2015年11月24日火曜日

金婚記念日


昨日が結婚50周年記念日だったが金婚式とは言わない。
何もやらなかったから金婚式もなし。
しいて言うなら金婚記念日だろう。

それらしいことは1年前に済ませてしまってある。
昨年、3回目の手術を終えて3か月過ぎたところで、
家族全員を舘山寺のホテルに集合させて、
退院と金婚記念を兼ねてささやかな祝いの膳を囲んだのがそれ。
家内が、亭主が1年先の金婚記念日まで生きているかどうかわからないと思って、
1年繰り上げて祝ってしまったという訳だ。

 そうした家内の危惧が外れたのだから、これを喜ぶべきだろう。
その家内だが、例によって3連休に娘が孫ふたりを連れて里帰りに来たので、
そちらの方でてんてこ舞い。
金婚記念どころじゃないよ!と、娘のいないところでぼやき節。

 昨日の朝方、「今日は金婚式の日だよ!」と娘と孫のいるところで言ったら、
どうやら、毎年この日はおじゃま虫している娘の方が気になったらしい。
夕食のとき小3の孫娘が「これ!お祝いです!」と云って、手渡してくれたのが、
1枚の絵。娘が孫と一緒に急いで書いたようだ。
お陰で、金婚記念日の何物にも代え難いプレゼントになった。

孫達は昨夜のうちに帰って行き、
今日から結婚51年目が始まった。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

1枚の絵、何よりのプレゼントですね。親の言うことを受けとめ、すぐ描いてくれる素直なお孫さんです。きっと日頃から母親の教育が行き届いているのでしょう。
ボクの金婚記念日は、再来年の3月。貴兄より1年半遅れ、と言うことになる。その2年前に急きょ右肺上葉を切除した。当時としては大手術であった。このことは既にブログで紹介した。もしこの災難なかりせば、本年金婚式を迎えていたかも知れない(別の相手)・・との邪念がアタマをよぎる。W
手術後50年、よく生きながらえたものだ。記念に一人ささやかにデラックスな夕食を食べに行こう!と思う。
ボクンちの最年長の孫は、中2年生で先日電話で話した。すっかり声変わりしてドスの効いた太い声にさま変わり。嫁が言うには、言うことを聞かない反抗期で手をやいている。父親のことはまだ素直に聞いているようだ。反抗期は「自立心の獲得である」という。そろそろジイジとしても「孫は可愛い!」から卒業し、大人として向き合う時期がそこまで来ている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん グジグジした女の子ですが、去年婿の実家で金婚式を経験しているから、迷わず描けたものと思います。貴兄のお孫さんは5つ上になりますが、うちの孫がその歳になるまでこちらが生きられるかどうか?
結婚を決めるまで皆さん夫々にいろいろ事情がお有りのようですね。思い通りいかなのも人生、思い通り生きようとするのも人生、残りの人生は成るがままでしょうか。平安あれと願いたいですね。