2015年3月26日木曜日

近所の桜

今年の桜の開花宣言は名古屋が一番早かったものの、その後にやって来た冬並みの寒さで咲きかけた桜も縮み上がっただろうか?
気になったので自転車で例年のチェックポイントを一周りして来た。

木曾川沿いのソメイヨシノは開花直前。
そのまま行けば4月4日~5日の春の犬山祭は満開か?
天気が良ければ30万人くらいの人出で賑わうだろう。
既に満開を迎えてあちらこちらで目立つのは山桜だろうか?
遊歩道脇のブッシュのなかから遠慮がちなウグイスの声。
遊歩道の駐車場で目立って大きい1本ものの通称紅さくら(エドヒガンか?)は例年ソメイヨシノに先駆けて咲くのだが、今年はやや遅いか?やっと開きかけた蕾がチラホラ。
濃いピンク色で他の桜を圧倒するのも間近い。

龍泉寺の墓地にあった3本の見事なヒガンサクラは、2本が伐採され、残った1本も弱った大枝を切り落とされて無残な姿になった。それでも健気に満開の花を咲かせた。
桜にも寿命がある。


悟渓屋敷(妙心寺派の悟渓上人の誕生地)内の枝垂れヒガンは満開近し。
2日後には近所の有志による地芝居が上演されると新聞の地域欄に載った。
明治期に活躍した歌舞伎役者の中村七賀十郎(ナカジュウロウ)を顕彰して結成された素人歌舞伎らしい。狭い座敷の中で演じられる白波五人男とは、はてさて、どんなものだろうか?
写真の枝垂れ桜の下が観客席になるらしい。立錐の余地がないほど詰めても数十人だろうか?
面白い試みである。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

自宅付近のサクラはチラホラ開花した程度。これからぐんぐん気温が高くなるそうだから一気に開花するであろう。自宅付近には、さまざまな街路樹が500メートル~1㌔を一区切りとして数種植えてある。その中で、春のシデコブシ、ヤエサクラ、夏のサルスベリ、秋のナンキンハゼが特に美しい。今日、シデコブシが9分咲きになり、とてもきれいです。
シデコブシもサクラ同様すぐ散ってしまう。
花びらがサクラより大きい。公道なので掃除が行き届かず、雨が降ると散った花がドロだらけになり歩道を埋めつくす。散るゆく花は美しくあわれ。
以前、メル友に紹介したボクの俳句(先生の手直しあり)をこの時期いつも思い出す。
 
 雨の濡るる道や 落花の惜しむなく

少し字あまりだが、今でも状況をよく捉えた良い句だと自我自賛している。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 俳句の趣味をお持ちだったんだ。ボクの長兄が長年やっていました。ボクはからっきしダメ。
お宅の近くは住宅街としてよく整備されているようですね。四季折々に彩り鮮やかな町並みを想像しました。