2020年8月9日日曜日

給湯器のあんしん点検

先日、給湯器のメーカーから封書が届いた。
重要書類在中と書いてある。
一体、何ごと?と訝しく思いながら、封書を開いた。
「あんしん点検」の案内だった。

へェー、随分親切なこと!
と感心しながら読み進むと、
法定点検に準じてメーカーが行う点検であり、
強制的点検ではないこと、
点検だけで10,230円が必要であること、
修理や部品交換が必要な場合は別途請求する、
と書いてあるではないか!
何だこりゃ!?
納得がいかないのでネットで調べた。

一般社団法人 日本ガス石油機器工業会のHPには、
ガスと石油を燃料とする温水器には、
消費生活用製品製品安全法にもとづく点検制度対象である「法定点検」製品と、
対象外である「あんしん点検」製品とがあり、
法定点検製品は点検を受けなければならないが、
あんしん点検製品は点検は任意である、
と書いてある。
そして、ガス温水器の場合は屋内設置式は法定点検対象、
屋外設置式はあんしん点検対象であるとしている。
点検の時期については8年から10年程度のようだ。

我が家の給湯器は1980年の初代から現在のものが3代目で、
設置は2011年10月28日だから、あと3ヶ月で9年経過することになる。
ということは初代と2代目で31年間使ったことになる。
どちらも故障したから廃棄して、交換したのだった。
その間の修理の記憶はない。どちらも15年ほど使ったことになる。
だから、3代目はまだ6年間は故障無しで使えるだろう、
というのがボクの感覚である。
そういう感覚からすると、
今回のあんしん点検の案内は如何にも早すぎるんではないか?
しかも、あんしん点検を受けたら、それ以降毎年点検を受けることを勧める
という。しかも有料で!
そう考えたら、今回の案内は、
安心を謳い文句に、ユーザーに不安を煽って上で、点検を押し売りするようなもの、
に思えてきた。
今年は様子見とすることに決めた。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄宅の温水器更新したのは、拙宅とほぼ同時期だったと記憶している。当時貴兄のブログでそのことを知った。拙宅は1992年~2017年の25年間住み、解体した。温水器は新築して15年ほどで電気系統がトラブル?で更新した。
それまで安心点検などの通知はなかったのでその後に出来た制度かも。 メーカーサイドから言わせれば、お客様にいつまでも安心して使ってもらうアフターサービスの一環ということでしょう。
拙宅は積水ハウスに注文したが、契約時に5,10,15,20年毎点検、補修すべき項目の工程表が渡された。その年度ごとに連絡が来る。そんなに汚れ、傷みなど外見上見当たらないが、勧めにしたがって外壁の塗り直しを1回した。2階ベランダの手摺なども塗りなおしたが、ケレンが不十分? 厚塗りで見てくれは良くなかった。
食品の賞味期限と同じようにメーカーは安全サイドで物事を決めるので、メーカーの言いなりになるとコストがとてもかかりますね。
追伸: ボクの個人情報。
あまり外出しないで施設に閉じこもってばかりいると身体に悪い。今朝、酷暑のなか、9時よりウオーキングをかねて少し遠くのスーパーに出かけた。その沿道に吉野家の牛丼店がある。
そこでテイクアウトの牛丼を購入した。 愛知県のコロナ感染急増に伴い、1昨日から外食、地下鉄、バスを利用すると濃密感染者扱いとなり、1週間部屋に軟禁される。食事は部屋配膳となり、共有スペースも出入禁止。施設の諸行事も参加できない。
困るのは外食できないことだ。 いままでたまに吉野家で食事していたが、テイクアウトして美味しさはどうか試した。2時間以内に食べれば、店で食べるのとそれほどそん色ないことが分かった。これからもちょくちょく利用するつもり。
10時20分帰宅、5500歩だった。暑くてへとへと。TVで名古屋の11時半の気温は、35度
8分と知った。また疲れで発熱するとたいへんだ、
あまり無理しないで行動しようと思っています。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん あんしん点検は、屋内式機器の法定点検をやるなら屋外式はどうするのか?
という議論があって、そこから制度化されたのだろうと思います。メーカーはサービスのつもりかも知れないけれど、有料(しかも高額)という点から、ユーザーはサービスと考えるかどうかですね。貴兄宅の例も然り。我が家はそうしたサービスを受けたことがありません。
バス、電車、食事処の実質利用禁止は痛いですね。
近場のテイクアウト利用はいいアイディアですが、猛暑の折から、外出も程々に。
今日は特に暑いですね。クーラー効かせてあな籠もり中です。