2020年2月25日火曜日

肺がんは完治と言われたが・・

最後の肺がん手術から5年経った半年前に、
再発を認めなかったので、
一応、肺がんは完治した、と呼吸器内科の主治医から言われていた。
しかし、縦隔のリンパ節の腫大はやや小さくなったものの、
なおも腫れていることに変わりはなく、
がんマーカーのCEAも12.1と基準値の5.0を大きく上回ったことに、
不安が残っていた。


今日はそれから6ヶ月後の検診。.
縦隔のリンパ節の腫大はほぼなくなった。
しかし、CEAは14.2と更に高くなった。
それでも、主治医ははっきりと「肺がんは完治した」と言い切った。
CEAが高いことは、がんが治ったひとにまれに診られることだから、
心配することはないだろうとも。
更に経過観察を続けることになり、6ヶ月後にCTと血液検査を予約した。


なお、主治医は転勤のため、別の先生に引き継がれる事になった。
若い先生のため、患者としては不安だったが、今日ははっきりと「完治」と言い切って呉れたところに、先生の成長を感じた。
医者はやっぱり患者を不安にさせないことが大切。
短いお付き合いだったが、随分成長されたと思った。
僭越ながら、ボクは先生の成長に多少ともお役に立てた患者だったかな?


最近の体調はあまり良くない。
主たる症状は息切れと食欲不振(むかつきなど)。
ほんの軽作業(例えば掃除機をかけるなど)でさえ5分と続けられない。
朝食のあと排便すると、その後から途端にむかつきなどの症状が出る。
咳や痰も多くなったように感じる。
そんな状態だから、今日の検査で何か悪いものが出てくるかも知れないと、
心配だった。
今日はそれが杞憂だったと判明した。
このことが一番うれしい。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

寛解ではなく完治のお墨付きを得たとのこと。先ずはおめでとうござます。5年間の心労からやっと解放されましたね。CEA値が少し高めだが先生が問題なしとの判断だから安心して良いでしょう。
体調がすぐれないのは、毎日が気分爽快というわけにはいかないようですね。でもその原因の一部は精神的なものが絡んでいたかもしれない? 今後右肩上がりに改善することを期待しましょう。


















ター さんのコメント...

>忠ちゃん ありがとうございます。いまのところ、がんを切除した後、新しいがんの発生がないから、寛解でなく完治という訳です。
しかし、切除した肺はもとに戻りません。貴兄も経験者だからよくおわかりでしょう。
呼吸器外科の先生は3回目の手術をする前に、手術のあとは酸素ボンベが要らない程度の肺活量は残る、と説明してくれましたが、実際にそのとおりになりましたね。
体調不良は逆流性食道炎が原因かも知れません。薬を飲んでいても効いたように思えない。これも厄介ですよ。