2010年7月9日金曜日

中欧ツアーで見た樹木(2) セイヨウトチノキ


セイヨウトチノキの並木道と言ってもピンとこないが、マロニエの並木道といえば即パリのシャンゼリゼ通りを連想する。マロニエはセイヨウトチノキのフランス名だそうだ。
トチノキが県の木だから、宇都宮にはさすがに立派なトチノキの並木道があるようだが、ボクの初見は盛岡市内だった。こちらはセイヨウトチノキの近縁種。
両者の一番の違いは蒴果に刺が有るのがセイヨウトチノキで刺がないのがトチノキとのこと。
ツアーで中欧を訪れた1ヶ月前は、ちょうどセイヨウノキが真っ盛りで、なかなか見ごたえのあるものだった。
花が白色と赤色の2種類あるのを見た。


検索して分かったことだが、ベニバナトチノキというのもあるらしい。
松戸市内で並木道になっている写真を見た。
こちらはセイヨウトチノキとアメリカのアカハナトチノキの交配種だそうで、
赤い花の方は、あるいはそれかも知れない。

街路樹にはその他にニセアカシヤをよく見かけた。
同じような白い花が咲いているのだが、花序が上に向かって咲いているのがセイヨウトチノキで、下向きに垂れ下がっているのがニセアカシヤ。
今も印象が強く残っている。

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