2021年12月1日水曜日

自動車起終点調査

 この度、我が家の車が、国交省道路局による自動車起終点調査調査の対象車に選ばれてしまった。全国8000万台の自動車の中から、地域や車種のバランスを考慮した無作為抽出の結果だと案内書には書いてある。

調査日は11月28日と11月30日の2日間。
調査項目は出発時間と到着時間、運転者と同乗者の有無及びほかの交通機関への乗り換えの有無、高速道路の利用の有無、目的地、目的、距離など微に入り細に入り。
調査書には住所氏名がすでに打ち出されており、無記名調査ではない。
完全な個人の行動調査である。
勿論、調査に応じなくても罰則があるわけではないから強制調査ではないが、
プライバシーに関わる事柄も含まれる訳であり、
国交省は個人データの秘匿を厳守するというものの、把握されるのは気持ちの良いことではない。

回答方法は文書とネットから選択できる。
ボクは文書回答をするつもりだったが、記入ミスが重なってしまったのでネットで回答することにした。
国交省は30分で記入できると謳ったが、そんな簡単なものではない。
さぞかし、記入ミスが多いデータが集まるのではなかろうか?

これも善良なる国民の務めかと思いながら、面倒くさい作業を終えた。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

すごい競争率を勝ち抜いたわけだ。たつた2日間の調査で
全体の母集団が推定できるのだろうか?
老人のように出歩く頻度が少ない対象者の行動はバラつきが大きすぎる。まあその道の専門家が考え出した調査であり統計的信頼度はあるのだろう。
ボクが今までの競争率最大の当選は、現役時代従業員350人の年末仕事納め抽選会でただ一人の特等を引いた。全員の大歓声を浴びた。
大きなケーキを獲得した景品より350人分の1が当たった幸運を今でも忘れない。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 今回経験した調査について今まで聞いたことがなかったけれど、昭和3年から毎年5年毎に行っていると国交省は言っています。無駄な道路を作ったことはなかったのかと訊いたら、どんな応えが帰ってくるやら?
当たりくじと言えば、ボクの思い出すのは小学4年生のときの学生服のくじ引きです。
物資難の折から割当はクラスに1着だけ、最後に引いたクジでボクが当たりでした。おふくろは貧乏な財布から苦労して服代を工面したに違いありません。その2年後におふくろは結核で亡くなりました。忘れられない思い出です。