2014年6月19日木曜日

警察のご厄介になった

今日の午後2時すぎに電話がかかった。
「モシモシ、○○子さんとお呼びすればよろしいでしょうか?○○子さんのお宅ですか?」
と例によって家内の名前を相手は言う。
まず100%、家内の名前を正しく呼べる人はいないから、
大方の場合は「ハイそうです」と応えるのだが、今日の場合は相手が誰だか名乗らないから、
「どちら様でしょうか?」と相手を確認した。
「ハイ、こちらは○○警察の○○です」ときた。
普通は、警察からだと言われれば一瞬ドキッとするものだ。
家内は外出中だから、一瞬、事故ったか?と思ったが、
ともあれ「○○子は○○子といいますが、家内です。どういうご用件ですか?」と訊いた。
「○○子さんから東京の○○さんへ送ったクロネコ宅配便の送り状の控が、スーパー○○○○さんから拾得物として届けられました」と言う。
ここでボクは笑ってしまった。
たかが送り状の控えを拾って警察に届けてくれたのが可笑しかった訳ではない。
「ああ、そうですか、実は家計簿につけるのに金額がわからなかったので昨日からそれを探していました。お手数をお掛けしてスミマセン!」とお詫びした。
やっぱり家内が落としてきたのだとわかって、可笑しかったのだ。

「どうしたらいいですか?」
「警察署まで取りに来て下さい」
所轄違いの隣の警察署だから、わざわざガソリンを使って、貰い受けに行くのも馬鹿げている。
「金額さえわかれば、それはもう要らないですけど・・」
「872円です」
「では、廃棄処分して頂けませんか?」
「わかりました。3ヶ月そのままにしておけば自動的に廃棄処分になりますから、そうさせていただきます」
「スミマセン。お手を煩わせて申し訳ありませんでした。よろしくお願い致します」

以上で一件落着。
スーパー側は個人情報の流失を心配して警察に届けてくれたのだろうが、電話番号を書いてあるのだから直接こちらに電話を呉れてもいいものを、と思わないでもない。
スーパー側はそれが面倒くさいと思うのか?、あるいは、拾得物は何であれ、すべて警察に届けるというルールにしているのか?
それにしても警察はお堅く親切であるばかりでなく、融通性もある。
だからボクは日本の警察官が好きだ。

他所の国ではこんなことあり得ないだろううなぁ・・・。

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