2014年11月11日火曜日

あったかインナーを試す

あったかインナーなるものを初めて着たのは約5年前のこと。
真冬に、なばなの里の夜のイルミネーションを息子夫婦と一緒に見に行った時に、
防寒対策にと、嫁が義父にもといって買ってきてくれた。
薄手で、伸縮性に富んでいたが、暖かさは左程にも感じなかった。
むしろ、嫁の思い遣りが暖かかった。

それ以前も、それ以降も、インナーといえば、ボクはもっぱら昔ながらの綿製品ばかり。
何故、そうなったかといえば、体に慣れているということと、値段が安いということに尽きる。

今週はそろそろ寒波がやって来るというので、急いでインナーの在庫を点検した。
そしたら、古ぼけてしまったものばかり。そういえば去年はブリーフ以外は1枚も買わなかったようだ。これじゃいけない。
病後の体調のこともあり、最近運動量が格段に落ち、逆に、体を動かさない時間が増えた。
そう考えたら、あったかインナーに興味が向いた。

一般的にあったかインナーと言えば、吸湿発熱機能を備えた繊維を使ったものの総称らしい。
体から出た水分蒸気が繊維に吸収され、それが水に凝縮するときに凝縮熱を出す。それで繊維が発熱するという理屈のようだ。そのため、繊維を細かくして表面積を増やしている云々・・・・。
何となく分かったが、期待するほどのものか?使ってみなけりゃわからない。
それじゃ、どれを買えばいいのか?

宣伝がよく効いて名前だけはよく耳にするユニクロのヒートテック。
去年はアクリルとレーヨン主体だったが、今年はポリエスルも加えてレーヨンを減らした。
レーヨンは吸水性が高く、そのために登山者には適さないという評価があるのと関係あるのだろうか?着た時ひんやり感あり。その割に値段が高い。評価はあまり良くないようだ。

イオンは名前をヒートファクトからピースフィットに変えた。
素材もアクリルと綿が主体だったのを、綿をなくしてレーヨンとウレタンを加えたものに変えた。
ユニクロがポリエステルを加えたがイオンは加えてないから、素材的には去年のイオンと今年のユニクロの中間的存在か?値段はユニクロに近く、ボクの狙いより高い。

庶民の味方、GUはどうか?
こちらはアクリルを含まず去年はポリエステルと綿とウレタンだったが、今年は綿がゼロになって、レーヨンが加わった。アクリルを使わない分、安いということか?ユニクロ、イオンより3割以上安い。

これでテストはGUの「あったかスタイル」に決まった。
昨日Tシャツとレギンスを買ってきて、今朝から試着。
着るときのヒヤット感なし。軽い。伸縮性あり。フィット感よし。
問題の保温性だが、薄いから期待しないほうがいいだろう。

爺さんには昔ながらの厚手の綿シャツが一番かも知れないが、その結論はまだ先の話。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄は何事につけても探究心旺盛ですね。ボクは昔からず~と綿シャツにモモヒキだ。すべて家内が勝手に購入したものです。良い機会だから手持ちのものを調べたら、大半がグンゼの綿100%。何枚か綿80%、ポリエステル20%が混じっていた。現役時代、ボクは寒い場所での仕事が多かったので、ラクダのシャツとモモヒキを愛用していた。まだ健在のラクダのシャツ2枚を今でも真冬に重ね着して活用している。そんな訳で最近のインナー事情がどうなっているか全く知らない。
ヒートテックなる名前は承知していたが、記載のGU,レギンスは初耳の言葉。ネットで調べて理解した。
家内が病気になってこの3年、手持ちの下着で済ませてきたが、さすがに襟やゴムなどぼろぼろになり、更新が必要になってきた。先月、比較的拙宅に近くて入りやすい?「あかのれん」に行ってきた。こうした衣料品専門店に行くのは、初めての経験です。いろいろなインナーが陳列してあるが、よく分からないからいま着用しているものと同じようなショーツ、上下の下着を何枚か購入した。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん グンゼならブランド品じゃないですか。でもね、年寄りになると下着が痛まないから捨てられなくって、そうすると黄ばんで来るんですよね。そうなると見るからに暖かくなく見えてくる。やっぱり、適度に更新して行くべきだと思いました。
老い先短くなって、家内もケチケチしなさんな、と亭主に活を入れる時もあり、じゃあ、生きている間はそれなりに新しいものを着てみるか!とも思ったりします。
ラクダのシャツも残っていますけど、処分しようか?どうしようか?迷っています。
あかのれん、しまむら、へはよく行きますよ。まずはそこいらで品定めしてから、気に入らなければイオン、GU 、ユニクロへ足を運びます。