2015年11月29日日曜日

我が家は農協准会員

家内が庭に蒔いたエンドウのタネが芽吹き、今では30㎝ほどに成長した。
これを越年させるため、霜よけに地面に撒くもみ殻がほしいという。
たかが5株ほどの苗だからバケツ1杯もあればこと足りるのだが、
近くの農地に山ほど積み上げたもみ殻があるにはあるけれども、
これとて他人様の所有物だから、ちょっと失敬というわけにはいかない。
仕方がないから農協で買ってくるかと思っていた矢先に、
隣町のカントリーエレベーターに行けば無料で呉れるというニュースが、
農協のコミュニティ誌に載った。
昨日、それを貰いに行って来た。

このコミュニティ誌、たかが20頁程度ものであり、農協会員に配られている。
我が家は准会員だ。正会員8500人、准会員13000人で出資金は7億2千万円。
うち准会員は1万円の出資額。脱会の時に出資金は返ってくる仕組み。
准会員になると、スズメの涙ほどの金利がほんの少しだけ上乗せになるとか、ささやかなお中元やお歳暮、総会の記念品、さらに誕生日のプレゼントなどが届く。
せいぜいティッシュペーパー程度しか呉れない銀行や郵便局に比べれば、農協の会員サービスはなかなかよろしい。

元はといえば、我が家に一番近い金融機関が農協だという理由で、各種引き落としや、年金振り込みなどに指定したのが始まりだが、今のところ特に不便さを感じていない。
強いて言うなら、ネット通販を利用するには不便かもしれない。
ネット通販で振込手数料無料を狙うなら都市銀行口座は欠かせないからだ。

我が家のメインバンクは農協だといえば、何だか田舎臭い響きがあるが、
田舎住まいの実態に相応しいといえるだろう。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

5年前、我が家は信用農業組合の会員になった。加入には1口500円以上の出資が必要とのことで2口1000円出資した。毎年56円(税引後)配当が口座に入る。貴兄の加入している農協の会員、准会員とどう違うのか仕組みはよく分からない。
会員になったキッカケは、老後の蓄えとして都市銀行に預けっぱなしの定期預金を利息の多いJAに移し変えた。JAではいつもキャンペーンとして2年定期で0,3~0,4%の利息がつく。満期になるとその都度預け直しを繰り返している。
もう一つのキッカケは、5年前バス停で、おばあちゃん二人が次のような雑談しているのを小耳にはさんだからだ。おばあちゃん曰く「きょうは農協の招待で御園座で石川さゆりショーがあり行ってきた。よかったよ~、特等席で折り詰め弁当も出た・・・・」。
JAはそんなサービスもするのか。ボクも預金すれば、何か特典があるかも知れないと思ったが、それは甘かった。 
おばあちゃんがJAとどんな関わりあいがあるかどうか分からないが、恐らく5千万~1億円ぐらいの預金が必要? 拙宅近辺には、宅地開発でお金持ちになった農家をかなり見かける。
でもボクンちにもJAバンクの受付にいる女性2~3人が付近を巡回し、お中元、お歳暮を持ってくる。いつもウドン、冷麦セットと決まっている。
なしのつぶての都市銀行よりは親しみを感じますね。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん お宅の出資金は安い!それでもお中元お歳暮は同じもののようです。貴兄のほうが効率的ですよ。(笑)
御園座などのご招待は、仰るとおり預金残高に依るみたいです。
家内の友達の中に、招待が来る人来ない人がいて、話を総合すると貴兄の推定金額が基準になっているようですね。