2016年12月6日火曜日

MCIについて少し勉強した


先日テレビに出ていたもの忘れもの外来の奥村歩先生の本を読んだ。
読み終わって、ボクはまだMCIと言われるところまでは至っていないようだと、少し安心できた。

もの忘れと言ってもMCIが心配されるもの忘れと、心配のないもの忘れがあるという。
MCIが心配されるもの忘れは、自ら体験したこと全体をすっぽり忘れたり、傍からみた人が違和感を感じたり、忘れたことについてヒントを貰っても思い出せなかったり、繰り返しもの忘れをしたり、もの忘れの程度が時間とともに悪化したりする場合だという。
これに対して、名前や常識的な知識などの失念、一部分だけの忘れ、傍から見ても気にならない程度のもの忘れや、ヒントを与えると思い出せたり、偶発的なもの忘れの場合などは心配ないという。
ボクの場合は繰り返し同じもの忘れを繰り返すことがあり、もの忘れの回数も増えているから、まったく心配ないとは言い切れないとしても、そっくり忘れて傍から注意されたり、ヒントを貰っても思い出せなかったりはしていないから、当面はMCIではないとしておこう。

認知症から逃げ切るために、一にMCIにならない食事、二に運動、三にニューロビクスで、四に医者や薬と上手に付き合うこと、と本は説く。
脳の老廃物であるアミロイドベータを溜め込まないためには、糖分控えめの高タンパク食や抗酸化物を多く含む食品を摂ること。運動をすることによって脳血流が増え、神経細胞のネットワークが活性化すること。ニューロビクスとは聞き慣れない言葉だが、ニューロンにエアロビクスのビクスをくっつけたもので、興味のあることについて積極的に関わり、脳を刺激することとボクは解釈した。
高血圧、糖尿病、メタボリック症候群などは血管に悪影響を及ぼし、ひいては脳血流の阻害要因になってアミロイドベータの沈着を促進するという。
仲々難しいところはあるが、今後の参考にしなければならないところである。

余談だが、本は近くの図書館になかったのでamazonから中古本を買った。
ほぼ新品が2/3の値段で買えるのだからこれを使わない手はない。
しかも1冊でも送料無料で居ながらにして届けてくれる。
本を買うならamazon の中古本を狙え!

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

早速、本を購入して勉強しましたね。それだけの意欲があれば貴兄は、認知症とは無縁でしょう
先日、夜15分間Eテレビで放映している健康番組で、認知症関連でMCIを取り上げていた。ちら~と観ただけであったが、MCIと診断された人は、5年後に50%の人が認知症になるとの発言があった。(その中にアルツハイマーの人も含む)。
MCIをネット検索して上記の記載があったが本当かしらん? とカキコしたが、まんざらウソでないようです。
ボクも貴兄ほどでないが、今秋いろいろな健康診断チェックの結果は、すべてノープロブレムのコメントをもらった。食事は留意しているし、ウオーキングも毎日実行するよう開始した。
当面は、認知症の心配はないだろうと勝手に思っている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん MCIから認知症になる人の割合については、この本にもそのように書いてありますよ。施設に入ったからひとり住まいということにはならないと思いますし、人的交流もお嫌いではないようですし、それに好奇心が強いし、運動もしているし、まあ、貴兄は大丈夫でしょう。(笑)