2016年10月8日土曜日

クモの巣の不思議

今の時期、庭先のあちこちに女郎蜘蛛の巣が見られる。
今朝雨上がりに何気なく見上げて気がついたのが、クモの巣についた水滴模様の不思議なこと。
クモの巣の中心で蜘蛛が頭を下にして獲物が掛かるのを待っているのだが、巣の中心部には明らかに水滴が付いていない。また、周辺部でも水滴が付いている部分と付いていない部分が明瞭に区分けされている。
水滴がついていないところは葉影だったわけでもなく、雨がまんべんなく当たっていたはず。
こうした水滴の付き方は全部の巣について言えるが、そのデザインは違っているから、蜘蛛が意図的にそうしているに違いない。


蜘蛛は水滴を付けるか付けないかどうのようにして区別をしているのだろうか?
雨滴の付いていないところは蜘蛛が撥水加工をしているのかもしれない。
蜘蛛の糸の研究が進んだ結果、人工の「クモ糸」が量産化されるところまで来ているそうだ。
蜘蛛の糸の撥水加工もやがて解明される時がやって来るだろうか?
あるいはボクが知らないだけで、既に解明されているかもしれない。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄のブログを見て、早速雨あがりの庭に出て、蜘蛛の巣を観察した。いままで巣の形など気にもとめなかった。庭の手入れもままならず木々の間に足を踏み入れていないので、蜘蛛の巣はざあ~と15ぐらい張り巡らされていた。
最初の糸(足場糸)の引かかりは、遠くから長く引っ張ってきて、巣の形も不自然な円形になっている。木の脇というより、木と木の広い空間に網を張っている。貴兄のブログ写真のようにきれいな形状で、外周だけ水滴?があるような特長は見られなかった。
ネット検索すると、枠糸(ワク糸)→縦糸→横糸(同心円状)の順に作られる。網の中心付近は横糸がない。網のなかで粘り気があるのは、横糸だけ。横糸を見ると数珠のような粘球が並んでいる・・・・とある。
拙宅の蜘蛛の巣に粘球は見られなかったが、網の中心付近はやはり横糸が少なかった。
添付の写真は、典型的な幾何学模様の蜘蛛の網でとてもきれい。
見ると中心付近は横糸が少ない?したがって外周に見られるような粘球(or粘球に付着した水滴)が見られない。
以上このように推察したが如何でしょうか。外周にも1部水滴のない箇所があるのは、蜘蛛が粘りけを分泌するのをさぼった?(笑)

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 貴兄もお庭で観察しましたね。
見て、考えて、自分で調べる。これ、いいことですよね。
何気なく見過ごしてきたなかに、まだまだ知らなかったことがいっぱい残っている。
年寄りも好奇心を持ってボケ防止に努めましょう。(笑)