2016年4月2日土曜日

花見客で賑わう裏で

明日は雨模様だから、今日が今年の花見の最適日。
満開の桜を求めて今日も花見。
歩きの目的もあるからという訳で、行き先を春の犬山祭に決めた。

お城に向かうメインストリートの混雑を避けて裏道からアプローチしたのはよいが、車山(犬山ではヤマと呼ぶ)が整列する針綱神社前の広場は、鳥居の前で13輌の車山が1輌ずつからくりを奉納するのを見る見物客で溢れかえって身動きが取れない。
人混みを掻き分け掻き分けやっとの思いで通り抜けた。
これだけで体力消耗、家内ともどもほうほうの体で逃げ帰った。


帰り道、木曽川河畔に向かい迎帆楼の脇に出た。
気が付くと、同楼は休館していた。
後で調べたら、HPが残っていて、休業中と書いてある。再開出来るのだろうか?
片や隣の松本館は玄関にロープを巡らせ、障子が破れかぶれ状態。
観光が売り物の犬山市の現状を物語るようで寂しい限りである。
観光客は多くても、泊客が少ないと云うことなのだろう。
 今日は観光犬山市の表と裏を見たような感じになった。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

犬山祭りの歴史は古いですね。ボクが最初に山車を見たのは、小学校入学前だ。母の実姉が羽黒に嫁入りし、ボクを連れて時々名古屋から姉の家に訪問していた。その時犬山祭りを見に行った記憶がある。
数年前、犬山祭りの日、明治村ボランティア役員の打ち合わせが夕方あり、ついでに見に行った。見物客で大混雑でした。
たしか迎帆楼は、14年前同窓会で泊まったホテルですね。名鉄は、犬山のホテルを組み込んだパック旅行を宣伝しているが、以前より泊まり客は減少し、ホテル経営もむつかしくなっているのだろうか。
中央線の定光寺も昔は人気の観光地で、ホテルも繁盛していた。数年前機会がありこの地を訪れた。庄内川岸壁にそそり立つ国際観光旅館千歳楼が倒産していた。さながら世界遺産となった長崎の軍艦島のように当時のままの状態で廃墟となっていた。ここで食事を楽しむのがあこがれのホテルだった。調べたら2003年倒産し、立ち入り禁止になっているが、ユーチューブに「廃墟探索シリーズ」として潜入し、投稿した人がいる。中は椅子、建物の設計図面など乱雑にちらばっている。視聴回数が3万回になっていた。
現在定光寺でがんばっている観光旅館は、鸚鵡亭だけになった。犬山と同じように観光客が減り、ホテル経営も大変になりつつあるようですね。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 山車と書いてダシと呼ぶところが多いのですが、犬山は車山と書いてヤマと呼びますね。とかく操り人形にとらわれがちですが、古い城下町の民家の軒先には祭り提灯を掲げ、昔ながら祭り気分を盛り上げる雰囲気を味わうのもよし、何十万円も掛けて作った衣装を子供に着せて屋台に載せる姿などを見るのもよし、見どころは多いですよ。伝統は今もきちんと受け継がれているようです。
迎帆楼はクラス会で泊まったところですね。再開は困難と見ました。
定光寺の千歳楼のことはテレビで見たことがあります。取り壊すにもお金が掛かるのでしょうが、廃墟は撤去すべきでしょうね。