロネコが手を引いて佐川が代わりに引き受けた時期もあったと思うのだが、その佐川はいち早くAmazonから手を引いたらしい。そう言われてみれば、最近Amazonから買った荷物を佐川が届けることがなくなった。

Amazonの送料無料というのは、当初、1,500円以上だったはずだが、その枠はとっくになくなっている。購入側にしてみれば送料込みコストが一番安いところを選ぶ訳で、その点、Amazonは有り難い存在であるから、今後も、Amazonの勢いは強まりこそすれ衰えることはないだろう。

3月1日の夜発注、翌日2日発送、翌々日3日18時我が家着荷。
時間的にはこれが標準時間だろう。
でも、クロネコの当地配送センターを8:33分に出た配達車が我が家に配達した時間が18:10とはちと遅すぎじゃないか?因みに、配達時間は無指定である。
軽トラで配達に来た70才前後の高齢ドライバーは正規従業員ではない。
車内をあれでもないこれでもないと我が家宛の荷物を探すのに手こずっていた。
要領が悪いのか、働き詰めに働いて疲れ切ったのか?

常連客であるボクには、クロネコもAmazonも、どちらも無くなってもらっては困る。
だから、それがリーズナブルであれば、場合によっては、送料の一部を負担することもありでいいじゃないか、と思う。
例えば、2,000円の品を買うのに300円の送料なら高いと思うけど100円なら許せる。
手紙だってハガキ1枚で52円(6月から62円)は掛かるのだから。
力任せに押しまくるAmazon側にも考える余地ありと思うが、どうだろうか?