2014年1月18日土曜日

術後6ヶ月検査

昨日は肺ガン転移再発手術6ヶ月後のCT検査。
先生からお腹の方まで撮影するように言われているので、スボンを大腿部の付け根まで下げて下さい、と技士が言った。今まで何回もCT撮影していたが、これは初めてのこと。
診察で主治医はCT画像をボクに見せながら、腹部から肺部までスクロールして、肝臓も肺もキレイですと診断した。やはりというべきか、先生は他の臓器への再転移を懸念していてくれるらしい。
何はともあれ、異常なしと聞いてホッとした。
CT検査で腹部のすべての臓器について診断できるのかどうか?は、敢えて質問しなかった。
先生は出来ることをしてくれたのだから、それでよし。余分ことを考えるのは止めた。

実はここ10日間以上にわたり喉の痛みと37℃前後の微熱が続いており、
昨日は37.6℃の発熱を押しての通院だった。
そのことを先生に話したら、「風邪薬を処方しましょう」と言って、処方箋を出してくれた。
患者に手も触れず、マスクをしたままのボクにマスクを外せとも言わず、
アレルギーはないですね、咳はどうですか?と問うただけ。
これで、別の診療科や近所のクリニックをあらためて受診する必要もなくなった。
ありがたや、ありがたや。
それにしても呼吸器外科で風邪薬を処方されるとは意外や意外。

処方された薬は写真のこれ!
PL 1g シオノギ の名前は忘れもしない。未だ健在だったのかと驚いた。
48年前に工場勤務を初めて以来、しばしばこの薬の小袋に泣かされた。
牛乳ビンに入れられると透明袋は検瓶機でも検瓶者の目でも発見が難しい。
だから異物混入のクレームを随分と頂いた。
消費者の目も甘かった時代だったから、何はともあれすっ飛んで行ってアタマを下げれば、大方は許してくれた。
今から考えれば大らかなよき時代だったと思う。


薬は昨夜と今朝と2回飲んだが、効いた様子はない。それなりの薬のようだ。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

6ヶ月検診無事通過、まずはおめでとう。先生から結果が伝えられるときは、受験の合格発表を見るときのように緊張しますね。過日ボクも胃カメラ、胸部CTなど検査したが、特に問題なしとのコメントだった。胃カメラで食道もチェックできるので、少なくとも今後1年間は肺がん、食道がんで手遅れになることはないだろう。いつもそうだが検査結果がOKだとその日は何となく気分が良い。
貴兄は毎日健康そのもので生活していると推察しているが、コチョコチョ風邪を引いたりして調子が悪いときもあるのですね。お互い歳も歳なので充分気をつけよう。
貴兄も現役時代消費者の牛乳びんの異物クレームで悩まされたようだが、ボクもビールびんの異物クレームでお客様のところによく出向いた。検査機、検ビン者の見逃したものがどうしても発生する。消費者は何でもびんに入れたがる。明らかに物理的に入るはずもない異物でコップに付着していたものと断定できるものもあるが「消費者は王様」説明に苦労した。

b.nasbee さんのコメント...

>忠ちゃん 今回のように主治医も慎重を期しているようだと知れば、なおさら結果が気になりますね。これで少し延命出来たかな。
貴兄の検査結果も問題なかったようで、良かったですね。
リサイクル瓶の異物混入は宿命ですね。
ビール瓶では時として万円札も入っているとか聞きましたが牛乳瓶にはそのようなことはありませんでした。