2016年6月16日木曜日

ポリエチレンの溶着

日除け用に植えたゴーヤが育って、窓の半分近くまで伸びてきた。
ゴーヤは水を好むので、プランターではこれからのシーズン、日に2回、3回と水やりをする必要がある。
真夏はオチオチ外出していられない。
これが悩みの種だった。

そこで考えたのが、貯水タンクからサイホン式ホースで給水する方法。
タンクはピンホールで使えなくなった20リットルのレジャー用のポリタンク。
これはかって、美濃の高賀水を汲みにいっていた時に使ったもの。
ホースは、これもかって海外旅行の留守中に鉢植えの花に給水するために使った細いホースがある。

問題は、ポリタンクのピンホールをどう塞ぐかだ。
ポリエチレンを接着できる接着剤がないことは承知している。
ポリエチレンは接着の難しい化学構造をしているのがその理由。
ポリエチレンも接着できるとする接着剤が市販されているにいるが、はてどんなものだろうか?

結局、思いついたのが溶着。
使ったものはハンダごてとポリエチレン製のラップフィルム。
ラップは百均のもの。
フィルムをコヨリ状に細く丸めて、これを溶接棒に見立て、ハンダごてでピンポール部分に溶着させた。金属の溶接と同じ要領だ。
これでいとも簡単に解決できた。


ハンダごての汚れが溶けたポリエチレンに入りこんだので、見てくれが悪くなったが、穴は完全に塞がった。
20㍑満タンにすれば、3つのプランターなら1日は保つだろう。

ゴーヤの心配をしなくても外出が出来るというものだ。

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