2017年8月27日日曜日

我、よくぞ生き延びにけり

昨夜は窓を閉めて寝た。今日も午前中は爽やかだった。
連日続いた蒸し暑さが、途絶えた時間だった。
午後からはいつもの蒸し暑さが戻って来たが、夕方には過ごし易くなった。

80年前、生まれて直ぐ、道端に捨て子として捨てられた時も暑かったのだろうか?と、
今日の天気で、ふと80年前のことを想像した。
当時はまだ捨て子の風習が行われた時代だった。
捨てられた赤子は直ぐにご近所の拾い親に拾われ、捨て親に戻されたのだろう。
そんな自分の姿を想像した。
このことはボクが物心付いてから親から聞かされた。

あれから80年、何とか今日まで生き延びられた。
7年前に肺がんが見つかり、我が人生もこれで終わりかと思ったが、手術で命拾い。
更に4年前に転移再発し手術し、3年前に新たに肺がんが見つかり、これも手術。
運が良かったとしか言いようがない。

「お父さんを80歳までは生かしたい」と思っていたとは、家内の述懐。
リュウマチ性多発筋痛症でステロイドの効きが悪く、体が痛い、痛いと言いながら、
ちらし寿司を作って、祝ってくれた。

一方のボクは、5日前に整形外科のウォーターベッドで強く揉まれて足の甲を痛め、
右足がひどい外反母趾状態に陥った。只今、歩行困難状態なり。
それでも我が人生は、まだまだ続く。

4 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

ボクは2か月前に80歳になった。80歳になってみると、まだまだ自由に動けるし、思考能力も衰えていないし(つもり)、そんなに歳を取ってしまったことが信じられない気分だ。
中学生のころ、ラジオ番組日曜娯楽版で「♪♪ 人生わずかに50う~年、満で数えば49年(しじゅくねん)・・・」という歌がはやった。面白かったので今でも覚えている。(このブログで以前カキコした記憶がある)。
でも自分では、まだまだ若いつもりだが若者からみたら、れっきとしたおじいさんに見えるだろうなあ~・・・。
施設で80歳は一番若手のひよっこだ。2か月前に96歳の男性がフロアーはちがうが入居した。
いつもパソコン画面と向き合いひとり将棋をしている。おかげでぼくはPCを独占的に使えなくなった。将棋がとても好き、入居前デーサービス施設を利用していて施設の人が対戦相手を探してくれていたという。
リバーサイドでそうしたサービスをしてくれるかと尋ねたら「自分で対戦相手は探せ」と言われたそうだ。
それなら将棋しましょうということになり、ボクは30年ぶりに将棋をした。現在2勝2敗のいい勝負だ。ボクは毎日将棋をしたいと思うほど好きではないので、ときどきお相手をするが
楽しみがひとつ増えた。
老人はとても元気で車いすも使わずスタスタと図書室にやってきてPCと向かいあっている。耳もそんなに遠くないし会話も支障はない。
ボクも96歳まであと16年施設で暮らすことになる?・・・と思ったりしている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 日曜娯楽版のその歌、聞けばばきっと思い出すと思うけど、兎に角、貴兄の記憶力には脱帽です。その96才の人生の先輩は凄いね。世の中にはそういう人がいるんだ。貴兄もその人に見習えばきっとその年まで生きられるんじゃありませんか。頑張って下さい。
共用パソコンを使う人が増えると、多少不便になるかな?でもお友達が出来たわけだから、別の楽しみが出来る訳だ。貴兄の場合、社交的だからきっと上手くお付き合いが出来るでしょう。未だ16年と言うのは長いようで短いかもしれない。貴兄の生き方次第でしょう。頑張ってください。

匿名 さんのコメント...

久し振りです。
時間の過ぎるのは早いですね!! もう9月に入ろうとしています。
ターさんいつもこの様なマッサージ治療をうけているのですか? 小生はお陰様でその様な治療を受けたことがありません。
手術をした際整形外科の医者より教わったベット上での脚、腹筋、屈伸運動を起床前に実施すると共に昼食前にラヂオ体操を行い、又夕食前にウォーキングを実行しています。
お蔭で元気に過ごさせて貰っております。
今年は自作米からの小糠で糠床をつくり、自作の野菜(キュウリ、なす、ズッキ-ニ-)の一夜漬を楽しんでおります。 ズッキ-ニ-は少し歯応えがあるがよく噛むと旨いですよ!
さて、昔の話になりましたが、村で捨て子の話は聞いたことは無かったが、人攫いの話は聞いたことがあり、見知らぬ人について行かぬよう注意をうけたものだ。
忠さんの「日曜娯楽版」の話、昔を思い出させてくれますね!!
戦時中使用した木製キャビネットの3球ラヂオに変わって、新しくプラスチック製キャビネットのシャープの5球スーパーラヂオで良く聞き、とりわけ「僕は特急の機関士で}の替え歌は今でも頭に残っています。 もうあれから70年過ぎたのか・・・
長いようで短いですね!!

忠ちゃん さんのコメント...

匿名さんへ
お久しぶりです。貴兄の元気さは常人ばなれしている。過日Tさんと暇爺さんがボクの住む施設にきた。貴兄も誘おうかと話し合ったが、遠距離だし、家の子郎党が周囲にいっぱいいる貴兄にとって老人ホームなんてまるで関係のないライフスタイルだ。興味がないだろうと誘うのをやめた。
このブログで紹介があったので承知かと思うがIくんの様子がどうもおかしい。先週ボクの住む施設を見学したいというので、平針駅まできてもらい、連絡をうけてボクが迎えに行く約束した。ところが駅まで来て、ボクのケータイ番号が分からなくなり、そのまま帰宅した。
近々老人ホームに入所することを考えているようだ。
友達としてほっとけないので、来週彼のマンションまで迎えに行き、一緒にボクの施設までくる約束をした。楽しく会話ができるといいのだが・・・・。