2019年4月17日水曜日

芽吹きの頃


近年、桜は新しい品種も増えてきて、これから咲こうとしている桜もある。
その一つがイチヨウ。緑地公園ではそれがやっと開花しだした。
八重桜の一種で、花の中心部に葉の形に変化した雌しべ12本が突き出しており、
これが葉に見えるところから名前がついたそうだ。
ソメイヨシノが散ったあとも、しばらくイチヨウが目を楽しませてくれるだろう。
イチヨウは派手で艶やかだ。
あたりの木々が芽吹いて新緑に包まれた景色の中では、程よくバランスが取れるはず。
それが見られるのはもう直ぐだ。


扶桑緑地では、今が丁度、エノキとムクノキが芽吹いて新緑の一歩手前といったところ。
対岸の伊木山も若緑に覆われた。
木曽川の川面は空の青を映して清々しい。
写真の赤く見える花は枝垂れハナモモ。
旬は過ぎたが、春の色にグラデーション効果を演出している。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

いよいよ新緑の季節到来。このところ貴兄は、散歩に励んでいるようですね。今年のソメイヨシノはいつもより長く楽しめた。それでもパッと咲いてパッと散ってしまう。
この時期になると下記の俳句を思い出す(昨年ブログにカキコした)。
  咲く一気 散るも一気の 桜かな
これはボクの作句でなくネット掲載された俳句愛好会メンバーの句です。
いま施設の中庭には、いちばん大木のヤマボウシが満開に近い状態になった。入所して最初に名前を知った樹木です。図鑑を見ると梅雨の頃に咲く白花は清楚で美しいとあるが環境の違いか早く咲く。
先日の北海道ツアーで見た雑木林は、シラカバ、ダケカンバらしき樹木がとても多い。
広大な牧草地の遠くに見える丘の上には、樹高が揃った枯れた高木が整然と一列に並んでいるのをよく見かけた。あれはシラカバ? ダケカンバ?
こうした冬の景色はボクにとってとても新鮮だった。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 新宿御苑のイチヨウが有名らしいです。園遊会の時期に合わせて咲く桜を植えたのだそうですね。そういう桜がまだ各地で観られるわけです。一気に終わってもらいたくない桜かな、ですね。
アメリカハナミズキが咲きだしました。ヤマボウシもミズキの類じゃなかったかしら?
肌白いカンバの林は印象的ですね。もうすぐ芽吹くでしょう。芽吹いたカバの木の林は、それはそれは素晴らしいですよ。岩手内陸歩にある早坂高原のシラカバ林が強く印象に残っています。
気候が良くなってきました。是非また旅行におでかけ下さい。