2018年5月10日木曜日

景観の破壊者


2日前に近所から重機の音やチェーンソーらしき音が聞こえて来たが、昨日、散歩に出かけてその正体が分かった。ご近所さんの屋敷内にあった木立の伐採だった。 

写真はお屋敷を北側から今日撮ったもので、木立が見事に無くなっていた。
切られる前の様子と比較しようと思ったが、あいにく手持ちの写真がないので、
Google Earthから画像を借用した。 


お屋敷の北側にあった木立はの高常緑樹が主体で風除けになっていたし、昔ながらのちょっとした森の様に見えて、それなりの景観を呈していた。
だから、なんて無体なことをしたものか!と、他人事ながら残念に思う。

お屋敷は450坪とか600坪とかの噂。
今年1月に風呂を空焚きして母屋を全焼させたと思ったら、道路の取っ付きに新しく住居を新築、もうすぐ完成する。一体あの火事は何だったのか、誰も口に出しては言わないが、疑いの目で見られても仕方がないタイミングである。
娘と旦那を異常な亡くし方をしたお婆さん遺族の住まう家にしては立派な平屋建てである。
遺産相続対策のために、屋敷の大部分を住宅業者に売ったようだ。
そのうち分譲住宅が建ち、辺りの様子がすっかり変わることだろう。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄宅と旧拙宅周辺の景観はよく似ている。古い家と新築住宅がまじりあっている。拙宅付近のほうが建屋がもう少し混んでいるいるかな。
拙宅付近も少しずつ景観が変わりつある。左隣住人2軒は、一人住まいだったが現在両方空き家になっている。右隣2軒の住人は、旦那に先立たれ一人暮らし。近い将来新築戸建に更新されるだろう。
隣組のなかでは、拙宅が一番早く取壊しとなり、新築戸建に変わった? 1月中旬に拙宅がどうなっているか見に行ったら、すでに更地となり、ミニシャベルカーがポツンと置いてあった。
新築住宅が3月中旬完成、4月売り出しの予定のようだった。すでに新住人が住んでいるかも知れない。5月20日に付近の葬祭場で家内の3回忌があるので、両息子家族をしたがえて、そっと周辺を視察しようと思っている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 名古屋圏、特に江南以北の犬山線沿線は地価が安いです。それだけ田舎だと思われているのでしょうけど、名古屋市内や都市部のちょっと辺鄙なところよりもなんぼか便利で生活しやすいですよ。そういった穴場的存在だったところでも、今は徐々に宅地開発が進んでいるのです。緑区、天白区ではまだまだ開発の余地があるようですね。既に開発されたところでは世帯交代により、既に廃れて来ているところも多いようですね。典型的なのが高蔵寺ニュータウンと言われた地区でしょうか。
広い土地の地主は遺産相続の度に払う税金の工面のために地所を切り売りしなければならないから、徐々におおきな区劃が失くなって行きますね。
長く住んだご自宅が無くなって寂しいでしょう。跡地をそっと覗く気持ち、解りますよ。ひととしてごく自然な感傷とでも言ったらいいのかな。行ってらっしゃい。