2017年7月2日日曜日

半夏生とタコ

ボクは関西圏より関東圏のほうが好きだ。
特に何かを基準にしてということではなく、単に、総じていう意味で。
これは東京圏、名古屋圏、大阪圏での生活体験が影響している感覚かもしれない。
例えば、笑いを押し付ける吉本流儀に見られるような品の無さやアクの強さなど、
ボクは好かない。あれが典型的な関西風というものだろう。
そんな関西風が最近、名古屋圏のテレビやラジオで幅を利かせるている。
現名古屋市長のような汚い名古屋弁を聞かされるよりはマシかもしれないが、
関西弁のはびこるのも好まくない。

今日は半夏生。
この日にタコを食べる風習があるというので、新聞のチラシをチェックした。
イオン、アピタ、バロー、ヨシズヤ、平和堂、ナフコのチラシで半夏生とタコを謳ったのはアピタとヨシズヤのみ。
未だ関西風商魂がそれほど吹いていないことに正直ホッとした。
節分の恵方巻きのような馬鹿げた風習を、さも伝統的行事のように流行らせた先例もある。
半夏生だからと言って、わざわざ外国からタコを輸入してまで、タコを食べさせることもなかろう。
精々、今日は明石でタコを食べよう、くらいに止めておいて貰いたいものだ。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄のブログで、半夏生にタコを食べる風習があることを初めて知った。2,3日前の新聞、早朝のラジオ番組でも紹介していた。ボクが関心がなかったからかも知れないが、昨年は全く耳にしなかった。商魂たくましくだんだんこうした行事が広がりを示しているのだろうか。
「季節の節目に何かを食べる」ことはボクは嫌いではない。節分の恵方巻、土用の日のうなぎ、冬至のカボチャなどなど、単調な施設での独りくらしの身には、季節の到来を実感できるよい風習です。 さすがに恵方巻を立ち上がって指定された方向に向かい食べることをやったことはない
本日の新聞に、日帰りバス旅行「三河一色産うなぎと西尾の抹茶」の日帰りバス旅行の折り込み広告が載った。土用の日も近いことだし施設に入所してからの「初めての旅に出る(笑)」キッカケにしようかと思案中です。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 伝統的な食習慣というのは結構なことですねぇ。でも商業的意図で食べさせようとするのは、これこそ「頂けない」ですねぇ。
ついでに云えば、日本人の食べるタコの7割が輸入物で、モロッコ、モーリタニアからが輸入の75%だそうです。だから半夏生にタコを食べる習慣が昔からあったとは思えないです。
手近なところから旅に出るのはいいことですよ。ひとりだと決断が早いでしょう。行ってらっしゃい。