2018年2月5日月曜日

胃カメラ検査の医療事故

昨日は長姉が嫁いだ義兄の13回忌。賑やかに26名が集まった。
ただ、前回の7回忌のときの主要メンバーの中から義兄の弟の顔が欠けた。
4年前に急死したことは耳にしていたが、死因は聞き及んでいなかった。
奥さんの話によれば、その死因たるや、何と、医療事故だった!という。

胃の調子が良くなかったので、胃カメラ検査でもやってもらおうかと、
軽い気持ちで一人で出かけたのだったが、
夜になっても自宅に帰らないので不審に思っていたところ、
病院から主人が危篤だと連絡があり、その夜うちに亡くなったという。
その病院はがん治療地域連携拠点病院に指定されている地域では著名な大病院である。
それ以上の話は、時間もなかったので、聞けなかった。

恐ろしい話である。
胃カメラなんて、今では内科の町医者でも簡単にやってもらえる時代である。
町医者では、そんな事故が起きたら、一気に情報は広がって患者は逃げていくだろうから、
相当に慎重に検査しているだろうと思う。
そう思ったら、へなちょこ医師に当たるかもしれない大病院よりも、
町医者のほうが安全なのかなぁ・・・と思えてしまう。

だがね、そうでもない話をボクのかかりつけ医の若先生から聞いている。
内視鏡指導医として地域の大病院に勤めていたとき、送り込まれる患者を診ていると、内視鏡診断に疑問を待たざるを得ない町医者が何と多いことかと、思ったそうだ。(このことは以前にも書いたかな?)

たかが胃カメラ、されど胃カメラ。
ボクはその若先生に任せているから、多分、問題ないだろう。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

それまでの病状がどの程度であったか分からないが、急死されたとは尋常じゃないですね。町医者にしても大病院にしても患者は担当医にお任せるしかない。
前回カキコしたボクの肺手術は、設立間もない県がんセンターで行った。ボクは名古屋工場に勤務していた。週2日工場に来ていた産業医が経過観察していた。先生は、すぐそばの大学医学部の助手。急きょ手術することになったとき、先生曰く「大学病院は実習上がりの先生にあたると好ましくないから県がんセンターを手配した」と言われ、出勤した当日に突然入院させられた。 先生自らそんなことを口に出すくらいだから、担当医がよい先生かどうかは運次第。大学病院だから安心とは言えない。診断にむつかしい判断が必要なときは別だが、信頼できる町医者のほうが良いこともありそうです。
「前回のカキコでボクの病名を肺気腫としたが結核腫の誤り。その他誤字脱字は想像して読んでください」

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 貴兄の病名について、了解です。誤字、脱字、勘違いなどのミスはお互い様。
大きな病院では研修医は勿論ですが医員クラスでも経験の浅い医師はいっぱいいます。
当然、そのような医師には経験を積ませるから、未熟による危険は当選ある訳ですね。
県がんセンターでも同じことがいえます。意外にも、ベテランと思える医師は少ないですよ。(ネットで検索)要は、チームワークで事故を未然に回避する、防止するなどの体勢をどう採っているかでしょうか。そのあたりは、患者側には分からないですよね。大学病院の場合は教育機関でもある訳で、その点では特に気になるところです。
貴兄の場合、付属病院を避けて、がんセンターを選んでもらえたのはベストだったと思えます。
町医者の評判を日頃からチェックしておくことも必要でしょう。いざという時のためにね。