2013年2月24日日曜日

寒気の中 枇杷の花薫る

昨日今日は寒気が厳しい。
かと言って、家に閉じこもれば自ずとPCに向かう時間が多くなって、
腰痛持ちにはよろしくない。
そんなことを考えながら、1時間ばかりの散歩で、体をほぐした。

昨日、木津(こつ)用水沿いを歩いていたら、爽やかな薫りがほのかに漂って来た。
思わず立ち止まった。横を向くと、そこに枇杷の木が1本あった。
はて、枇杷の花は、こういう香りを放つのか?
と、近くに寄って、花に鼻先を近づけた。
間違いない、枇杷の花の香りであった。

香りの表現は難しい。
ソムリエがワインをテイスティングしてはいろいろと香りを表現するのを聞くと、
その表現の巧みさにいつも感心するのだが、やはり経験が一番ものをいうのだろうかと思う。
枇杷の香りはいつか何処かで嗅いだことのある香りに似ているのだが、それが何だったのか、思い出せない。爽やかさという点ではジンジャーの花に似ているか??

気になったので、ネットで調べた。
自分の経験値にもっとも近いのは「杏仁」と出た。
そう言われればそうだと納得した。

ついでのことながら、枇杷はバラ科で、花は12月に咲き出すと書いてあるが、
今頃まで咲いているのは、今冬の寒さのせいかも知れない。
そう言えば、ご近所では梅の花もまだ咲かず、蕾のままだ。
今日も北から寒気が南下しているそうだが、これで今年の最後にしてほしい。



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