2015年4月2日木曜日

扶桑のうす紅さくら


晴天の予報が外れて今日は一日中薄曇り、どちらかと言えば小寒く、
花曇りと云う言葉にピッタリの天気になった。
鳥も北へ変える時期だから鳥曇りとも云うらしい
人によって、花見はピーカン(この言葉はもはや死語らしい)よりも花曇りがいいと云う。
花びらの影が薄くなって、満開の桜の風情も柔らかくなるからなのだろう。

そう思ったら気が急いた。
木曾川遊歩道の駐車場のうす紅さくらを毎年眺めるのが習性になっているから、
これを見ずには今年の花見を終われない。
買い物ついでに自転車で木曾川まで足を延ばした。

うす紅さくらは満開だったが、予想よりもピンク色が薄かった。
近くにあるソメイヨシノのピンクとほぼ同じ濃さだ。
どうやら来るのが2日ばかり遅かったようだ。


代わって、辺りのソメイヨシノは、これぞ桜色!といわせるほどに染まっていた。
いい色合いだ!
花曇りに観る桜、確かにピーカンで観るより勝ると思った。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

このうす紅さくらは、有名なんですね。ネットで調べたら、エドヒガン桜特有の薄紅色の花を咲かせることから「扶桑のうす紅桜」の愛称で呼ばれる。樹齢90年、樹高15mだそうだ。
今朝,CBCラジオで、ソメイヨシノについて紹介していた。それによると
名前の由来は、諸説あるがオオシマサクラとエドヒガンの交配でできた。ソメイヨシノは種子で増えない。各地の樹はすべて接木(つぎき)で増やした。自家不和合性の強い品種でソメイヨシノ同士の可能性に劣り、ソメイヨシノの純粋な子孫はあり得ない。
樹齢は60年程度。したがって樹齢の長い天然記念物になるような古木はない。
ウイキペディアでも同様なことが記載されていた。サクラに関していろいろ知識を得た。
「知識、教養を増やすことは、人生を豊かにする」このキザッポイ言葉は、以前にも使いましたネ(笑)。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 地元ではよく知られた1本桜です。エドヒガンはピンクが濃いから1本でもよく目立ちますよ。その点、ソメイヨシノの1本もので銘木というのは聞きませんね。各地に同じ頃植えられたから寿命を迎えるのも同じ頃。一気に桜の名所がなくなるおそれがあると、いつかテレビで言ってましたね。