2017年12月30日土曜日

来るものは来る

喪中だからと云っても来るものは来る。
来るのは正月だ。正月を祝わないというだけのこと。
おせち料理を作らなくてもいいので、家内はホッとしている。

亭主の役割は例年と左程変わりない。
縁起をかつぐ訳ではないが、苦餅を避ける意味で28日に餅をつき、昨日の29日に切り餅に切り分けた。今日の昼食は、チーズを挟み海苔を巻いた焼き餅が昼食代わりになった。
あとは大掃除。
体力が衰えているから、若い頃のように勢いよく一気に掃除する訳に行かない。
ボチボチである。
只、脚立を使って高いところのホコリを拭うのが、普段の掃除と違うところ。
脚立の昇り降りが結構大変になって来た。
年内に終えなければならないことではないので、休み休み、気儘にやっている。

息子夫婦は、正月休みを利用してヨーロッパツアーに出かけるので、こちらに帰省せず。
代わりに娘が孫二人を連れてやってくる。
娘一家は、例年、年末から旦那の里の仙台へ行くのだが、今年は、上の孫娘が元日に地元の神社で神楽を舞う役を仰せつかったので、仙台に行く訳にいかなくなった。
従って、舞終わってからこちらに来るというのである。
家内は、無理して来なくてもいいよ、と娘に言ってやったのだが、
娘と孫はこちらに来たいのである。
これも来るものは来るという類だが、こちらは押しかけて来るというやつ。

掃除の合間に以上一筆!

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄宅は、新年を迎えるにあたり良き風習を守り続けていますね。ボクの実家では、自宅で餅をつき、切り餅をつくるなどの習慣は、ぼくの中学時代で終わった。それ後は、市販のもので間に合わせるようになった。おせち料理もだんだん自製のものは少なくなった。
家内の実家もそうした伝統的風習はなく、家内もそれにならって正月の手料理は少なく、市販のものが多かったように思う。
ボクの正月は終日施設暮らし。20人いる自立者は、空き家にしている自宅に肉親が集まったり、娘、息子の家に泊まったりして夕食を食べない人も多いようだ。正月3が日3食とも施設で食べる予定の仲間(男)2、3人で「ぼくたち孤児どうし、よろしく」と言い合っている。
息子たちの正月は、次男家族はハワイ旅行に出かけた。長男家族は、孫の受験準備で1/3に本人だけ墓参りで来名、トンボ帰りで東京に帰る。昨年の正月は家族で北海道のニセコに行きご無沙汰した。さすがに気が引けたか?
なんだかんだといって嫁はやっぱり自分の実家が快適。旦那のほうは、2のつぎになるのは仕方がないですね。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 孤児とは言い得て妙。自宅を残している人がほとんどと言うか、貴兄のように自宅を処分した人が少ないと言うことなんですね。
人みな母系を基本とするのでしょうか、盆正月の帰省も母方優先は仕方がない。
男一人残されるとつらいですね。ご長男が墓参に来られるだけでも良しとしましょう。
我が家の餅つきは餅つき機でやるから簡単ですよ。おせちつくりは結構厄介だから、家内は今年は免れてホッとしていますよ。来年からはセットで調達するようになるかもしれません。時代の流れはそういう方向ですね。