2016年8月14日日曜日

息子の胆のう手術 後日談

息子が、胆のうの切除手術を受けた日から数えて4日目に退院の許可が出て、翌日の5日目に退院した。入院日数は6日間。退院当日も日数に入れられるのはどこの病院も同じ。
びっくりするのは差額ベッド代。
御茶ノ水のJ大学病院は3万円以下の個室がない。
息子は35700円の部屋だと言っていたが、ボクが入ったN日赤や家内の入ったN大学病院の個室の倍以上ということになる。現場を確認していないが、広さも設備もこちらとはさほどの差はないとみた。しかも予定日数分を前払いだそうだ。
さすがは東京メラボーめぇ!土地代が高いからか?需要と供給の関係か?
経時的にも最短の日数で済んでよかった!

退院してから息子からの報告に血液型の話があった。
手術前に血液型をチェックをするのはどこの病院でも同じで、
今回もABO型とRh型だけの予定だったが、
自分がまれな血液型のDi(b-)(ディエゴビーマイナス)の持ち主であるので、
そのことを申告して検査をして貰い、その上で、病院が唯一保管していた同型の血液を緊急時用に確保して貰った、とのこと。
息子は以前に献血した時に同型の保持者だということが判り、それ以降、献血要請に応えられるよう連絡先の電話番号を献血センターに登録してある由。
息子曰く、この型は遺伝なんだから親の方も同じ型の可能性がある訳で、今後手術するときは
きちんと検査してもらうようにしなさい、と。
なるほどそうか。
ボクも家内もまれな血液型まで調べられたことはない。
昔の献血ではそこまで調べてくれなかっただろうし、入院手術の時も調べられたことがなかったと思う。

ネットで調べたら、昔よく云われたRh(-)は200人に1人で、今ではまれな血液型には含めないという。
まれな血液型と言われる血液型には1型と2型があり、Di(b-)は2型に分類され、日本人の400人に1人の割合だそうだ。
因みに、Di(b-)以外を輸血されると一回めはOKだが二回目は溶血するらしい。
怖い話であった。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

息子さんの病気、大変だったですね。
調べたらボクの家内も16年前、腹腔鏡手術で小指ほどの胆石を摘出した。7日間入院した。手術の20数年前から胆石もちで、手術するかどうか迷っていた。その間医学も進歩して手術も身体に負担をかけることなく可能になった。家内はいろいろ病気を抱えていたが、胆石の手術だけは遅らせてよかったと話し合ったものです。
ボクが50年前ガンセンターで右肺上葉を切除した時代は、病院は胆石手術の患者も受け入れていた。それなりに大手術だったのでしょう。
胆石もちの若い入院患者と仲良くなり、病院内のロビーで「あの看護婦は良いとか良くないとか」品定めして盛り上がった思い出がある。
東京の特別室は高いですね。東京に住みたくない。ボクの家内もその半額程度でおさまった。がん保険でおつり出て、入院していたほうが金額負担は少なくすんだ。
血液型は複雑なんですね。昔そんな検査はしない時代、病状悪化の場合、不十分な解明で処理していたのだろうか。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 胆石を取るのだから大した手術じゃなかったのだろうと思います。親が見舞いに駆け付けなかった程ですから。
16年前に奥方が胆のうの腹腔鏡手術を受けられた由、その当時に比較すれば、今は格段に技術も上がっているでしょうねぇ。傷口がいたんだのは手術翌日までだたそうです。
50年前の貴兄の手術はさぞ大変だったことでしょう。看護婦さんのケアの有難さは経験したものでないと実感が薄いかもしれませんね。夫々個性があって観察するのが患者の気晴らしになる。ましてや貴兄は若かった。
奥方にがん保険が適用出来たのは不幸中の幸いでしたね。東京だとがん保険で差額ベッド代の半分も賄えない。東京は異常としか言いようが無い。