2021年11月16日火曜日

親友の訃報

一昨日、高校時代の同級生H君の訃報が届いた。
堪えられないほどの寂寥感に襲われた。

奥方の話によれば、
死亡の前日、自ら食べたいと言って寿司屋へ出向いて昼食を食べ、
家に帰ってからしばらくして不調を訴え、
救急車を呼べというので救急車を呼んだ。
コロナの折から、病院での付き添いを断られたので自宅に戻ったが、
その時まで会話が出来ていた。
それなのに、日付が替わった午前2時に病院から電話で悲報を知らされた。
葬式は要らないと生前に言われていたが、
そんな訳にも行かないので家族葬を執り行ったよし。

本人は勿論のこと家族や事情を知る周りの人たちは、
この時の来ることを覚悟していながらも、
もっと長く生きてほしいと願っていたはずである。
心臓弁膜症のために人工弁を入れていたが、
10年過ぎたところでもう1回入れ替えたらどうかと医者に勧められたものの、
それを断って14年生き続けた。
覚悟の死と言えなくもない。
自分なりのライフスタイルを持ち、頑固で意志の強い彼にピンコロはふさわしい。

訃報を聞き、アルバムを広げてしばし追想に耽った。
1987年 八幡平 田沢湖
1988年 三陸海岸 十和田湖 八甲田
1989年 秋保温泉 平泉 須川温泉
2000年 美ヶ原 霧ヶ峰
2001年 上高地
2001年 立山黒部
2002年 新穂高 飛騨古川
2003年 乗鞍高原 安曇野
2004年 妙高 戸隠 小布施
2005年 万座 草津 別所
2007年 野沢温泉 飯山
2008年 平湯 上高地
気の置けない旅仲間は2002年から1人増えて4人になったが、
それまでは3人だけの1~2泊の旅だった。
思い出を一杯残してくれた親友の冥福を祈ろう。(合掌)

2 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

リタイア後もずいぶん濃密な交流があった親友だったんだ。寂しい限りです。
同年代の有名人の訃報をよく耳にする。いつ我が身にふりかかつてもおかしくない。
仲間とうし、つかの間の快楽を求め毎日くらそう! と軽口をたたいているがコロナ禍でそれもままならない。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん ボクと違って、軽口を叩ける貴兄はまだまだ大丈夫だ!100歳を目標にして頑張れ!(笑)