2017年3月21日火曜日

親父の33回忌

3連休で娘が孫を連れて里帰りに来た。下の孫娘は、来ると、決まってアンパンマンの動画を見たいと、ジージにおねだり。ジージのパソコンが占領された。
昨夜、娘達は帰って行ったので、今日からパソコンが空いた。
お陰で日記の記述は2日遅れ。

一昨日の3月19日にボクの父親の33回忌、合わせて母親の70回忌の法事が実家で行われた。
実家の兄は4年前に他界し、息子が立派に後を継いで建築業を営んでいる。
その息子が一切を取り仕切った。
出席者が約40名。その半数くらいが孫とひ孫たち。
実家の姉嫁の兄弟夫婦も揃って来てくれた。縁は薄いのに義理堅いのは兄嫁の影響力のなせるところである。実家が製麺業を営み、姉兄弟の結束も固い。

ボクの長姉は91才ながら矍鑠(かくしゃく)としている。息子の嫁がアッシーとして連れ添ってきた。
85才の次兄もアッシー役の息子と一緒にやって来た。補聴器を付けていても会話が成り立たない。息子に訊けば、兄嫁ともども年相応に健康であるらしい、と確認できた。
来るはずの次姉が来なかったので、皆が心配した。
法事が終わってから、2日前位に緊急入院していたことが分かった。
家庭の事情があって親子のコミュニケーションが上手く行っていなかったようだ。
帰りがけに病院に寄り道して、見舞った。
発熱で体の自由が奪われ、食事も摂れなかったので、かかりつけの医院から救急車で病院に運ばれたという。栄養剤の点滴を受け容態は持ち直したみたいだ。長姉と違って89才の次姉は耳が遠いうえにボケも進んでいるようだ。検査入院だと言うからさほどの心配はないだろう。

今回の法事は実家の隆盛とわが姉兄の老いを確認した日になった。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

法事に親族が40人も出席とはすごいですね。昨年12月ボクんちは、父の50回忌と母の17回忌を高蔵寺の実家で実施した。今回の法事は兄夫婦と沼津に住む長女だけで済ませると連絡があり、無事済ませたとの添え書きと供物が自宅に届いただけ。
長姉(92歳)は、名古屋市北区のはずれに独り住まい。口は達者で元気だが足腰が弱くなりやっと歩ける程度。家内の葬儀には、春日井に住む甥っ子が送り迎かいしてくれた。通夜が終わって自宅に送ったが、玄関の鍵を開けようとして葬儀会館に鍵を忘れてきたという。また会館に戻り、自宅に送ったが、今度は自宅の段差につまずき手首を骨折。てんやわんやで甥っ子にはずいぶん迷惑をかけた。
次姉(87歳)は肺炎になりやっと回復して元気になったところ、そんなことが重なり、兄夫婦は、実家だけで法事を済まそうと思ったのだろう。
ボクの兄姉とは昔から仲が悪いわけではないが、お互い「迷惑は掛けたくないし、掛けられたくない」という間柄で親密度は希薄だ。
明治村でガイドしていると、7、8人のお年寄りグループやってくる。訊ねると毎年兄弟、姉妹が持ち回りで幹事役になり行楽を楽しんでいるいるという。
ボクの身内では考えられないことです。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 貴家は親父さんが早くに亡くなられたんですね。ボクんちはおふくろが早くに亡くなりましたから貴兄とは逆です。ボクも兄姉が5人いたのですが、慶弔行事以外は特別な付き合いはなかったですね。
高齢になると身体的に不自由になるし、ボケもあるから、葬式の時は別にしても、法事は簡単に済まそうというのが自然なことだと思います。それが普通なんじゃないでしょうか。ボクの実家は異例ですよ。恐らく、今回が最期だと思って多くの親戚筋に声を掛けたのだろうと思います。