2014年11月4日火曜日

見えていても見えなかった


見えるものが見えないのは、見ようとして見ないからだ。
そのことを実感した実例がこの写真。
我が家の2階の小窓から覗き見たもの。
そう、我が家からも御嶽山が見えたんだ!
我が家を建てて34年、ほとんど毎日、この窓から北の空を眺めて来たのに、
今まで気付かなかったなんて、何てドジなことかよ!
御嶽山が噴火して、御嶽山はどこらにあるやら?
と気にして覗かなければ、未だ気づかなかったことだろう。
田舎のわが町には高い建物がない。
あっても精々7階建てのマンションくらいだが、部外者は立ち入れない。
さて、今日の御嶽山をどこで撮ろうか?
思いついて、名鉄電車の駅舎に出向いた。
2階の改札階脇の窓から北の方向を覗いた。
見えた! 邪魔のはいらない御嶽山が見えた。
だが残念!分厚いガラス窓越しとあっては、写真にならない。
やっぱり例の撮影スポットまで出かけないといい絵の御嶽山は撮せない。
だが、体調と相談して今日は止めた。
ロキソニンを飲まない日は足の運びが悪い。

夕陽に染まった噴煙の写真を追加しておこう。

3 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

自宅から居ながらにして御嶽山の雄姿が見えるじゃないですか。今まで気づかなかったとは貴兄らしくないなあ・・・。
毎朝、霊峰御嶽山に手を合わせ、1日の安寧を祈願することが出来る。しかしTVアンテナ、電柱、電線などが邪魔してそんな気分にはなれない?
ボクンちは御嶽山見えないが、自宅から少し歩けば伊吹山が一望できる。
実家の高蔵寺からもよく見えて、小さい時から親しんできた。冬の空風が吹きすさぶ季節、雪を被った伊吹山は御嶽山に劣らずきれいですね。小学5年生の時、教室の窓から田んぼ続く遥か向こうにその雄姿が見えた。授業中飽きるとよく眺めていた。その時この山が伊吹山と知ったような気がする。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 全く気が付かなかったなんて恥ずかしい!
言い訳になりますが、写真は30倍ズームで撮っているから大きく見えるけど、肉眼では伊吹山程大きく見えないのですよ。
木曾川沿いの小渕からは、伊吹山に続く両白山地、その中で郷能白山が見えます。東に目を転ずればお椀を伏せたような恵那山が見えます。御嶽山は近くの低い山に隠れて見えないですネ。山が見える日は風景に奥行きと広がりが有り、見飽きません。

匿名 さんのコメント...

山が見えた話で思い出したのが、同じ御嶽山で小生の学生時代通学の名鉄電車のっ車窓から冬の晴れた日には知立岡崎間で遠くに雪を頂いた御嶽山をよく見たことが甦ってみました。 また当時は富士山も伊奈駅近くからもみえたことをおもいだしました。
空気の汚染もあり最近ではその様な機会に恵まれていません。
このような記憶の呼び起こしが頭のトレーニングなっているかも知れませんね?