2014年5月24日土曜日

シーリングライトの取替

我が家を建てた34年前、当時蛍光灯といえばスイッチを入れてもワンテンポ遅れて点灯するものが主流だった。だから、我が家の天井に取り付けた蛍光灯は洗面所を除いてすべてこのタイプだった。
唯一、洗面所だけはスイッチを入れたら瞬時に点灯する蛍光灯だった。

その洗面所の蛍光灯がかなり以前から時々うっすらと点くだけだったり、ちらついたりして、そろそろ寿命かな?と思っていた。
そうこうしているうちに、先日の洗面台の配線トラブルがあり、
それをきっかけに洗面台のボール型白熱電球をボール型蛍光灯に換えた。
そしたらずいぶん明るくなって、反面、洗面室全体が薄暗い感じになった。
やっぱり天井の蛍光灯を換えなきゃ!
そういう訳で、早速、新しい器具探し。

以前にこのブログで書いた事だが、LEDの天井照明は蛍光灯に比べて割高だし、喧伝されているほど省エネにならないことを知っているから、先ずは同じような瞬時点灯式の蛍光器具を探した。
そしたら、どうだ、点灯管式そのものを売ってないではないか!
点灯管式蛍光灯の時代は、とおに終わっていたのだ。
では瞬時点灯式で何があるかと言えば、点灯管のない高周波点灯式、いわゆるインバーター式というやつだ。これなら、我が家でもリビングで使っているし、先日洗面台に取り付けたボール型蛍光灯もそれの一つだ。
しかし、インバーター式といえども既にすたって来ている。
電器量販店やホームセンターに置いてあるインバーター式のシーリングライトほんの申し訳程度の機種と数量に限られていて、目的とする蛍光灯器具を選択する余地はなし。
今や、シーリングライトの座は完全にLEDに取って代わられている。

では、LEDシーリングライトにするか?
でも、高いんだよねぇ、値段が。
そんなことを考え、躊躇していたら、新聞に折込チラシが入った。
6畳用のLEDシ-リングライトが5780円(税別)なり。
慌ててネットで調べたら、これより安い処なし。
かくして、我が家にはじめてLEDシーリングライトが入る結果になった。
取り付けには引掛シーリング器具を取り付ける必要があり、電気工事士の資格が必要なのだが、ここは自己責任で。工事そのものは至って簡単なもの。141円(税別)の器具を買ってきて、接地側を間違わないように電線を差し込んで、木ネジで取り付けて、終わり。


点灯して驚いた。36Wだが蛍光灯ならその2~3倍のW数が必要だろうという明るさ。
これならもっと小さいW数のLEDでもよかったが、生憎と6畳用以下のシーリングライトになると玄関用の物しかない。
これでまあいいか。
幸い、調光できるから、半分程度に光量を落として使うことにした。

今回、照明器具の進化を身をもって勉強させてもらった訳だが、
こと照明器具について自分の理解が如何に時代遅れだったか、思い知らされた格好になった。
ボクの知識の暗さは蛍光灯ならまだしも、行灯だったよ!

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