2021年2月3日水曜日

実家の葬式

実家の義姉が亡くなり、昨日が通夜、今日が告別式だった。
享年84歳。

喪主の長男の話の要約。
義姉は昨年暮れに心臓に異常を来して、
かかりつけの総合病院に救急搬送したものの、
翌日、心臓に穴が空いて、N大学病院に転送。
手術が成功して会話出来るまで回復したが、その後容態が悪化し、
一ヶ月以上もICUから出ることなく息を引き取った。
心臓の弁が硬くなって、動きが悪くなったのが原因。
糖尿病もちでインスリンの自己注射しながら治療していたから、
そちらの影響があったかも知れない。

コロナによる緊急事態宣言下、どんな葬式になるのかな?
と思っていたが、自宅を会場にした昔ながらの普通の葬式で、
先に亡くなった兄と同じ形になった。
家業を継いでいる長男のメンツもあるのかも知れないが、
義姉は広くボランティア活動をしていたから、友達が多い。
それに親戚筋が多いということもある。
だから今様な家族葬は選択肢外だったのだろう。

コロナ対策にいろいろ気を使っていたが、
狭いところに親戚一同が集まるのだから、
蜜にならざるを得ない部分もあった。
そんな中で、最大の対策は火葬場に行く人数をグッと縛ったこと。
ごく近親者のみが行き、我々、その他の親戚筋は出棺と同時に散会した。
それでいい。

我が家は、家内が電車の駅の階段の上り下りができないことや、
電車内でのコロナ感染の危険性を考えて、
マイカーで出かけた。
マイカーだと夜間の運転が危険だからという理由で、
通夜を避けることにして、昨日の午後から出かけて納棺に立ち会い、
明るいうちに引き上げてきた。
今日も高速道路を使った。
ラッシュアワーにもかかわらず順調に車は流れていて、
10時の告別式に十分間に合った。

あとはコロナに感染していないことを祈ろう。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

お義姉さまのご逝去、お悔やみ申し上げます。実家もだんだん世代交代していきますね。
ボクの母親は93歳で他界したが、母の実家はすでに孫の子供の世代。ボクの兄は13回忌を機会に母の実家とは交流をやめたようです。84歳と言えばボクらと同年齢で身につまされます。
先に紹介した施設の仲間(84歳)はやはり浴室で倒れてそのまま亡くなった。死因はよくわからないが、脳卒中か心筋梗塞? 夕食に歓談していたのにあっけない別れです。
その後スタッフが「新入居者が皆さんの風呂の入る時間を知りたい」と言って尋ねてきてメモして行った。 
その後入浴中必ず湯加減はどうですかと聞きに来るようになった。新入居者にかこつけて我々に気を配っているのだろう。たいへんありがたいことです。













ター さんのコメント...

>忠ちゃん ありがとうございます。実家の嫁というのは大変なんですよね。義父、自分の夫を見送り、親戚筋に気を使いながら家を守らなきゃならない訳で、分家の嫁とはえらい違いです。子供の三人まで女の子を生みながら、男を産まなきゃという訳で4人目を生んだらやっと男の子だった。その長男が家業の建築業を継ぎ、その子供3人が男の子で、夫々、成人して、建築関係の仕事についています。
そういう義姉をみていますから、分家の連中も実家との繋がりを大事にしてきました。
でも、ボクの兄姉はもう歳ですから、継ぎの世代にバトンタッチです。そうなると親戚付き合いも希薄になってきます。これは仕方がないことですね。
施設の事件で管理が改善されたのはいいことですね。できれは亡くなった方のようにポックリいきたいですね。