2012年5月15日火曜日

古いパソコンの使い途


友人のUさんが断捨離のことをMLに書いた。
自宅を自立型介護施設として終の棲家にするために、家の中の整理をはじめたそうだ。
この歳になると皆さん、考えることは同じらしい。

捨てるのはなかなか難しい。
兎に角捨てようと思って手に取ってみるものの、まだ使える、捨てるに忍びない、などと思って、躊躇してしまうことが多い。

そんな物の一つに古いパソコンがある。
OSにWIN98SEが入っている2代目のパソコンで、12年前に買った。
7年前に3代目のXPデスクトップを買ったから、5年間使ったことになる。
その5年の間に、HDDが壊れて10Gから40Gに取り替えてある。
4年半前には4代目のVistaのノートを買ったので、98SEはほぼ無用になった。
3年ほど前、パソコンの仕組みの勉強のためにLinuxとWin98SEのDual‐bootにして遊んだことがあるが、それ以外に使うことなく、ホコリを被っていた。

さて、この古いパソコン、捨てようか?捨てまいか?先日来考えてきたが、やっぱり、使えるものを捨てるのは勿体ない、ということになった。
そこで考えたのが、現有3台のPCでホームネットワーク化して、98SEの40GのHDDをストレージに使う方法。
ネットワーク構築の方法を探すのに少し手間取ったが、分かってしまえば至って簡単だった。XPに入っているネットワークセットアップウィザードを使えばよかったのだ。

結果は良好。
3台のPCは電源が入っていればどのPCからも、相手の共有ファイルが見られて、データの移動もクリック&ドロップでOKになった。
増えた40GはPC内にある古いデータのうち、使わないけど捨てられないデータのストレージ用に使うつもり。
もっとも、98SEはOSを更新したばかりだから、動きの軽いこと軽いこと。
サクサク動いて気分が良い。
勿論、インターネットもOKだが、98SE用のセキュリティーソフトが世の中から無くなったみたいで、ルーターを通す以外は無防備のハダカでネットに繋げなければならない。
恐ろしいから、極々限定サイトの閲覧だけに使うつもり。

目に見えないデータ類の整理もまた断捨離のうち、と言うことで、
またまた、パソコンで遊ばせて貰った。

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