2014年6月5日木曜日

ニワセキショウの見事な小ワザ

毎年芝生に咲く小さな白い花が、ニワセキショウという名前であることを知ったのは、今年になってからのこと。
 今までは唯の雑草としてしか認知していなかったが、Yさんのブログを拝見し、そうか!これがニワセキショウか!、とはじめて思い至ったという次第。
家内は、かって鉢の寄せ植えにしていたものが近くに飛び散って、生き残って来たものらしい、と言う。
 ニワセキショウとして認知してみると、この花が不思議な咲き方をするのに気がついた。
 先日来の真夏日続きの折のことだが、午前中咲いていた花が午後になったら一斉に消えてしまった。 花は何処へ行ったの?と探したが、萎れた花びらは何処にも見当たらない。 茎に小さな丸い緑の玊がぶらさがっているだけである。
そして翌日の朝にはまた花が咲き、午後になるとまた消えた。 花はどこから出て来て?どこに消えたのか? 
昨日、梅雨入り宣言が出て、一日中曇り空で、気温も低くなった。 そのせいだろうか?朝咲いていた花が夕方まで開いていた。 そして、夕方暗くなりかけた5時過ぎに、花が閉じ出したのに気がついた。
 あとはしばらく、芝生にしゃがみこんでカメラを向けた。
先ず、6弁の花ビラを夫々丸め、次に、それを内側に折りたたみながら小さくなって、最後にすっぽり収まった。
時間にして10分。結構素早い。
今朝見たら、口を閉ざして丸まったまま。天気は小雨だから今日は咲かないようだ。
 花は何回くらい咲くのだろうか?
天候により花が閉じる時間帯が違うだろうか?
丸い玉は花弁なのか?萼なのか?
不思議に思うことは多々ある。
小学生の夏休みの自由課題に丁度いいか?・・・と思いながら、
 爺さんはこれで今日も暇をつぶした。

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