2019年8月22日木曜日

我が老いの姿を見るが如くに・・

昨日、義兄が脳梗塞を再発して入院していると知れたので、
今日、病院に見舞った。


義兄とは昨年12月の同級生忘年会で会って以来の再会だった。
病室に入って姿を見た瞬間、ひどく老けた様子に驚いた。
わずかの間にこれほどまで老けるものなのかと。
同級生だから、年齢はボクと同じ。
自分ではわからないけど、傍の人が同じ時間を置いたあとでボクを見たら、
同じように老けたと思うかも知れない。
急な老けは決して他人事ではないのである。


幸いなことに、異常に気づいた時に隣人と一緒だったので、
すぐ救急車を呼んで貰い、病院に搬送できたので、大事には至らなかった。
2週間の入院治療が終わったところで、CT検査で見つかった大腸ポリープ取ってもらったが、その後で出血したので再手術を受けたと云う。
そのために、更に入院が2週間伸びたとのこと。


梗塞の位置は10数年前と同じ左脳だが場所は違うという。
もともと右足に麻痺があったが、更にひどくなった様子は見られなかった。
杖無しでもゆっくりなら歩行できる。
右手で文字も書けるが、少し影響が出ていると本人は云う。
会話は普通にできているが、反応が少し悪くなったように感じた。


一人住まいの自立した生活に戻るのは、明日、入院先を別の病院替えて、
リハビリを続けたあとになると本人は云う。
が、歳が歳だし、後遺症がなくなるわけではないから、
復帰の見通しは明るいとは思えない、とボクは密かに思った。
今度どうなるのか?どうするのか?
難しい問題だが、息子たちに任せるほかはない。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

施設でよく行事に参加していた入所者が、ぷっつりと姿を見せなくことがよくある。尋ねて見ると転倒したり、脳疾患で入院したりしているケースが多い。退院して姿を見せると動作が緩慢になり、老けてしまっている。入所者は90歳オーバーの人も多く、それまで抱えていた身体の疾患が一気に顕在化してしまうこともあるようです。
軽い脳梗塞を発症して、一時的に回復しても徐々に悪くなるケースも身近に何人かいる。
同じように発症した同期のI君はどうしているだろうか、気にはなっている。2年前やっとの思いでボクのいる施設を訪ねてきた。あいかわらずへらず口をたたくが、喋り方は弱々しく動きも緩慢になっていた。その後直ぐに老人ホームに入所した。昨年5月彼が入所したという施設を訪ねたら聞いていた施設ではなく会えなかった。
そこで貴兄を通して彼の姉?に入所先を聞きました。ただ今日にいたるまで彼の施設を訪問していない。彼は弱々しくなっていないだろうか。普通に楽しく会話ができるだろうか。少し会うのが辛いという思いが先走り、行くのを先送りしてしまっている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 貴兄のいる施設にはいろいろの人がいるようから、ボクが書いたこともよく理解していただけると思っています。本当に、義兄が一気に老けたのには驚きました。
I君のことが気になりますが、見舞いに行きそびれる気持ちもよくわかります。脳梗塞だけでなく認知症も入っているようだから、一段と症状が悪くなっているだろうと想像するのが普通ですね。見舞いできないのも仕方がないかなぁ・・、これもまた悩ましい問題ですね。