2012年4月8日日曜日

犬山祭

昨日、今日が犬山祭だった。
地域応報紙に先々週の土日曜日が今年の春の犬山祭だと書いてあったのは間違いだったらしい。だから、ボクの3月24日のブログの記載内容も間違いだった。
ついでに、車山の台数も7台でなく13台だった。
ここで訂正しておく。
さて、朝、新聞を見ると、昨日は寒風の中でも20万人の人出があったというから、ボクの気持ちが動いた。
毎日が日曜日だから、桜を見るのに今日でなければならないことはないけれど、祭とセットで見るには今日しかない。
ましてや、この歳では来年見られるという保証もない。
一期一会であると思って昼飯を終えて早々に自転車で駆けつけた。
午前中に犬山城脇の針綱神社前に勢ぞろいした13台の車山(犬山ではヤマという。他所では山車と書いてダシという)は、午後から1台ずつ鳥居の前でからくりを奉納して、その後、順次、自分たちの町内に引き上げるところであった。
犬山の旧城下町は左程広くない。
13の町内に別れて、それぞれの町内が1台の車山を維持する訳だが、
地元の人達には相当な負担になっているに相違ない。
車山を押すのは若者たち、囃子は子供たち、運行管理は大人たちと、役割が決まっている。
何ら新鮮味はないのだけれど、人々は負担に耐えながら伝統を守り、若い世代に脈々と受け継いで行く。

旧城下町を埋め尽くした人出は25万人以上だろうか?
その中で花見のバスツアーの団体客も多く、中でも高齢者が目立った。
祭と重なったから、ラッキーな連中である。
物珍しく思う者ものもいれば、自らの郷愁を思い起こしている者もいるのだろうか?

満開の桜の下で行われる祭。やっぱり祭はいいものだ!

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