2021年2月18日木曜日

確定申告雑感

昨日、町役場に出向いて我が家の確定申告書を出してきた。
ボクの方は収入が年金だけの低所得だから所得税の確定申告は不要だけれど、
住民税の確定申告はしなければない。
家内の方は、上場株式の配当金から源泉徴収された20.315%の税金分を
還付してもらうための所得税確定申告である。

今年は国税庁のHPにある所得税確定申告書作成コーナーが多少使いやすくなったように思う。
収入が年金だけで400万円以下なら、計算上で納税が発生する場合でも、
「申告は不要です」と表示されるようになったから、親切になったと言えよう。

住民税の申告では、所得が2400万円以下なら基礎控除が43万円になった。
前年から10万円の増額だから、実質5千円の減税になる。
これは歓迎だ。
計算にはネット検索で見つけた住民税の自動計算サイトが便利だった。
但し、基礎控除額の変更に対応できていないので注意が要った。
自分で計算した値の正誤をチェックできるからありがたかった。

医療費控除では、タクシー代を交通費に入れるか入れないか?で迷った。
エレベーターのないNU病院最寄りのM駅は関節リウマチの家内に使えないので、
名鉄K駅とNU病院の間でタクシーを使ったのだが、これを申告に入れるかどうか?
ということ。
申告書にはタクシー代込の交通費を含んだ医療費を書いて提出した。
念のために、タクシーを使わない場合の医療費のリストも添付した。
税務課の担当者が所得税確定申告の会場に出かけていて不在のため、
申告書を預ける形で提出してきたが、問題があれば電話をくれることになっている。
住民税確定申告の受付期間前だけれど、書き方がわからないから教えてほしいと言っては、
期日前に税務課の窓口に出かけることにしている。
それでも嫌な顔をせずに、親切にしてくれるのは嬉しい。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

ぼくは自宅にいるときは、確定申告用紙に記入して近くの申告会場に出向き手渡ししていた。施設に入居してから3年間、不動産売却などがあり税理士に依頼し申告していた。
昨年から所得は年金と株式所得関係だけになった。そこで自分で記入し、相談会場に行きこれでよいか確認して提出しようと思っていたが、会場に行くとまた1週間部屋での軟禁生活を強いられる。面倒だから今回も税理士さんに依頼することにし、添付資料を郵送した。多分手数料は3万円ぐらいかかる?
株式の特定口座の配当税金を取り戻すべく、一般所得で申告すると税負担は軽減されるが、総所得に加算される。
そのため社会保険料などがランクアップされて税負担が多くなる可能性がある。どちらがお得かの検討が必要ですね。自分で申告するとそこの計算が面倒くさい。3年間申告のブランクがあるので手順は忘れてしまった。 
来年は自分でしたため申告用紙は郵送しようと考えています。




ター さんのコメント...

>忠ちゃん 税理士任せですか、そりゃ剛気だね!(爆)
年金額によりけりですが、所得税の確定申告が要らないひとでも、ネット上の確定申告作成コーナーを使って計算すると、所得税を収めなければならない計算になります(ボクのケース)が、特定口座から徴収された税金を総合課税で算入すると、その分が加算されて申告することになるので、増税になるようですよ。
パソコンが有れば、確定申告作成コーナーが使えるから、その辺のこともチェックできるのですが・・。施設のパソコンでそこまでやれるかどうか?
とにかく確定申告は厄介ですね。