2015年10月27日火曜日

洗濯した歩数計 乾く間の遊歩道散策

あちらこちらで庭木の手入れをする光景を目にするようになり、それを真似て我が家も先週のうちにカイズカイブキとキンモクセイの剪定を終えた。
昨日、その切り枝を車に載せて、さあ出かけようかというところで、
家内が「やっちゃったぁ!」と言って、洗濯し終わった洗濯物の中から歩数計を取り出した。
前回はボクの歩数計だったが今回は家内の歩数計である。
急いで分解してテイッシュで水滴を拭き取り、そのまま乾燥待ち。


 予定より1時間遅れで剪定枝の廃棄作業再開。
切り枝をマイカーに積んで、木曽川遊歩道近くの町の廃棄場に運んだ。
赤い旗が立っている指定場所に、家内と二人でブルーシートに包んだ切り枝を運んで、投棄した。今日は多いなぁ・・と係のシルバーが言った。剪定シーズンに入ると月曜日が混むようだ。

またとないようないい天気に、家内と意見が一致して、遊歩道を歩くことになった。
二人で歩いたのは何年ぶりだろうか?
二人で歩けばウォーキングじゃなくって散策になる。
家内がクルミ拾いのおばさんを見つけて声を掛けた。
こういうところは家内の得意ワザである。
多いか少ないかの話からくるみ割りの話になって、ボクも上手なクルミ割の方法を伝授した。
ひとりだったら、精々「小さな木の実」の歌でもを口ずさんで通りすぎたことだろう。


 遊歩道にはエノキとムクノキの大木が多い。でも、ちょっと見ではどちらがどっちだか分からない。
歩道に落ちている黒っぽい木の実を見て、家内が「これは何の実?」と訊いてきた。
ムクノキの実である。小学生の頃食べたことがあって、味をよく覚えている。エノキの実はムクノキの実より小粒で赤っぽい。落ち葉を見て、鋸歯が葉の辺縁部全部についていればムクノキ、先端部半分だけならエノキである。
実が熟し、落ち葉が舞う今の時期ならエノキとムクノキの判別も出来るが、枯れ木になったらもう素人では見分けられない。


同じクヌギの木でもドングリが一杯落ちている木と全然落ちていな木があった。
後で調べたら、ドングリには1年成と2年成があってクヌギは2年成だと知った。
2年成は実がなるまで2年掛かるということ。そうだったのか!

乾燥を終えて組戻した歩数計は問題なく機能した。
でも、細かい作業はもう勘弁してもらいたい。
家内にそう言っておいた。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

歩数計の洗濯、またやらかしましたか。2回目だから復帰作業も手馴れたものですね。奥方と日頃の仲睦まじい生活、伝わってきます。
散策路でクルミなどが採れる自然な環境、ボクの自宅付近のウオーキングではとても考えられない。せいぜい小規模の雑木林でドングリを見つけ、木の種類を推定する楽しみぐらい。クヌギのドングリは大きく立派ですね。2年生だとは知らなかった。
数年前、明治村ガイド関連で樹木の名前を覚えるのに熱中したが、今はその関心も薄れた。
それでも「駅ちかウオーキング」に参加すると、数ケ所の寺、神社に立ち寄るようコースに組み込まれている。境内には由緒ある名木、古木があり、クスノキが多いが、ムクノキもよくある。先日のウオーキングでも目にした。どんな特徴があるかその場で分からなかったので帰宅してから調べた。ムクノキはニレ科ムクノキ属。ちなみにケヤキもニレ科ケヤキ属。葉の先はとがり、鋸歯の形も似ていて見分けにくい。ただムクノキは葉脈がつけ根で3本に分かれるのが特徴だそうだ。ひとつ知識がふえた。こんどムクノキを見つけたら確認しよう。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 家内と歩くことはめったにありませんよ。お互いに不干渉と決めてます。
クヌギのほかにも2年生はあるようです。子供のころから見慣れているのに気が付きませんでしたねぇ。今の時期は実を見つけているから、木の名前を調べるにはチャンスといえますね。