2012年6月20日水曜日

花の命は短くて=大賀ハス

台風4号は昨日の夕方紀伊半島南部に上陸した後、松阪あたりを抜けて三河湾から三河に再上陸、そのまま北東に進んで今朝福島県沖の太平洋に駆け抜けた。
当地は進路の左側に当たったから、風雨ともに大事なし。
唯一の誤算は、安穏寺の大賀ハスの満開の写真を撮りそこねたこと。
一昨日現地へ行って蕾の大きさを確認し、開花は明日か明後日かと読んで来たのに、
昨日の台風で行けなかったのが災いの元。
今日になったら、写真の如く散り始めていた。
花の命は真に短い。

それにしても白い花とは、意外や意外!
何故ピンクじゃないんだ?
ボク等の年代の者なら、大賀博士が古代ハスを開花させたニュースを多分覚えているハス!(はず)
調べてみると昭和26年のことで、千葉県検見川の遺跡の2000年前の地層から出てきた3つの種子のうち最後の一つで開花させたというもの。
だから、大賀ハスと称する限りは花の色はピンクでなければならない!
・・というのがボクのイメージ。

まあ、しかし、これは本当に素人の浅はかさというもの。
考えてみれば、たとえルーツが大賀博士の一粒であっても、長年の自然交配でいろいろな遺伝子が混じって当然である。
ハスの種子からはクローンが得られない。蓮根ならクローンを受け継げるそうだ。
なるほど、そういうものか。

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