2020年6月19日金曜日

月桂樹を伐る

一昨日、我が家の月桂樹を伐採した。
切口を見ると、表面の皮の一部が生きていただけで、
中心部の殆どが枯れていたことがわかる。
 

もう何年も前から、幹を叩くと、「ボコボコ」という低い音がしていたから、
樹勢が弱っていたことは承知していたが、今年はついに枝も枯れてきたので、
伐採することにしたのだ。


葉っぱをローリエとして料理に使った以外は特に役立ったわけではないが、
家内の母親の勧めで植えた樹だから、形見の樹という思いもあった。
植えた場所は、敷地内の北西の隅。
家を建てた時のガラ土の捨場にした場所だから、
月桂樹にとって適地だとは言えなかったかも知れない。


でも、本来は生命力の強い樹だと思う。
根元の地面には若い枝がニョキニョキと出ていた。
伐採の前に、地面から若枝を切り取って、ローリエの材料用に確保したから、
こちらが生きている間は足りる勘定だ。
切り株からまた蘇っては面倒なので、
切口に除草剤を振り掛けて、枯らす算段をしておいた。

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