2010年7月24日土曜日

境川部屋


昨日の中日新聞のトップ記事は境川部屋宿舎問題。
暴力団関係者が取締役を務める建築会社から土地を提供されたものだという。
テレビも一斉にこれを取り上げた。
問題の宿舎は我が家から1キロ離れたところにあるが、取材のヘリコプターが旋回しては我が家の上空近くを通るので実にうるさかった。

今日、木曽川へ出るついでに通りかかったが、昨日の騒ぎが嘘のように静かであり、若い力士が洗濯したりする姿が見られる程度で、平穏そのもの。

報道された内容の真実がどうなのか知る由もないが、近くにいる町民の一人として、大げさに騒ぎ立てるマスコミに反発を感じざるを得ない。
夏場所開催中の愛知県体育館に通うにも1時間位かかるようなこんな田舎町で、回りが畑と住宅に囲まれた場所に、練習用の土俵も確保できないような狭い土地にしか宿舎が確保出来なかったという、このことだけでも相撲部屋を維持存続させる大変さが察せられようと言うものだ。

刑務所に入っている息子が取締役に名前を連ねていると言われた問題の建築会社は宿舎の直ぐ近くにある。
テレビのなかではゼネコンみたいな大きなビルのようにイラストされていたが、それはとんでもないウソだ。2階建ての文化住宅である。

テレビでみた境川親方の「組関係者とは知らなかった」という話に嘘はないだろう、そう信じたい。

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