2013年1月6日日曜日

聚楽園(しゅうらくえん)散策

今朝、自宅の庭のバケツの氷は13㍉の厚さたったから、今冬一番の冷え込みだった。
その寒さの中、兄の35日忌法要が行われる実家に出かけた。

実家は聚楽園公園の北側の、聚楽園駅から歩いて10分のところにあるが、1時間ほど早く駅について公園内を通り抜けることにした。
出迎えてくれたのはヤマガラとコゲラの群れ。
何とか、ヤマガラをカメラに収められた。今まで収められなかった相手だから収穫と言える。
園内のヤカン池の一部に氷が張っていた。子供も頃、上に乗れたほどの厚みに凍ったこともあったことを思い出した。今冬は寒い寒いと言っても当時よりはまだ温かいということ。
キンクロハジロも浮かんでいたが、これは子供の頃は見た記憶が無いから、公園環境の整備が彼らを呼び込んだと言えるかもしれない。
大仏の背中を仰ぐ位置に休憩所が出来ているが、ボクが物覚えの付いた頃、そこには大仏を建立した山田才吉翁のブロンズ像が立っていたはずである。
太平洋戦争が激しくなって国民揃って金属を供出させられた頃、台座だけ残して像が無くなった。
戦後、その台座をボク等わんぱく坊主たちが金ノコで切り取り、クズ金属商に持ち込もうと企んだが、どうにも刃が立たなかったという、思い出の場所である。
その場所にあった山田才吉翁顕徳碑と銘碑は大仏の直ぐ右脇に移設されている。
この碑のことをを調べていたら、こんなものが見つかった。
名古屋のどえりゃー男 山田才吉物語 である。
http://sigehiro.web.fc2.com/yamasai1_1.html
あとでゆっくり読むつもりで、とりあえず、ここにメモっておく。

山田才吉が観光地として開発した当時の面影は大仏に残るだけになってしまったが、
今では東海市民の憩いの場として立派な自然公園に整備されている。
今度はゆっくり鳥見に出かけよう。

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