2015年11月19日木曜日

ワイン飲みのボジョレー・ヌーボー知らず

 酒を毎日飲む。暑いシーズンは別にして、飲むのは主にワイン。
 それもチリ産の3㍑入りボックス赤ワインである。
 夕食のとき約100ml飲むから、これで1ヶ月保つ。
 このワインにたどり着くまではいろいろのワインを試してきたが、
 数年前からこれに落ち着いた。安くて美味しいというのがその理由。
 近くのスーパーの定番品である。

PCのメールマガジンを読んでいて今日がボジョレー・ヌーボーの今年の解禁日だと知った。
その中にこんなことが書いてある。
 ボジョレー・ヌーボーとはフランスボジョレー地方の新酒に限ること。
 ぶどうの品種はガレ種のみ。
 発酵槽に房ごと投入して炭酸ガスに漬け込む。
 タンニンが少なく軽い飲み口で、赤ワインでありながら冷やして飲んでもよい。
 ボジョレー・ヌーボーの約60%を日本が輸入している。

へー、そうなんだ。単にボジョレ地方産の新酒の総称かと思っていた。
ワイン飲みのボジョレー・ヌーボー知らずである。

もう少し調べてみた。
 ガレ種は赤ぶどうだから、ボジョレー・ヌーボーの白ワインは存在しない。但し、白ヌーボーというのがあるらしいが、これはボジョレーではない。

炭酸ガスにつけ込む方法をマセラシオン・カルボニックというが、これはタンクの底のほうで重みで潰されたぶどうから果汁が滲みだし、自然発酵により発生した炭酸ガスに満たされるというものらしい。尤も、炭酸ガスを吹き込むという説もある。
サッポロビールのHP一部を貼り付けておく。

  


タンニンが少なくなるのは果皮を過度に絞らないためなのか?あるいは炭酸ガスの効果なのか?それについては不明。

ついでにボジョレーなのか?ボージョレーなのか?ボージョレなのか? 正解は、ボジョレ・ヌボが正しいらしい。 日本人がアクセントを表現するのに横棒をつけて書いているにすぎない。
でも、フランス人の発音にもばらつきがあるというから、どうでもいいということ。

で、ボジョレ・ヌボを飲むか?
 チリ産ワインのお陰で渋みに慣れているから、飲み口の軽いものをわざわざ買ってまで、飲もうとは思わない。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

先日、ラジオのトーク番組でボジョレ・ヌーボーを話題にしていた。それによると今年のボジョレ・ヌーボーは、今世紀最高の品質だとのこと。今世紀最高と言っても17年間でのこと。もっとも毎年、マイナス評価はあまりしない。品質がいまいちでも「気候が不順だったがそれなりに美味しいワインに仕上がった」とコメントする・・・・などの話しが出た。それとボジョレ・ヌーボかボージョレ・ヌーボーかどちらが正しいかも話題になった。ウイキペディアはボジョレ・ヌーボーの記載だとか、ああでもない、こうでもないと議論し「どちらでもよし、フランス人に発音してもらるのが一番」との結論になった。
ボジョーレ・ヌーボーがそれほど話題になっていなかった頃は、ボジョ・と言い、ボージョレ・と言わなかったように思う。最近はボーと延ばすほうが一般的なようですね。ボクはボジョ・と言うほうが好きだ。
ボクは全くアルコール飲料を口にしなくなった。賞味期限切れの缶ビールが数本あるが、この夏飲もうと思っていたが、ついに1缶も開けなかった。酒好きの家内は、少量だがワイン、ビール、梅酒など飲んでいたので、ボクも少しお相伴にあずかっていた。いまはその機会もない。
暑い夏、ビールをゴクンゴクンと飲み干せば、そのときは美味い!と思うがあとがたいへん。
オーバーに言えば、血は体内を駆け巡り、心臓がパクパクする。
こんな体質でよく30年以上ビールを生業として勤め上げたとものだと、最近よく思う。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん こういう酒の話になれば造詣の深い貴兄のお出ましを願わなけれならない。そう思いながら検索していたら、このHPに行き着いた次第です。
貴兄のようにアルコールに弱い人が酒屋を営んでいるという話を時として聞き及ぶことがありましたが、まあ、一人ですべてをやる訳ではないので、それはそれで大した問題じゃないのでしょう。
もう多くは飲めませんし飲もうとは思わない。適量を楽しませてもらいます。